ルール

相関図で覚える麻雀役一覧!全ての役は7タイプに分類できる

麻雀の役っていくつあるかご存知ですか。

実はローカル役を除いて37個あります。

麻雀のルールや役の種類はやってるうちに自然と覚えてしまうものですが、初めて麻雀を覚えようと思ったときに、この37個という数字は結構多いですね。

まずは、最も重要な基本5役(タンヤオ、役牌、メンゼンツモ、リーチ、ピンフ)を覚えて、あとは実戦で覚えていく、あるいは一気に37個覚えてしまうなど方法はいろいろあります。

そして、「うわー、37個も覚えられるかい!」という人は相関図から覚えてしまうというのも一つの手です。

今日は相関図から麻雀役を理解する方法について紹介していきます。

※記事の末尾にタイプ別の麻雀役一覧もつけているのでタイプ別に役を覚えたい人はそちらをご利用下さい。

麻雀の役は大きく分けると7タイプ

麻雀には37種類の役がありますが、役の考え方としては大きく7タイプに分類することができます。

以下の図は役を7タイプに分類したもので、それぞれのタイプに対し、適当に名前をつけました。

主に役のでき方ごとに分けていて、

1.役牌を用いた役牌系

2.一つの色で作った染め手系

3.ヤオチュー牌で作るチャンタ系

4.縦のメンツで作るトイツ系

5.横のメンツで作る順子系

6.面前の手なり役に付けることのできる手なり系

7.一発、天和など偶発的な出来事に起因する偶然系

に分類しました。

この分け方のよいところは、字牌が多いから字牌系の役を狙っていこう!とか順子に伸びてきたけど狙える役はどれだろう、というように手作りの最中のマップ代わりに用いることができることと、それぞれのタイプの最高進化系である役満をイメージしやすいことです。

平和手が大三元になることはないですが、七対子が二盃口になり、それが大車輪に伸びるようなことは稀にあり得ます。

そういった成長の上位互換関係を矢印で示しています。

ではそれぞれについて説明していきます。

役タイプ1:役者ぞろいの役牌劇団

まずは、役牌系のタイプから紹介していきます。

役牌系の基本形は役の付く牌をメンツにすることです。鳴いてもOKで、とにかく役牌を3枚集めることで役が付くという役者だのみな個人技重視のグループです。

役牌系の役一覧

役牌系の役の一覧は以下の通り。※リンクは詳しい役解説に飛びます

大三元(役満)…三元牌を全てメンツ(3枚集める)とする

小三元(4役)…三元牌のうち2つをメンツ、1つをトイツ(2枚集める)とする

役牌(1役)…三元牌、または自風牌か場風牌をメンツにする

・小四喜(役満)…風牌4種のうち3種をメンツに、一つをトイツにする

・大四喜(役満)…風牌4種をすべてメンツとする

※大四喜と小四喜を併せて四喜和といいます。

役牌系の役の特徴

役が付く牌としては場風、自風、三元牌があり、場風は東場なら東、南場なら南が役牌となります。

自風は自分のポジションによる役牌で、東家(親)なら東、西家なら西が自風となります。こちらは自分だけの役牌なのでほかの人と競合しにくいという特徴があります。

三元牌は常に役がつく牌です。白、撥、中がそれにあたり、英語では常に役がある重要な牌としてドラゴンと呼ばれています。

出世コースは単純で、風牌、三元牌と同じ種類を全てメンツで集めることにより一気に役満まで駆け上がります。

三元牌をすべてメンツとしてそろえると大三元、四風牌をすべてメンツでそろえると大四喜という役満になります。そこまではいかなくとも、三元牌のうち2種類をメンツ、残りの1種類をトイツにすると小三元という2役(役牌分を入れると4役)となり、風牌の場合、3種類をメンツにして1種類をアタマにした場合でも小四喜という役満になります。

