最近ボードゲームの本を読み漁っていたので、気が付いたら自分でもボドゲを作ってました。
麻雀のルールを簡単にした「かんたん麻雀ボドゲ(仮)」です。
まだテストプレイをしていないのでゲームバランスは未調整ですが、とりあえず原案はできたので共有します。
目次
ボドゲを使った理由!麻雀のルールは複雑すぎる問題
実際に作ったボドゲの内容に入る前に、まずは何故ボドゲを作ったのか、というところについて簡単にお話しさせてください。
自分がボドゲを作ってみた理由としては、麻雀のルールを覚えるのが大変という問題を解消するためです。
「麻雀のルールを覚える段階で挫折する人を減らせたらいいな」と思って、より簡略化しつつも麻雀の基礎を学べるゲームとしてのボドゲを作りました。
具体的に言うと麻雀の手作りの部分を簡略化してて、手札は5枚で、それぞれのカードにメンツ、ターツ、アタマとか書かれたゲームにしています。
では、以下で詳しいルールとかについて書いていきます。
「かんたん麻雀ボドゲ(仮)」の概要
では、実際のルールとか遊び方について紹介していきます。
まず用意するものは紙。紙だけあればとりあえずOKです。
で、この紙を切ってカードを作ります。
カードに書く内容は大きく分けると以下の4通り。
1.メンツカード
2.ターツカード
3.孤立牌カード
4.アタマカード
ざっくりしたルールで言うと、メンツカード4枚とアタマカード1枚を手札に集めればアガリとなります。
で、その1つ前の状態が聴牌で、メンツ3枚+ターツ1枚+アタマ1枚とか、メンツ4枚+孤立牌カード1枚とかです。
最後の1枚は人が捨てたカードでロンすることもできます。
メンツカード、ターツカードなどはそれぞれ筒子、萬子、ソウズ、字牌、役牌の5種類に分かれていて、その組み合わせによって役が決まります。鳴きもありです。
とまあ概要はこんな感じ。以下でもう少し細かく解説していきます。
かんたん麻雀ボドゲで使うカードの詳細
では、遊び方と詳細なルールについて解説していきます。
まずゲームで使うカードですが、詳しくは以下の通りとなっています。
暫定ですが計108枚のカードを使用します。ただ、全部使うと長くなるのでこのうちランダムで50枚くらい(4人の場合)を使うといい感じです。
カードは大きくメンツ、ターツ、孤立牌、アタマの4種類に分かれていて、それらがさらに萬子、筒子、ソウズ、字牌、役牌の5種類に分かれています。メンツとターツについてはたて(刻子)とよこ(順子)の2つがあります。
まあ色々ありますが、手にきてから見ればいいので覚える必要はあまりないです。
では実際の遊び方を説明していきます。
かんたん麻雀ボドゲのルールと遊び方
では、ここからかんたん麻雀ボドゲのルールと遊び方を説明していきます。
ゲームの始め方、進め方と手作りの方法
まずは上で用意した81枚のカードを裏返しにしてシャッフルします。
そして、それぞれのプレイヤー(3人以上を想定しています)にランダムに5枚ずつカードを配ります。
そしたらジャンケンかサイコロで親を決めて親から順に反時計回りでプレイしていきます。
まず、最初のターンのプレイヤー(親)が、山札からカードを1枚ドローし、手札に加えます。
そして手札の中からいらないカードを1枚捨てます。
※目的は4メンツと1アタマを集めることなので、孤立牌カードとかアタマカードを捨てていくことになるかと思います。
これでターン終了で、右隣りのプレイヤーのターンとなり、同様の操作を行います。
この辺は麻雀と同じなので特に問題ないですね。
聴牌となる2つの形
で、手を進めていくとそのうちあと1枚であがりな聴牌状態になる人が出てくるかと思います。
聴牌状態となるのは以下の2つ。
1.メンツカード4枚+孤立牌カード1枚(アタマ待ち)
2.メンツカード3枚+アタマカード1枚+ターツカード1枚(メンツ待ち)
注意すべきは、メンツカード4枚+ターツカード1枚とかでは聴牌状態にならないという点。
※厳密な麻雀ではターツの中にアタマもあるやん!とかあるかと思いますが、かんたんなルールにしたいので上記2つのみを聴牌としています。
