これまで3冊の麻雀本を出版し、そのすべてが人気作となっていた雀ゴロKさんが、2019年1月25日に自身4冊目となる最新本『超実践麻雀何切る何鳴くドリル』を発売するようです。
せっかくなので雀ゴロKさんのこれまでの著作と合わせて紹介していきたいと思います。
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目次
雀ゴロKとはどんな人物?ピン東メンバー⇒雀荘オーナーになった強い人!
まずは著者の雀ゴロKさんについて簡単に紹介していきます。
雀ゴロKさんはもともとはピンの雀荘のメンバーで、麻雀で稼いだお金で地元の名古屋に雀荘をオープンしたというフリー麻雀の猛者です。
雀荘オーナーとして働く傍ら、フリー麻雀で勝つためのノウハウをまとめた本をこれまで3冊出版しており、これが中級者から上級者に非常に勉強になるということで人気を博しています。
ちなみに制作秘話としては、著者の経営する雀荘でメンバーが弱くて生活できないという課題を解決するためのノウハウをまとめた本として雀ゴロK本が生まれたんだそうです。
雀ゴロKこれまでの麻雀本3冊を解説!
続いて雀ゴロKさんのこれまでの3冊の著作を簡単に紹介していきます。
これまで出た3冊は以下の通りです。
- 純黒ピン東メンバーが教える フリー麻雀で食う超実践打法
- フリー麻雀で食う 上級雀ゴロゼミ
- フリー麻雀でもネット麻雀でも使える 現代麻雀最新セオリー
それぞれ見ていきます。
1冊目:純黒ピン東メンバーが教える フリー麻雀で食う超実践打法
まず1冊目となる『純黒ピン東メンバーが教える フリー麻雀で食う超実践打法』です。
この本では、初級者から中級者にあがるための方法として、基本的な牌効率や手作り、リーチの基準、鳴き判断、守備の基礎などを網羅的に解説しています。
フリー麻雀用に書かれた本で、他の麻雀本が競技プロやネット麻雀の人によって書かれたものが多い中、フリー麻雀専用の本としてかなりよい本と評判になった1冊です。
2冊目:フリー麻雀で食う 上級雀ゴロゼミ
2冊目は『フリー麻雀で食う 上級雀ゴロゼミ』です。
この本では、1冊目よりもさらに深い話が書かれていて、勝ち金を増やすための打ち方について着順やご祝儀の捉え方、アガリ連荘の場合の聴牌連荘ルールとの戦術の違いなど、より実践的。
やや難易度が高いので中級者向けかなと思います。
3冊目:フリー麻雀でもネット麻雀でも使える 現代麻雀最新セオリー
3冊目の『フリー麻雀でもネット麻雀でも使える 現代麻雀最新セオリー』は、麻雀研究家nisi氏のデータを駆使した共著となっており、親の1300は即ひっかけすべきか?など各場面のシミュレーション結果をグラフ化して要る本となっています。
「これ本当にあっているんだろうか?」と思うような難しい局面に答えをくれる1冊です。
雀ゴロKの最新本「超実践麻雀何鳴くドリル」の内容は?
そして1月25日発売の4冊目の新刊『超実践麻雀何切る何鳴くドリル』の内容ですが、主に「鳴きの手」における判断を解説した本となっています。
以下で詳しく解説します。
構成
章分けとしては、
- 第1章:何切る(基礎)
- 第2章:何切る(実戦)
- 第3章:リーチ判断
- 第4章:何鳴く
となっております。
内容
内容としては、何切るでは主に鳴き手に向かうかどうかの判断として、
「三四①②③⑥⑦678西西中中(ドラ①、南家)」の手で、
- 中を落として平和に寄せるか
- 西を落として鳴きも見るか
みたいな鳴き手に向かうか面前で行くか、みたいなポイントについて解説されています。
そして「何鳴く」では「四四五七九⑧⑨3457中中」の手で何を鳴いて何を鳴かないか、などの判断が解説。
「鳴きを駆使してスピードを上げたい!」という人や、「どこを鳴けばいいのかわからない」という人にオススメかなと思います。
学び
個人的な学びを3つほど紹介します。
1.赤ドラ重視のフリー打法
また、赤の使い方とか、打点の下がりすぎる鳴きはスルーというようなフリーで結果を残せる打ち筋を詳しく解説されています。
79m12344p1355678s
の5s切りとか、確かに言われてみればその通りなんだけど、ふつうに1s切ってたときあったかも!とドキりとしたりもしました。
どこまでリーチをするかの判断にしても、けっこう戻すんだなー!という印象。
あと、赤ドラのありなしでかなり変わるというのもフリーならではだな!と思ったり。
2.鳴き判断は完全解答形式
後半の何鳴くがタイトルにもなっていますが、どの牌を鳴くか?という判断として、「これとこれは鳴くけど他はスルー」というような完全解答形式でまとめられているのは新しいなと思いました。
鳴き判断で印象に残っている問題としては、244s23357p789m發發で何を鳴くかという話で、357での4p鳴きが見えてなかったのは「しもたわ!」と思いました。
3.押し引きはリーチ者の捨て牌のみでわかりやすい
最終章の押し引きの項目は、立体何切る風でまとめれられています。
しかし、この立体何切るが非常にわかりやすいです。
というのも本書では、対象となるリーチ者の捨て牌だけ表示してあってあとは網線がかかっているような感じで、どこに着目すればいいのか、ポイントが明確!
内容としても、赤の使い方でどこまで押すかとか、打点の下がりすぎる鳴きはスルーというようなフリーで結果を残せる打ち筋を詳しく解説されています。
終わりに。巻末では雀ゴロK経営の雀荘Bucksについても紹介
ここまで雀ゴロK本についてまとめてきましたがいかがだったでしょうか。
という人はぜひ読んでみてください。
こんなに押していいんだ!というのを知ることができてびっくりするはず。
ちなみに、ちょくちょく挟まれる雀荘経営の苦労の話も面白いです。
メンバーが弱くて生計が立たないという話から始まり、裏表紙でも「本書を完全にマスターした人が来ると、せっかく育てたメンバーがまた負けてしまうので困る」というようにユーモアのある切実な願いが書かれていてそれが面白かったです。
とはいえ、カモはウェルカム!ということで本書では雀ゴロKさん自身が経営する雀荘bucks3店舗についても巻末で紹介されています。
現在営業中の店舗は以下の3つとのこと。
◆雀荘Bucksの店舗
- 1.大須本店(大須観音駅)
- 2.今池店
- 3.福井店
愛知に2店舗と、福井に1店舗みたいですね!
また雀ゴロK本は、最新刊以外でも鳴きに関してかなり詳しいので、鳴きが苦手な人にもおススメです。
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そんな感じ!ではまた。良い麻雀ライフを!
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