覚えるのが大変な麻雀役。その覚え方は3通りあります。
- リアル(人から習う)
- ネット(ネットの記事を読む、動画を見る)
- 本(参考書で学ぶ)
これらは人によって向き不向きがあり、またそれぞれの方法で最適解があります。
そこで、今回それぞれのおすすめの方法を本記事でまとめました。これから麻雀を覚えようという人は参考にしてください。
では始めていきます。
動画版も作りました↓
目次
麻雀役の覚え方の3種類【相関図、出る順、点数別】
実際の覚え方の手段に入る前に、麻雀役の全体像についておさらいしましょう。
麻雀役は全部で37種ありますが、これをどんな順番で覚えていくのがよいのでしょうか。
大きく分けると麻雀役の覚え方は以下の3種類です。
- 1.相関図で覚える
- 2.出る順で覚える
- 3.点数順で覚える
それぞれのメリットデメリットを紹介していきます。
1.相関図で覚える
まずは相関図で覚えるという方法。
麻雀役はでき方で分けると大きく7パターンくらいに分類できます。
そこででき方別に覚えれば、覚えるパターンは7つで済むし、結びつくのでそれぞれの役が記憶に残りやすくなります。
それぞれのタイプの役の一覧は以下の通り。
◆役牌系
役牌(1役)、小三元(役牌込みで計4役)、大三元(役満)、四喜和(役満)(◀︎小四喜、大四喜和の総称)
◆染め手系
ホンイツ(3役、鳴き2役)、清一色(6役、鳴き5役)、字一色(役満)、九蓮宝燈(役満)、緑一色(役満)、大車輪(ローカル役満)
◆チャンタ系
チャンタ(2役、鳴き1役)、純全帯(3役、鳴き2役)、混老頭(2役、鳴き2役)、清老頭(役満)、国士無双(役満)
◆トイツ系
対々和(2役)、七対子(2役)、三暗刻(2役)、三色同刻(2役)、三槓子(2役)、四暗刻(役満)、四槓子(役満)
◆順子系
タンヤオ(1役)、一盃口(1役)、平和(1役)、一気通貫(2役、鳴き1役)、三色同順(2役、鳴き1役)、二盃口(3役)
◆手なり系
◆偶然役系
一発(1役)、嶺上開花(1役)、槍槓(1役)、海底撈月(1役)、河底撈魚(1役)、ドラ(1役)、ダブル立直(2役)、人和(倍満or役満、ローカル役)、天和(役満)、地和(役満)
ちょっとごちゃごちゃしているので、重要なものだけをピックアップすると以下のような感じになります。
相関図で覚える詳細については、以下の記事にまとめているのでよければ参考にしてください。
2.出る順で覚える
続いては出る順です。
麻雀役はトップ15役くらいで全体の9割以上を占めているので、実際に麻雀を打とうと思ったら全部覚える必要はなく、重要なものだけでもそこそこ楽しめます。
出る順で覚える際のコツとかは以下の記事にまとめました。
3.点数順で覚える
3つ目の方法は点数順で一個一個順に覚えるという方法です。
麻雀役はその難易度に応じて点数が分かれていて、点数別で覚えていくというのはオーソドックでもれなく行けます。
この方法のメリットとしては、役の成立条件と点数を合わせて覚えられるため、逆転に必要な点数を計算するときとかに役が見る点です。
ただ、逆にデメリットとしては、役同士を結びつけて覚えにくい点と、勉強中の身だと大きく点差がついたときに何を使えばいいのかわからず途方に暮れてしまう点などがあります。(まだ1役の役しか覚えていない、、、どうすれば・・・となる)
麻雀役を覚えるおすすめツール4選!人に習う、実戦、本で学ぶ、ネットで覚える