※上記の形以外からメンツカード4枚、アタマカード1枚になってもアガリにはならないです(天和を除く)
孤立牌カードがアガリ牌となる(ベタオリはメンツ中抜き)
で、この聴牌状態でのアガリ方は2種類あり以下の通り。
ロン:誰かが孤立牌カードを捨てて、自分の待ちの牌の種類(筒子、萬子、ソウズ、字牌、役牌)であればロンを宣言できる
ツモ:自分のターンに山札からカードを引いてきて、それが自分の待ちの牌の種類(筒子、萬子、ソウズ、字牌、役牌)の孤立牌カードであればツモを宣言できる
要は孤立牌カードがアガリ牌になるというわけです。
で、逆に言えば孤立牌カード以外ではロンされないので、立直を受けてベタオリする場合などはメンツカードとかターツカードを切っていくことになります。
麻雀ボドゲの役について
続いては「かんたん麻雀ボドゲ」で使用する役について紹介していきたいと思います。
役としては麻雀役をすべて採用するのは厳しいのでピックアップした以下のものを想定しています。
◆役満(12点)
字一色・・・すべてのメンツ、アタマを字牌または役牌で手を作る
大四喜・・・すべてのメンツを字牌で作る
大三元・・・3種類以上のメンツを役牌で作る
天和・・・最初の手札が4メンツ、1アタマである
◆跳満(6点)
チンイツ・・・すべてのメンツ、アタマを萬子、筒子、ソウズのいずれかで作る
◆3翻(3点)
ホンイツ・・・すべてのメンツを萬子、筒子、ソウズのいずれか+字牌or役牌で作る
トイトイ・・・すべてのメンツをたて(刻子)で作る
平和・・・すべてのメンツがよこ(順子)であること
◆1翻(1点)
役牌・・・役牌でメンツを作る
リーチ【面前のみ】・・・聴牌時にリーチを宣言し1点を支払っていること
ツモ【面前のみ】・・・自分でアガリカードを引いてくること(ロンでなく)
ちなみにツモアガリの場合の点数計算は、アガリ点をあがれなかった人の数(3人)で割って割り勘で分担する感じで、端数が出たら親が払います。
麻雀ボドゲでの鳴きについて
続いて鳴きの扱いについて紹介していきます。
麻雀ボドゲでは、鳴きありで考えていて、具体的には以下のような場合に鳴きが行えます。
1.ターツカード(たて)を持っていて、誰かがそのターツの種類と同じ孤立牌カードを捨てたとき
⇒ポンを宣言する
2.ターツカード(よこ)を持っていて、自分の左隣の人がそのターツの種類と同じ孤立牌カードを捨てたとき
⇒チーを宣言する
鳴きはかなり競合すると思いますが早いもの順で。ポンもチーの優先順位もなしでとりあえず早いもの順でお願いします。
で、鳴きに成功したプレイヤーは、孤立牌カードとターツカードを自分の目の前に表向きにしておき、ターンエンドとなります。
順番は鳴きを行ったプレイヤーの右隣りの人に移ります。
親が2周したら終了
で、そんな感じでゲームを行っていって、親は周り親で反時計回りに回していきます。
それぞれのプレイヤーが親を2回行ったらゲーム終了となり、もっとも持ち点の高いプレイヤーが勝利となります。
そういえば持ち点を決めてなかったですが、15点くらいでよいのではないかなと思います。※役満直撃で即死しないように。
まとめ
では、ルールをまとめます。
・カードはメンツ、ターツ、アタマ、孤立牌、字牌、役牌の6種類108枚のうち、50枚を使用。
・手札は5枚を最初に配り、あとは毎ターン1枚山札から引いて1枚捨てるの入れ替えを行う
・以下の2つの聴牌を作り、最後に孤立牌カードを持ってくるとアガリ。
聴牌形⇒「メンツカード4枚、孤立牌カード1枚」、「メンツカード3枚、アタマカード1枚、ターツカード1枚」
・持ち点は15点。点数は割り勘で、端数は親が払う。誰かの点数が0点未満になるか、親が2周したら終了。
・鳴きは早い者勝ち。鳴いたら場にさらして次の人のターンになる
こんな感じです。
ちょっと今度テストプレイをしてみようと思います。
試してみたくなった方がいましたら、紙だけあればできると思うのでぜひ試してみてください。クソゲーかもしれないですが(笑)
では今日はこの辺で。よい麻雀ライフを!