麻雀本

阿佐田哲也の麻雀放浪記には続編があるのをご存知ですか?

坊や哲こと阿佐田哲也。作家であり生粋のギャンブル好きでもある著者は、数々の麻雀に関する著作を残しています。

中でも代表作の『麻雀放浪記』は麻雀打ちなら一度は読んだことのあるであろう有名な著作で、著者自身の経験をもとに昭和の雀荘の鉄火場をリアルに描いています。

麻雀に関するイカサマなども多数取り上げられており、本書を読めば、積み込み、すり替え、仲間との通し方など一通りを知ることができるほどです。

そんな麻雀放浪記は、全四巻で完結しておりますが、実はそのほかに続編があるのをご存知でしょうか。

新麻雀放浪記とは

麻雀放浪記の続編ですが、タイトルは『新麻雀放浪記―申年生まれのフレンズ』といいます。


新麻雀放浪記―申年生まれのフレンズ (文春文庫 (323‐1))

初版の発行は1983年で、内容としては以下の通り。

麻雀放浪記から10年以上経ち40歳になった著者は、ばくちから足を洗い両親の住む家に居候しながら暮らしている。しかしあるとき、タバコの万引きで店員を殴り、捕まってしまう。

独房で出会った大学生(ひよっこ)と組んで、バカラや競馬、麻雀などのギャンブルに繰り出していく。

麻雀放浪記との違いとしては、著者が若さを失って老いを感じつつある点。麻雀放浪記のように小気味よく勝つ場面よりも、裏目を引いて負けながらもなんとか帰ってくるような場面が多いです。

強いヒーローとしての坊や哲を見たい人はもしかしたらガッカリするかもしれませんが、個人的には時代変化のようなものがしっかり描かれていて面白かったです。

ちなみに、本作では麻雀放浪記で出てきた他の博打打ちたちは出てこないです。

もし麻雀放浪記のわき役たちの活躍を見たいという人は、ドサ健を主人公にしたスピンオフである『ドサ健ばくち地獄』や、女衒の達、ドサ健との一戦を描いた「天国と地獄」などを収録した『雀鬼崩れ』などもオススメです。


ドサ健ばくち地獄(上) (角川文庫)


雀鬼くずれ (角川文庫)

DVDも出ているようですね

ちなみにこの新麻雀放浪記ですが、全5巻でDVDも発売されているみたいです。

火野正平演じる伝説の雀鬼、坊や哲の博打物語を描いた麻雀博打シリーズ第1弾!出演は火野正平、奥田智彦ほか。

とのことで、極道系の映画に強い火野氏を起用していることで期待が高まりますね!


新 麻雀放浪記 [レンタル落ち] 全5巻セット [マーケットプレイスDVDセット商品]

麻雀放浪記のリスペクト作品たち

他にも麻雀放浪記をリスペクトして、別の著者がオマージュという形で似たタイトルの本が複数出しています。

まずは、西原理恵子氏の「まあじゃんほうろうき」。

日本一漫画の下手な漫画家を自称する著者が、阿佐田哲也や小島武夫などの濃い面々とともに麻雀を打ちに行っては負けるという、諸行無常な生活を、ユーモア満載で描いています。


まあじゃんほうろうき (1) (バンブーコミックス)

続いては、ギャンブルライターの黒川博行氏による麻雀放蕩記。

麻雀に限らず、パチンコ、ルーレット、バカラ、ブラックジャック、手本引きなどあらゆる博打での体験を描いた短編集となっており、ルールを知らなくても雰囲気はばっちり理解できます。

妻にソウルのカジノに行くための軍資金を要求したら、妻もついてきた話が特に面白かったです。

([く]5-1)麻雀放蕩記 (ポプラ文庫)

 

麻雀本でこのように似たタイトルが出てくるというのはかなり異例の事柄で、それだけ麻雀放浪記の影響力が大きかったことがわかります。

終わりに

『麻雀放浪記』でも後半はヒロポン中毒になって失速していく感じがあってその後どうなったんだろう感があったのですが、続編でちゃんと元気そうで安心しました。

麻雀放浪記は著者の自伝的小説とは言われていますが、完全ノンフィクションではないと思うので、著者の中では坊や哲は死んでいるとかでなくてよかったです。

ちなみに自分は、『麻雀放浪記』の続編として『新麻雀放浪記』があることは知っていたのですが、絶版になっていてなかなか手に入らなかった口でした。

たまたま図書館で見かけて読んだのですが、最近は電子化されたみたいで手に入りやすくなっているそうですね。絶版が手に入りやすくなるという意味でも電子書籍はありがたいのかなと思いました。

麻雀放浪記は読んだけど、続編があったことは知らなかった!という方はぜひ読んでみてください。

そしてまだ麻雀放浪記を読んだことがないという方は、まずは第1巻の青春編だけどもすぐに読んだ方が良いかなと思います!


麻雀放浪記(一) 青春編 (角川文庫)

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