麻雀の聴牌パターンの1つとして、単騎待ちというのがあります。
この単騎待ちというのが、自由に待ちを選べて便利な一方で、待ちをどう撮るかが非常に難しいことも。
特に、ノベタンか字牌単騎か、という2択は非常に難しいです。
今日はこのノベタン字牌単騎問題を考えていきましょう。
ノベタンって何?単騎が2つある形です。
そもそもノベタンって何?という方もいるかとおもうので簡単に解説していきます。
ノベタンというのは1234みたいな感じで、1でも4でも上がれる単騎待ちのこと。
一見すると23持っていて1でも4でも上がれる両面待ちに似ていますが、ノベタンの場合は自分で2枚待ちを潰しているのでやや枚数が少ない待ちとなっています。
ノベタンは扱いとしては単騎待ちが2つあるような感じなので、符計算では2符つきます。
迷いがちなノベタンか字牌単騎かの二択
ノベタンは基本的には単騎待ちよりも強いですが、やや迷う形もあります
よくある形がノベタンにも字牌単騎にも取れるというやつ。
具体的には以下のような形ですね。
2225678m南 999mポン 白白白ポン
1234m456s456p北北北南
ノベタンは両面待ちと同様に待ちが2種類あり待ちの枚数は多いですが、一方で双方の待ち牌が筋となるため、相手に筋を頼られてオリられると出和了(デアガリ)が難しくなります。
なので、硬い相手と戦う場合などは字牌単騎で出やすくしないと話にならない!という場合もままあります。
しかし、一方で待ちの枚数的にはノベタンのほうが多いこともあり、どっちを選べばいいか迷う!というのがよくある流れです。
選び方の基礎!まずはノベタンと短期の枚数を比べてみる
このノベタンか字牌単騎かの話ですが、まずはそれぞれの枚数を数えてみましょう。
最大枚数的には字牌単騎が3枚、ノベタンが6枚とノベタンが有利ですが、場合によっては3枚vs4枚というようにあまり差が出ないことも。
所感では1枚差程度なら字牌単騎が有利で、2枚差は以上はノベタン有利な感じがあります。
面前はノベタンで打つ
で、このノベタンか字牌単騎かという二択ですが、面前でリーチを打つ場合は基本的にノベタンの方が良いです。
なぜかというと、相手が降りる可能性が高いため。
相手が降りた場合、字牌単騎ならより確実にで上がりができるのでは?と思うかもですが、安パイの都合などによっては字牌が出てこないことも多いし、後手で突っかかられた時に苦しいです。
また、面前は下ろしてツモると1役つくこともあり、基本はツモ狙い。
迷ったらノベタンで受けましょう。
鳴きは字牌単騎有利
逆に染めてや役牌などの鳴き手ではノベタンよりも字牌単騎が優勢です。
というのは鳴きのばあいはテンパイがわかりづらく、じわじわ来られることが多いため。
染め手などで字牌単騎かノベタンが選べる場合でも、ノータイムで字牌単騎を選び、相手にプレッシャーをかけていきましょう。
(染めている色の数牌が余ると聴牌とみなされやすい)
染め手ではその染色はでなくても、字牌程度なら拾えることも多いです。
終わりに
基本は面前→ノベタン、鳴き→字牌単騎ですが、まあ一概にノベタン、字牌といっても状況に応じて優劣があるので、しっかり使い分けると勝率がぐんとあがるはず。
単騎に強い打ち手を目指しましょう。
ではまた。良い麻雀ライフを。

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