続いては、麻雀役を覚えるツールのおすすめについて紹介していきます。
ツ.ールのおすすめとしては大きく以下の4つがあるかなと思います。
- 1.リアル麻雀での実戦で覚える(人にならう)
- 2.ネット麻雀の実戦で覚える
- 3.麻雀本で覚える
- 4.ネットの麻雀サイトで覚える
それぞれのメリット・デメリットを紹介していきます。
1.リアル麻雀での実戦で覚える(人にならう)
まずは麻雀をすでに知っている人に教えてもらいつつ、実戦で学んでいくというパターンです。
この方法の時のコツは人を習う人をしっかり見極めること。
もしも以下であげるポイントを満たす人は周りにいない場合は独学で学ぶ方がおすすめです。
- ノーレートであること
- 麻雀をよく知っている人であること(天鳳四段以上が目安)
- 初心者2人以上、合計5人以上がおすすめ
それぞれ簡単に解説します。
ノーレートであること
まずはノーレートであること。麻雀はオンレート(賭けあり)とノーレート(賭けなし)でそれぞれ面白さがありますが、最初のうちはノーレートでしっかりルールを集中して覚える方がおすすめ。
普段はオンレートで打っているという人でも良識ある人は、初心者に教える際はノーレートにするなどの配慮をしてくれます。
そんな感じの人を探しましょう。
麻雀をよく知っている人であること(天鳳四段以上が目安)
続いてのポイントは麻雀をよく知っている人にならうことです。
麻雀をよく知らない人にならうと間違ったルールを教わってしまったり、変な基準を習ったり、マイナーなルールで習ったりと後々修正が必要になることがあります。
なのでとりあえずの基準として麻雀がそこそこ打てる人、天鳳でいうと四段以上の人くらいが無難です。(めちゃくちゃうまい人である必要はないです)
初心者2人以上、合計5人以上がおすすめ
3つ目のコツは教わる際の体制です。
麻雀は四人麻雀なら4人、サンマなら3人から麻雀を打つことができますが、初心者に教える際の体制としては、後ろにつく人を加えて+1人の人員が最適。
リベロをつけることで、間違った打牌を修正したり、困った時に手をあげて聞くなどの対応が可能となります。
また、初心者が一人だけという体制だと恐縮してうまく質問できないということもあると思うので、初心者が2人以上いると気兼ねなくておすすめ。
人数については例外として、透明な鷲巣麻雀牌を使うと卓についたまま、対面の指導などを行うことが可能です。
2.ネット麻雀の実戦で覚える
続いてはネット麻雀で実践を通して麻雀役を覚えていこうという方法です。
この方法ではもしもあなたの周りに麻雀友達が一人もいない状態でも麻雀を独学で実践を通して学ぶことができます。
逆にデメリットとしては、あくまで実戦ベースとなってしまうため、よくある役はすぐに学べますが、レアな役についてはなかなか学べないという点。
よく出る役を覚えたらレア役については本とかサイトで調べていきましょう!
では、ネット麻雀で覚えようとした際の、おすすめのゲームをいくつか紹介していきます。
- 7枚麻雀が楽しめるミニ麻雀
- オンライン麻雀が飽きなくておすすめ
- 役だけ学ぶアプリもいろいろある
7枚麻雀が楽しめるミニ麻雀
まずは手牌7枚の麻雀が楽しめるミニ麻雀です。
7枚では実現不可能な役は確かにあるものの、タンヤオ、リーチ、ホンイツなどの主要な役はだいたいカバーできます。
さらにいきなり13枚はきついと言う人も7枚なら比較的スムーズでとっつきやすいはず!
