本記事では「麻雀の音がうるさい問題」を解消するための方法とアイテムを紹介します。
一人暮らしで麻雀を打てるのかどうかが気になっているという人はぜひ参考にしてください。
目次
麻雀ってうるさいの?雀が鳴くが語源なのでまあまあです。
まずそもそも麻雀ってどのくらいうるさいのか?という話からしてきます。
麻雀のうるささについては、よく言われますが、うるささの指標は実は数値化することが可能です。
それがデシベルという単位で、これが45dB(デシベル)以下だとそこそこ静かだと感じると言われています。
10dB | 人が聞こえる限界。呼吸音など。 |
---|---|
20dB | 寝息、木の葉のふれあう音 |
30dB | ささやき、洋服を着る音 |
40dB | 閑静な住宅街、図書館、コオロギ(遠め) |
50dB | 静かな室内、換気扇・エアコンの音 |
60dB | 普通の会話、学校の授業中、全自動麻雀卓 |
70dB | 電車内、掃除機、夕立、乗用車の中 |
80dB | 地下鉄車内、ボウリング場、大型幹線道路 |
90dB | パチンコ屋 |
100dB | ガード下 |
110dB | 車のクラクション |
こんな感じ(参考:防音協会より)。
自動卓であってもまあ普通の会話レベルなので、そんなに迷惑になるほどではないです。
むしろ手積みでジャラジャラやる方が70-80くらいになることがあり要注意。
ちなみにデシベルが20増えると10倍うるさくなるそうです。
麻雀でうるさくなりがちな3つのポイント
とはいえ、麻雀はいつも通常会話レベルか?というとそうじゃないこともあります。
続いては実際に麻雀を打つ際に注意すべき「うるさくなりがちポイント」を紹介します。
3つあります。
- 洗牌
- 笑い声
- 強打
それぞれ解説します。
洗牌
まず通常の麻雀過程において最もうるさくなりがちなのが「洗牌(せんぱい)」です。
これは局が終わったあと、牌をかき混ぜる動作のことを指します。
この動作ですが、雀のようにチュンチュンうるさいことから「麻雀」と名付けられたと言われるほどの要注意ステップです。
コツとしては、牌に下から手を添え流れるプールを回すようにかき混ぜること。
これにより30-40dBくらいにすることができます。
もしも対面同士が思いっきり牌をぶつけ合うようなやり方をすると80-90dBくらいになるのでアパートなどでは注意しましょう。
笑い声
続いては会話です。
実は麻雀をしていて怒られるケースのほとんどは、牌の音がうるさいというよりも、声がうるさいと言って怒られます。
麻雀中はヒートアップしがちですが、4人が全員騒ぎ出すと平気で90dBくらいになるので注意が必要です。
どうしても熱くなってしまう人は、その人の口にマスクをつけるか、あるいは壁に防音シートとかを貼りましょう。
強打
最後は強打です。
麻雀牌は硬い素材で作られているため、これを硬い机に叩きつけるとバチーン!という大きな音が発生します。
これを発生させるのが気持ちが良いという人もいるかもですが、騒音という側面で見るとNGです。
また、牌を傷つけることにもなるので強打はなるべくしない方が良いと言われています。
麻雀マットを敷くべき3つの理由!騒音防止にも重要だがそれだけじゃない!
続いては騒音公害を一部緩和するためのアイテムとして、麻雀マットを紹介します。
麻雀マットとは、麻雀の対局中にゲームのフィールドとして、机の上に敷くフェルト製のシートです。
麻雀では、このマット上で、手牌や捨て牌、山などをやり取りします。
画像で表すと、緑色で縁がついた四角いあれです。
↓これ
なお、全自動卓の場合は、マットと同じ効果のある天板を使っているため、マットを敷く必要はありません。
では、この麻雀マットは何のために敷くのでしょうか。
騒音を防止するというのは理由の一つですが、それ以外にも2つ(計3つ)の理由があります。
- 1.牌で卓を傷つけないようにするため、
- 2.牌の騒音を和らげるため
- 3.牌を扱いやすくするため
それぞれについて説明します。
卓と牌を傷つけないため
麻雀牌は、樹脂製のもの、竹製のものなど色々材質はありますが、総じて固くてある程度重量があります。
なので、牌を机に叩きつけると、机と牌はバシッと激しい音がするかと思います。
これは机と牌が衝撃が加わっている音です。固いもの同士がぶつかると傷がついてしまうのが道理。
一日マットなしで麻雀を打つと、新品の机も10年使ったかのようにボロボロになってしまいます。
ここで麻雀マットの出番です。
麻雀マットはフェルト製で、衝撃を吸収する素材でできており、牌や机に伝わるダメージを軽減してくれます。ドラクエでいうと防具のような感じで、マットなしで対局を始めるのは、防具なしで旅立つようなものです。
必ず装備するようにしましょう。
牌の騒音を和らげるため
マットを敷くべき第二の理由としては、音を出さないようにするためです。
麻雀は牌をかき混ぜる際に、牌同士がぶつかり合い、ジャラジャラと結構騒がしい音がします。
イメージとしては大量の貝を手洗いするような感じの騒音です。
これに関しては、ある種仕方ない面はありますが、この音に加えさらに机と牌がぶつかり合う音が混ざると、相当うるさくなります。
マットを敷くと机と牌の間に発生する音をいくぶんか吸収できるので、騒音対策とすることができます。
また、対局中に気分が乗ってついつい強打をしてしまったときの音も同時に軽減されます。
牌を扱いやすくするため
マットを敷く3つ目の理由としては、牌を扱いやすくするためです。
麻雀マットでは、基本的には縁に出っ張りがあります。
牌を指で引きずってきても卓から落ちることはありません。
なので、マット上で麻雀を打った場合、山を積むときや手牌を整えるときにこの出っ張りを使って効率的に牌を扱うことができます。
もう一つのポイントは牌が適度に滑るという点です。
麻雀では山から牌をツモってきたり、捨て牌を卓上に置いたりといった動きをします。
このときに卓上がツルツルだったり、まったく滑りがなかったりすると、とても扱いづらく、山や手牌を崩してしまう事故が多発します。
これを避ける意味で、麻雀マットでは麻雀にちょうどよい摩擦力となっているので、安心して対局を行うことが可能です。
これらの理由から麻雀マットを利用することが重要です。
終わりに。うるさいと怒られぬよう麻雀マットを敷こう!
麻雀マットなくてもいいんじゃね?というのは麻雀マットを用意し忘れたときに一度は思うことですが、油断してはいけません。
自分は昔マットなしで対局を打ち、自宅のこたつの天板をボロボロにしてかなり怒られました(笑)
結局、天板を買い替えるはめになり、麻雀を打てるリバーシブルの天板を自腹で購入することになりました。
そうならないように、必ずマットは敷くようにしましょう。
では今日はこの辺で。良い麻雀ライフを!
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