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現代麻雀で迷彩を使うためのほんのちょっとのコツ

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麻雀の技術の一つに迷彩というものがあります。

迷彩とは捨て牌をステルス仕様に装飾して、相手から待ちが見えにくくするという技術

過去の打ち手では必須スキルの一つとされていましたが、現代では無用の長物みたいな扱いとなっています。

ただ、個人的には現代でもそこそこ重要な技術かなとも思っています。

今日は、この迷彩という技術について紹介していきます。

この記事の著者
たkる

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迷彩ってどんな技?それって意味あんの?

過去の麻雀打ちの間では上級者の必須スキルとされた迷彩ですが、現代麻雀ではわりと優先度の低い技術とされています。

その理由としては、昔(戦後から全自動卓が出るまで)と今では以下のような違いがあります。

  • むかしは赤ドラ、裏ドラがなく、平均打点が低くなりがちだったので、高い手は確実に上がりたかった。
  • むかしは喰いタンなしが主流であり、迷彩を施してもスピード負けすることがすくなかった。
  • 手積み麻雀では積み込みなどにより、見えている牌が多かったため、迷彩をほどこさないと上がりがとりにくかった。

こんなところです。

これらの理由が現代麻雀ではなくなり、よって、迷彩も不要であるというのが一般的な考えです。

ただ、自分の個人的な考えだと、迷彩は昔ほど重要ではないにしても現在麻雀でも重要で、中級者と上級者を分ける基準の一つは、この迷彩だと考えています。

以下で、現代麻雀でも有効な迷彩と、どのように迷彩を使えばいいのか、について解説していきます。

現代麻雀でも有効な迷彩とそうでない迷彩の違い

まずは主な迷彩を上げつつ、その中で現代でも通用する迷彩とそうでない迷彩を分類していきましょう。

これは自分の主観なので、これをベースにして各々で判断して使っていってもらえたら良いのかなと思います。

  • 筋引っ掛け一巡回す→不要
  • 序盤で両面固定→不要
  • 染め手で別色を残す→有効
  • 大掛かりに捨て牌を作る→不要
  • 染め手に見えるように切る→有効

こんなところかなと思っています。

簡単に言うと、捨て牌全体を使うような大掛かりな迷彩は不要、ただ不要牌2牌をちょっとミスリードできそうな切り順にする、というような小さな迷彩は有効です。

では、以下で有効だと思う迷彩について、もう少し詳しくコツを紹介していきます。

現代でも活きる染め手迷彩のコツ

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現代において有効となる最も簡単な迷彩は、染め手に関する迷彩です。

これはどういうことかというと、

  • 自分が染め手でないときに、染め手に見えるように切る
  • 自分が染め手のときに、染め手でないように切る

の2つです。

具体的に説明してきます。

染め手を違う色に見せる迷彩

まず一つ目の、じぶんが染め手でないときに、染め手に見えるように切るという技についてですが、これは最終手出しをちょっと変えるだけでも結構有効です。

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染め手である場合はふつう、

染めていない色の牌→有効でない字牌→有効な字牌→染めている色

という順番で牌が出てきます。

なので、染めている色が1枚でも余れば、「あーそろそろ聴牌かなー」と読まれます。

イーシャンテン形によってはスリムに受けられることもあるので、

染め色→字牌

となることも多いですね。

ここで聴牌時の最期の手出し牌を字牌や染め色牌ではなく、染めていない牌をあえて残すこと。

これが迷彩になります。

なぜかというと、相手は別色が出てくると「あれ、染め手かと思ったけど、違う色が出てきたから実はただの役牌だったのかな?」と思うからです。

相手がそう思うように切るのがコツで、たとえば染め手以外の役が何一つ見えないような捨て牌や鳴きの状況でやっても無意味ですが、タンヤオにも見えるなーというような捨て牌のときに違う色の中張牌を残したりとかは有効

あとリーチがかかってからとかだと、切れなくて残していたんだな!とか読まれがちなので注意。

いかに手出しを印象付けるかがカギです。

「コイツは染めてきそうだ…」と思われてしまうTシャツ↓

 

染め手でない手を一色手に見せかける迷彩

続いては、もう一つのほうで、じぶんが染め手でないときに染め手であるかのように見せかける技。

これは逆に、相手が染め手を読むときの読みを逆手に取って、染め手の手出しの特徴に合わせて牌を切っていくことで相手を惑わす迷彩技となります。

字牌⇒端牌⇒中張牌というようなタンピン系の捨て牌であっても、偶然、萬子だけがまだ捨てていないみたいなときってあるかと思います。

そんなときに手の中に萬子の不要牌と筒子の不要牌があれば、敢えて萬子の不要牌を後に残してちょっと染め手っぽい捨て牌にする、みたいなのが有効!

あるいは、配牌が悪すぎてほぼベタオリみたいな場面でも、あたかも染め手が進んでいるかのように見せかけて相手にプレッシャーをかけるという迷彩も可能です。

この辺の話はむこうぶちのジョージというプレイヤーが結構参考になるなと思います。

20巻、27巻辺りに出るので興味ある方はぜひ読んでみてください。

 

終わりに

ここまで迷彩について紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。

迷彩は現代麻雀でも重要で出上がりのしやすさとかに地味に影響してきます。

なんかあいつの手いつも読みにくいんだよなーという人がいたら、細かく迷彩を入れてきているのかもしれません、

ぜひ迷彩をマスターしてワンランク上を目指していきましょう。

ではまた。良い麻雀ライフを!

 

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