麻雀を我流でネットで始めた人とかでありがちなのが、「絵合わせしたのになぜか上がれないときがある」という悩みかなと思います。
これはいわゆる役がない問題なわけですが、この概念を理解しやすい例として借り物競争にたとえて解説します。
多分3分くらいで読めます。
麻雀とは借り物競争である
麻雀は誰よりも早く上がりを整えたものが勝ちという点において、かけっこに近いゲームです。
ただ、とにかく早くゴールすればいいか、というとそうでもない面もあります。
なぜかというと役という概念があるため。
麻雀では「形を整える+役を満たす」という2つの条件をクリアした時ゴールできる二段階認証のレースなのです。
つまり運動会でいうと、借り物競争のようなイメージとなります。
麻雀で借りてくる役は自由で良い
じゃあ、麻雀で借りてくる必要がある役ってどんなものなのか、という点を解説します。
借り物競争の場合は、チェックポイントでくじを引いて、指定のものを持ってくるという流れになりますが、麻雀ではそんな感じの指定はないです。
みんな自由に、指定となる37個の役のうち、少なくとも1つ以上を用意すればOKとなります。
この37個の役は、難易度の違いとかもあって、等価ではなく、難しい役を決めてゴールすれば、より高得点がもらえる、そんな感じのフィギアスケートみたいな側面もあるのが特徴です。
配牌で選ぶ麻雀の借り物(役)の具体例とパターン
でも自由に選んでよくて37個もあったら、どれを選べばいいか、全然わからないんだけど、、というひともいるかと思います。
そこで、この項では、こんな配牌だったら、こんな感じの役がおすすめ!という具体例をいくつか紹介します。
麻雀の役は出来方がいくつか決まっていて、そのタイプは以下の通り。
ここに書いた役たちがよく使われるものなので、まずはこれらを覚えましょう。
で、どんな配牌の時、どこを目指せばいいのか、というと以下のようなイメージ。
役がつく牌が2枚以上ある・・・役牌系
マンズ、ピンズ、ソウズのいずれかが過半数を占めている・・・染めて系
1、9、字牌が多い・・・チャンタ系
同じ牌の組み合わせが4つ以上ある・・・トイツ系
普通に手が良さげ、形が整っている・・・順子系、手なり系
どうしようもねえ・・・偶然役系
結局はつも次第ではありますが、ざっくり「こんな役かなー」みたいなビジョンを描いていきましょう。
終わりに
ここまでざっくりと麻雀の役について紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。
麻雀はかけっこではなく借り物競争と覚えておくと、役がないで上がれない問題もすんなり理解できるはず!
ぜひ役をマスターして勝利をつかんでいきましょう!
ではまた。良い麻雀ライフを!