実戦派はオンライン麻雀が飽きなくておすすめ
続いてはオンライン麻雀です。
オンライン麻雀としては、飽きにくくかつ段位が上がるのでステップアップで学んでいけると言うメリットがあります。
特におすすめなのが天鳳と雀魂です。
それぞれに特徴は以下の通り。
- 天鳳・・・400万ユーザを要する最大のオンライン麻雀。シンプルだがレベルも高く初心者から上級者まで楽しめる
- 雀魂・・・2019年5月にリリースされた最新のオンライン麻雀。対局中に役の解説を見れたり、ルールの解説動画があったりと親切
まずは雀魂で始めて、慣れてきたら天鳳にシフトがいいかなと思います。
3.麻雀本で覚える
続いての方法は麻雀本で学んでいくと言う方法です。
麻雀本は体系的に麻雀役がまとめてあり、コツコツと覚えるには最適。
おすすめの本は以下の3冊。
- 井出洋介の麻雀本
- たまーじゃん本
- サンマは女神が教える3人麻雀
それぞれ解説していきます。
井出洋介の麻雀本
まずは麻雀プロの井出洋介さんの麻雀本です。
井出洋介さんはこれまでに麻雀入門書を10冊以上書いているその道のプロで、最近の本だとまさに痒いところに手が届くような出来栄えです。
麻雀役についても相関図とかがしっかり描かれているのでおすすめ。
たまーじゃん本
続いてはVtuber夜桜たまによる麻雀本「たまーじゃん夜桜たまが教える麻雀入門」です。
この本は人気Vtuber夜桜たまによる本で、色物かと思ったら、かなりわかりやすい1冊。
漫画を通して麻雀のやり方や役などについて楽しくわかりやすく解説してくれます。
サンマは女神が教える3人麻雀
最後はサンマメインで学びたいという人におすすめの本です。
サンマもヨンマも役的には三色同順以外同じですが、その出現率には大きく違いがあります。
その辺の確率の話を詳しく解説してくれているのが「女神が教えるサンマ戦術」という本。
この本で学べばヨンマの確率でサンマを打ってしまうというミスマッチは避けられます。
4.ネットの麻雀サイトで覚える
最後はネットの麻雀サイトを用いて役を覚えるという方法です。
おすすめのサイトは以下の通り。
- とにかく詳しい「麻雀豆腐」
- 動画で学べる「麻雀のすべて」
- 足りない記事書きます「麻雀グッズ研究所(本サイト)」
それぞれ特徴を解説していきます。
とにかく詳しい「麻雀豆腐」
まずは麻雀ルールのサイトで最も有名な「麻雀豆腐」です。
このサイトではとにかく詳しいのが特徴で、麻雀役一つ一つについて、その使いどころとか組む合わせとかを含めて解説されています。
https://majandofu.com/
➔閉鎖移転しました。
動画で学べる「麻雀のすべて」
続いては「麻雀のすべて」というサイト。
このサイトでは土田浩翔プロの麻雀動画があり、そこで麻雀役を始め、麻雀のルールについて動画で学ぶことができます。
動画派だわ、という人はこれがおすすめ。
足りない記事書きます「麻雀グッズ研究所(本サイト)」
最後は本サイトで恐縮ですが麻雀グッズ研究所です。
本サイトでも一応いくつか麻雀役やルールについての解説記事を書いていて、ポイントはメールをいただければ記事を修正したりが可能なこと。
なんか読んでもようわからんという時はコメントください。多分回答します。
終わりに!自分に合った方法で役を覚えよう!
ここまで麻雀役の覚え方のコツと方法について紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。
麻雀役覚えようと思うんだけど、どうやって覚えよう・・・と思っていた人の調べる手間を省けていれば幸いです。
麻雀役は最初は覚えるのが大変ですが、一度覚えてしまえばなんだかんだで忘れないので大変なのは最初だけ。
ぜひ自分に合った方法でマスターしていきましょう。
ではまた。良い麻雀ライフを!
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全編無料なのでこの機に麻雀の勉強をしてみよう!という人はぜひ参考にしてください。
◆初心者から初級者になる6講座
- 第1回:麻雀とは?ざっくり概要を解説
- 第2回:麻雀の上がり方!ツモとロンを覚えよう
- 第3回:麻雀の主な役!まずはこれだけ3,5,7
- 第4回:牌効率の基礎!確率を上げる考え方
- 第5回:鳴き!ポンとチーで人から牌をもらう方法
- 第6回:役を狙う牌効率!6つのコースで解説
- 番外編:手積み麻雀ができるようになる方法
◆初級者から中級者になる6講座
- 第7回:ベタオリ!リーチを受ける手順とコツまとめ
- 第8回:相関図で麻雀役を全部覚えてみよう!
- 第9回:麻雀の点数計算やり方解説【符の数え方】
- 第10回:フリテンルール解説!ロンできない問題を解決します
- 第11回:麻雀の押し引きについて
- 第12回:手役読みの基礎!相手の狙い役を見抜く方法
- 番外編:【徹底比較!】オンライン・ネット麻雀のおすすめまとめ!
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