2-1.麻雀本・漫画

【本レビュー】二階堂亜樹の「勝てる麻雀の基本」

女子プロの二階堂亜樹氏の著作。

  • 第1打の重要性、遠い最終形を見る打牌思考など、やけにフィーリングがあいました。
  • 手牌は前に進む以外にも、防御力を高める方向に伸ばす手もあると知りました。
  • 麻雀なんて八割降りててちょうどいいというのを本書を読んで思い出しました。

本書では、146789の1残しなど、遠い最終形をみるような打牌選択が多いのが特徴です。

メンタンピンはさっさと上がらないと危険など、確かにそうだーと思う内容が多かったです。

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二階堂亜樹の「勝てる麻雀の基本」で学んだ内容

では本書で学んだ内容をまとめていきます。


二階堂亜樹の勝てる麻雀の基本 (日本プロ麻雀連盟BOOKS)

配牌で選ぶ6つのコース

まずは配牌からコースを選んで打牌をするという考え方です。

本書では大きく6パターンがあるとしていて、その内容は以下の通り。

  • タンピン形
  • 一色形
  • 面前ドラ形…リーチ頼み
  • 鳴きドラ形
  • 鳴きかわし形…役牌のみ
  • 無理形

惰性で打つのではなく、序盤でコースを決めてしっかり打つことが重要です。

平和のみリーチの期待値

平和のみリーチで裏ドラが乗る確率は3割

乗れば出和了2000が3900になる。裏ドラ確率が3割なので1900の30%で平均600点くらいの加点が正しい計算です。

なので、1000点をリーチして期待得点は2600くらい。

本書ではそれを踏まえて「だからリーチは微妙かも?」としている。

この考え方は面白いなと思いました。

なお、役なし聴牌は即リーでよい。

間違いやすいカンのルール。

送りカンなど、待ちの変わるカンは禁止されています。もし行った場合、その場でチョンボとなります。

間違いやすいのは以下の形です。

2224555m888p345sの形で2mカン

これは反則になるそうです。

一見待ちは変わってないのになぜかというと、24で挟まれた3mのカンチャン待ちが消えるから。

カンチャンの方が高い場合などもあり、待ちが変わるものとみなされチョンボとなる。

…知らなかった。

勝又プロの賞味期限切れ理論

勝又プロの賞味期限切れ理論も面白い。

安い手は早く上がらないと、安くて早い手でなく、ただの安い手になってしまう。
だから早さを失った時点で店じまいする必要がある。

逆に高い手は、遅い順目になっても手牌が価値を失わないのでずっと押せる。

…この考え方はなるほどなーと思いました。とはいえ、2鳴き、3鳴きのかわし手は和了できなくても逃げられないので、そもそもそうなら状況にないようにしないといけないのかなと思いました。

著者の感覚では、いい手の場合序盤は目いっぱいに受けて、中盤以降は全開に受けない

例えば、234556とかのイーシャンテンで10巡目とかなら5を切りスリムに受ける。

勝又プロの麻雀本↓

>>本レビュー・『麻雀IQ220の選択』(勝又健志著)上級者向けの何切る理由本

一色手には端牌を鳴かせるな

本書では絞りについても書かれており

真ん中の方が鳴きにくいし分断される。役牌絞って内側切れ。

とのこと。

どちらを先に鳴かすかの選択なら、内側から切っていくほうが当たりにくいから。

…これは確かになと思いました。

ただ、1233とある場合などでは、2からは鳴きやすいけど、1からは鳴きにくいという場合もあります。ケースバイケースで対応する必要がありそうですね。

「二階堂亜樹の勝てる麻雀シリーズ」は防御と何切るもあり!

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ちなみに二階堂亜樹さんの麻雀本としては、「勝てる麻雀の基本」のほかにも色々あります。

全体像はこんな感じ。

  • 勝てる麻雀の基本
  • 勝てる麻雀 守りの基本
  • ひと目の何切る

それぞれの特徴を見ていきましょう。

たkる
たkる
「勝てる麻雀の基本」はさっき見たので省略します。

勝てる麻雀 守りの基本

「勝てる麻雀 守りの基本」ではより守備に特化した内容となっています。

物理的安全牌、スジ、ワンチャンスといった基本的な考え方を中心に、読みや実戦での押し引き、追っかけリーチの是非といった複雑な場面での守備まで幅広いです。

ひと目の何切る

続いての「ひと目の何切る」は二階堂亜樹プロによる何切る問題集です。

どちらかというと初中級者向けですが、配牌によるコース分け、安全牌の持ち方、狙いの切り替え、ベタオリ、形式テンパイ粘りなどについて学ぶことができます。

たkる
たkる
「二階堂亜樹の勝てる麻雀の基本」で学んだ内容の演習編です。

終わりに「二階堂亜樹の勝てる麻雀の基本」は基礎を学ぶ良本!

ルールによる違いなどもあり、和了連荘なら親リーは放置して降りることなども書かれています。

言葉で説明するのが難しいような微妙な感覚の部分がうまいことニュアンスで書かれていて、これが重要なんだなーというのを理解することができます。

感覚派の打ち手にオススメの1冊です。

ぜひ読んでみてください。ではまた。良い麻雀ライフを!

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