とにかく役の確定が早いのが特徴で、役牌は特急券と呼ばれることもあるスピード感のある役として知られています。

逃げ切りたいときなどにオススメです。

役タイプ2:排他的なエリート染手一族

続いては染め手系について説明していきます。

麻雀には字牌を除くと、萬子、筒子、ソウズの3色がありますが、そのうち一色で作った手を一色手といいます。

大きく分けると、字牌+一色で作ったホンイツ字牌を含まない一色手を清一色に分かれています。

染め手系の役一覧

染め手系の役の一覧は以下の通りです。※リンクは役の詳細な説明に飛びます

字一色(役満)…字牌のみで手牌を揃える

九蓮宝燈(役満)…萬子、筒子、ソウズのいずれかで1112345678999を揃える

緑一色(役満)…ソウズの23468と字牌の撥のみで手牌を揃える

大車輪(ローカル役満)…筒子の22334455667788を揃える

清一色(6役、鳴き5役)…萬子、筒子、ソウズのいずれか1色のみで手牌を揃える

ホンイツ(3役、鳴き2役)…萬子、筒子、ソウズのいずれか1色と字牌のみで手牌を揃える

染め手系役の特徴

この染め手系の特徴は打点が高いことです。

清一色は面前6役、鳴きで5役という役満を除けば最高打点の役で、字牌を含めたホンイツでも面前3役、鳴きで2役となります。

役満手としては、九連宝燈、緑一色、ローカル役満となることも多いですが大車輪などが挙げられます。字牌のみで作る一色手も字一色という役満です。

それぞれ簡単に紹介します。

まずは九連宝燈ですが、一色手が1112345678999の形となったものが役満となります。非常に珍しい役で「和了すると死ぬ」ともいわれており、和了した人は厄払いで同卓者に奢ったりする風習があります。非常に見栄えがよい役満で、麻雀の花形です。

続いては、緑一色。こちらはソウズの23468、そして字牌の撥のみで手牌を作った時に発動する役満です。文字通り手牌全体が緑一色になることから「りゅーいーそー」と呼ばれます。アメリカ由来の役で英語名はオールグリーンといいます。まんまですね(笑)

撥が黒なのか緑なのか問題もあり、撥を含めた緑一色を認めないルールもありますが、基本的には撥も緑一色の一員に数えるルールが多いです。

字一色は字牌のみで作った役満で、大三元や小四喜などと複合してダブル役満になることも多いデンジャラスな奴です。

このように染め手系は役満の種類が多く、また役のすべてが食い下がりでも2役以上という非常に高打点なグループです。

実戦では、染め手を狙うことで字牌が手牌に貯まりやすいため、防御力の高い役としても知られています。

堅い守備と高い打点という攻防の両面で魅力のある役です。

ちなみに弱点は読まれやすいことで、染め手では染める色以外をすべて切るため、すぐに狙いがバレてしまいます。バレても上がれる場面で使っていくようにしましょう!

タイプ3:不良のたまり場チームチャンタ

麻雀というゲームは基本的には不平等な世界です。

配牌の良し悪しによる不公平、ツキのあるなし、都合の悪い横移動など色々と心を揺さぶる出来事が起こります。

そんな荒波に乗ったり抗ったりしつつ最終的に勝利を目指すというのが麻雀の醍醐味ですが、麻雀においては牌の種類によって、使える牌と使えない牌という差別が存在しています。

使える牌としては、基本的には萬子、筒子、ソウズの3~7牌が最も価値が高いです。これらの牌は横につながりやすく、メンツになる可能性が高いので、片方しか横につながらない1、9牌や縦にしかつながらない字牌よりも価値が高いとされています。

この1,9、字牌という使いにくい牌たちはヤオチュー牌と呼ばれ、すぐ切られたり、ツモってがっかりした顔をされたりと虐げられがちです。

ただし、麻雀にはこのヤオチュー牌を用いて作る役もいくつか存在しています。

期待されない落ちこぼれたちが一致団結してスターになる!そんな夢のある分野がチャンタ系です。

チャンタ系の役一覧

チャンタ系の役の一覧は以下の通りです。

国士無双(役満)…すべての種類のヤオチュー牌(1と9と字牌)を一枚ずつ集め、そのうち1種を2枚そろえる

清老頭(役満)…萬子、筒子、ソウズの1と9のみで手牌を揃える

純全帯(3役、鳴き2役)…1と9を含むメンツと頭のみで手牌を揃える(123,789は可)

チャンタ(2役、鳴き1役)…1と9と字牌を含むメンツと頭のみで手牌を揃える(123,789は可)

チャンタ系の役の特徴

チャンタ系としては、字牌とヤオチュウ牌を使ったメンツで作ったチャンタ、字牌を使わないジュンチャンが基本となります。これらの役は例えば123や789というようにヤオチュウ牌を使っていればOKです。

ヤオチュウ牌だけで構成する役は混老頭(ホンロートー)といい、必ず七対子か対々和がセットになります。そしてこの混老頭を1、9牌のみで作った場合は清老頭(チンロートー)という役満になります。

そのほかにもチャンタ系には、すべてのヤオチュー牌を結集した国士無双という役満も存在します。こちらは麻雀では珍しくメンツのない役となっており、頭が一つと後はすべて1枚ずつの構成です。ヤオチュウ牌は全部で13種類あり、各種1枚ずつで国士無双を聴牌すると、麻雀最多の13面待ちになり、これをダブル役満とするルールもあります。

不要牌をかき集めて役にする、そんな不良マンガのようなバンカラな感じがチャンタ系の魅力ですね!

手牌が悪いときなどはこのグループを狙っていきましょう!

タイプ4:厳格なタテ社会のトイツ会

麻雀においては大きく分けると縦に伸ばすか、横に伸ばすかの2択があります。

一般に横に伸ばすと受け入れが広がり、縦に伸ばすと打点が上がります。

そして縦に伸ばして作る役がこのトイツ系です。

トイツ系の役一覧

トイツ系の役としては、以下のものがあります。

四槓子(役満)…4つのメンツすべてがカンされたものであること

三槓子(2役)…3つのメンツがカンされたものであること

四暗刻(役満)…4つのメンツすべてが暗刻(鳴かずに作った刻子)であること

三暗刻(2役)…3つのメンツが暗刻(鳴かずに作った刻子)であること

対々和(2役)…すべてのメンツが刻子であること

三色同刻(2役)…萬子、筒子、ソウズでそれぞれ同じ数の刻子をそろえること

七対子(2役)…トイツ(2枚同じ牌があるもの)を7種類集めること

※刻子とは、222、白白白のように全て同じ牌でできたメンツのことを指します。

トイツ系役の特徴

トイツ系のポイントはどれだけ鳴かずにメンツを作るか、です。全てのメンツを縦のメンツ(刻子)で作ると対々和(トイトイホウ)という役になります。

そして、面前で縦のメンツを3つ作ると三暗刻という2役手となり、4つ作ると四暗刻という役満になります。

また、4枚の牌をメンツとする槓子を作ることによっても役が付き、槓子を3つ作ると三槓子(2役)、4つ作ると四槓子(役満)となります。

対々和は縦のメンツを作るだけ!と覚えやすいため初心者に人気の役ですが、どの牌が山にいそうか、とか残り枚数は大丈夫か、とか考えるべき内容が意外とシビアで実は上級者向けの役です。ポンポン鳴くと手牌が少なくなるので、防御力も下がってしまうという攻撃的な役になります。

トイツ系は3つ作ると役がつく!と覚えておくとわかりやすいです。

また、亜流のトイツ系としては、2牌のペアを7つ作る七対子という役も存在しています。こちらは途中で七対子か対々和かを選択する場面が多く、面前派は七対子、鳴き派は対々和になる傾向があります。

トイツ系は打点が高く、四暗刻は最も出やすい役満の一つです。
手牌が縦に重なっているときや、打点が必要なときにはトイツ系を狙っていきましょう。

タイプ5:フラットなつながりの順子クラブ

トイツ系と対をなすのが順子系の手役です。

順子というのは横にそろったメンツのことを指し、トイツ系に比べそろえやすいメンツといわれています。

順子系の役一覧

順子系の役一覧は以下の通りです。

タンヤオ(1役)…2~8の数牌のみで手牌を揃えること

一気通貫(2役、鳴き1役)…萬子、筒子、ソウズのいずれか1色で123、456、789の3メンツを集めること

三色同順(2役、鳴き1役)…萬子、筒子、ソウズの数牌で同じ組み合わせの順子を作ること(例:234ソウ,234萬,234筒)

一盃口(1役)…同じ組み合わせの順子を2つつくること(例:223344ソウ)

二盃口(3役)…同じ組み合わせの順子2つの組み合わせを2セットをつくること(例:223344ソウ、445566ピン)

平和(1役)…すべての面子を順子でそろえ、かつ頭が役牌でなく、待ちが両面待ちであること(頭に関しては、自風牌、場風牌、三元牌以外で作る必要あり)

順子系役の特徴

順子をもちいた役としては、一気通貫、三色同順、一盃口などがあり、複合するものとしないものがあります。

順子系の基本役となるのが平和(ピンフ)で平和のみすべての順子系の役と複合できます。

一盃口と三色同順、あるいは一気通貫は複合しますが、三色同順と一気通貫などは一見複合しそうですが複合しない役です。

初心者のうちは手なりで聴牌系を作ったら、なんかいろいろついてきた!くらいの感覚かなと思いますが、単体としても利用頻度の高い役が多いので、ぜひ覚えておくようにしましょう。

特に順子系の役ではないですが、ヤオチュウ牌を用いずに手牌を作るタンヤオという役は順子との相性がよく、立直、タンヤオ、ピンフはメンタンピンというように熟語となっているものもあります。

まあまずは色々複合しやすいのが順子系の特徴と覚えておきましょう!

タイプ6:ナチュラルな生き方を目指す手なり教

ラスト2つとなる6つ目としては、面前で作った手牌にボーナスとしてつけることができる手なり系の役についてです。

手なり系役の一覧

手なり系の役は以下の通りです。

リーチ(1役)…面前での聴牌時に、リーチを宣告して1000点棒を支払ったうえで和了すること

面前清自摸(1役)…面前で手牌を揃え、自らのツモで和了すること

手なり系役の特徴

手なり系の役としては、1000点棒を支払って役を付ける立直(リーチ)、自らツモることで手牌をそろえたときにつく面前清自摸(メンゼンチンツモ)がこれに当たります。

これらの役は面前の場合のみで鳴いた場合は役が付きません

なので、タイプ1~5のどの役も狙えないけど、聴牌は早いというような場合はこの手なり系の手役を使って立直をかけていくことになります。

現代麻雀はリーチ麻雀とも呼ばれ、このリーチの効用がかなり高いのでガンガン使っていきましょう!

タイプ7:社会に適合しないギャンブラー偶然役軍団

最後は、運の要素が絡む偶然役系の役について説明します。

狙ってできる役でないだけに、出ると場が盛り上がる華のある役たちです。

偶然役の一覧

偶然役の一覧をまとめました。

天和(役満)…配牌時に和了していること

地和(役満)…鳴きの入っていない状態で、子の第一ツモで和了すること

人和(倍満or役満、ローカル役)…鳴きの入っていない状態で、子の第一ツモをするまでにロンアガリする

ダブル立直(2役)…鳴きの入っていない状態で、子の第一ツモでリーチを宣言して1000点棒を支払ったうえで和了すること

一発(1役)…リーチ宣言後、鳴きの入っていない状態での翌順のツモまでに和了すること(リーチ宣言した巡目のロンと、翌順のツモが有効)

嶺上開花(リンシャンカイホー)(1役)…カンを宣告後、嶺上牌でツモ和了すること

槍槓(1役)…他家が加カンを宣言した牌、その牌でロン和了すること

海底撈月(ハイテイラオユエ)(1役)…その局の最終ツモで和了すること

河底撈魚(ホウテイラオユイ)(1役)…その局の最終捨て牌でロン和了すること

ドラ(1役)…1枚もつに付き1役となる。ドラのみで和了することはできない

偶然役の特徴

麻雀では、リーチ後1巡以内に和了した場合や、相手の加カン牌でロン和了した場合、あるいはその局の最終ツモ牌で和了した場合などに役がつきます。手牌の構成に制限がないのが特徴で、手牌は聴牌していればなんでもいい!という自由さがある一方、偶発的に起こるタイミングをとらえていく必要があるのでけっこう難しいです。

点数は基本的に偶然役は一翻のモノが多いですが、天和系が例外となります。

配牌時ですでに和了している天和は30万局に一回という激レアの役満で、麻雀打ちなら一度は上がりたい役として知られています。同様に子で配牌時すでに聴牌していて第一自摸で和了した場合は地和という役満になります。

このように狙ってできるものではないが、棚ぼた的に手に入ることもある、そんな役が偶然役です。

麻雀漫画の主人公格は偶然役を得意とするキャラも多いですが、現実ではそんなにうまくいかないので注意

まとめ+タイプ別麻雀役一覧!

ここまで7つのタイプに分類して役を見てきましたが、いかがだったでしょうか。

ルールを知っている人でも、役が思ったより多いなと思った人も多いのではないでしょうか。

ただ実際には、全部完璧に覚えないと麻雀が打てないかというとそうでもないので、相関図で大まかに流れを掴んであとは実践で確認しましょう!

最後にタイプ別の麻雀役一覧を着けておきます。

タイプ別に確認したい人はご査収ください。