2022年末に発売した全自動麻雀卓・スパイダーハッシュCO(折りたたみあり)をレビューしていきます。
これまでスパイダーハッシュは折りたたみがなかったので、初の折りたたみVerとなります。
また、枠色も新たに白色が増えるそうなので合わせて解説します。
目次
家庭用全自動麻雀卓スパイダーハッシュシリーズについて
まずはスパイダーハッシュシリーズについておさらいしていきましょう。
名前 | スパイダーハッシュ |
---|---|
会社 | 株式会社ダイゲン |
発売 | 2018年 |
機能 | 山積みのみ |
値段 | ノーマル:88,000円 CZ、CO:118,000円 |
スパイダーハッシュは大阪にある株式会社ダイゲンさんの家庭用全自動麻雀卓です。
足のタイプが3つ、色もそれぞれ3色あり、値段はノーマルが10万円以下と非常に安価なのが特徴。
楽天で売り上げNo1になったこともある人気機種です。
2018年発売、廉価で小型の全自動麻雀卓
ではそんなスパイダーハッシュについてもう少し詳しくみていきましょう。
スパイダーハッシュは2018年の発売。
それまでは家庭用の卓で言うと、10万円以下は非常にサイズが大きく、90cm四方くらいのものばかりでした。
・・卓は欲しいけど置く場所が・・・。
そんな需要に応えたのがスパイダーハッシュでした。
シリーズはハッシュ、CZ、COに分かれる
シリーズは足のタイプにより3つに分かれます。
シリーズの1つ目としてはたこ脚タイプのスパイダーハッシュ(無印)が2018年に発売。アジャスターで固定するスタイルなので安定感が最も高いのが特徴です。
続いて、座卓変形とキャスターでの移動ができるようになったスパイダーハッシュCZが発売し、さらに2022年9月に折りたたみができるスパイダーハッシュCOが発売されました。
卓部分については全て同じで、それぞれ黒、ピンク、オレンジの3色から選択ができます。
製造・販売元の株式会社ダイゲンとは?
ちなみにスパイダーハッシュを手がける株式会社ダイゲンさんとはどんな会社なのでしょうか。
大阪まで取材に行ってきたのでこの項で紹介させていただきます。
大阪の福(と言う駅)に本社がある歴30年くらいの麻雀会社です。
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もともとは雀友という業務用の全自動麻雀卓をメンテナンスする会社としてスタートし、その後2008年ごろから家庭用の麻雀卓販売事業も始まっています。
あまり表に出てこないので知名度はそこまで高くはないですが、歴史のある会社です。
家庭用卓への参入に関してはもっとも早いくらいの先見性で、スパイダー→スパイダーハッシュとバージョンアップされました。
さらにその後も、キャスターのついたタイプ、折りたたみができるタイプなど、種類は増え続けています。
- スパイダーハッシュ・・・タコ足。安定性は一番高い。
- スパイダーハッシュCZ・・キャスター。動かせる
- スパイダーハッシュCO・・キャスター付き。折りたたみ可能
ダイゲンさんはAMOS(大洋技研)の一次代理店でもあるので、AMOSREXXIIIなどの業務用卓をお願いすることもできます。
スパイダーハッシュCO(折りたたみ)をレビュー
では新作のスパイダーハッシュCOを見ていきます。
動画版も作ったのでそちらも合わせてどうぞ。
動画版↓
それぞれの機能についてみていきます。
この卓↓
折りたたみは一人でも可能
まずは新機能となる折りたたみについてみていきます。
この折りたたみ方式はネジを緩めることで回転できるようにするスタイルで、両サイドにあるネジを緩めれば、1人で折りたたみ、および折りたたみ解除が可能です。
やり方は以下の通り。(ベルトは別途つける)
折りたたみ時はベルトで固定
折りたたみ時には、天板が落ちないようにするため(+点棒ケースの蓋が開かないようにするため)に、ベルトを装着します。
このベルトは無料で付属し、マジックテープなので直感的に装着できました。
キャスターもあり
また、スパイダーハッシュCZから追加されたキャスター機能については今回のCOでも導入されています。
キャスターはロックが可能で、ぱちっとやると動かないようにできます。
対局後はロックを外して、部屋の隅や倉庫などにしまう作業も楽々。
サイコロゾーンも四角に
ここからはCOだけの話ではないですが、スパイダーハッシュシリーズの機能をおさらいしていきましょう。
サイコロゾーンについては、元々は丸型でしたが、現在では四角になっています。
これにより、6枚切りを綺麗に行うことができます。
連荘、親マークがわかる
また、サイコロゾーンについては、親が光るようになっており、連荘すると連荘マークもつきます。
なので卓上に点棒を出さなくて大丈夫です。
この連荘マークについては親が移動すると、ゼロに戻ります。
牌は28mmでみやすいフォント
牌については、スパイダーハッシュシリーズは28mmとなっています。
このサイズは雀荘で一般的なので、雀荘慣れしている人も違和感なく使えると思います。
フォントに関してもクセがなく見やすいスタイルで、赤ドラはピンズ4枚、ソウズ・マンズが2枚ずつで計8枚あります。(花牌もあり)
点棒ケースは取り外せる
あと地味に便利なのは点棒ケースの取り外しです。
席を移動する際などは点棒ケースごと移動することができます。
(チップなどが入っている場合)
卓のサイズはコンパクト
また卓のサイズについてはけっこう小さめです。
商品寸法 (長さx幅x高さ) | 82 x 82 x 75 cm |
大きめのものは90cm四方くらいのものもあるので、部屋の面積に不安がある人にスパイダーハッシュシリーズはおすすめ。
サイズは全て同じです。(無印、CZ、COで共通)
山積みはベルト式
山積みに関してはベルト方式です。
現在ある家庭用の全自動麻雀卓では一般的な方式なので、ほかの卓と同じ。
積み方は、4箇所積み込みで、上下に2個積んで左にずれる形式です。
値段は11万円
値段はスパイダーハッシュCOについては118,000円です。
この価格感は最安値ではないものの、安価な部類に入ります。
サポートは1年間無料、その後も電話等で問い合わせはできるため、その辺を含めるとかなりリーズナブルかと思いました。
(あと税込で送料も込み込み)
スパイダーハッシュに新色ホワイトが登場!2023年最新!
また、冒頭でもチラッと書いたのですが、新色が発売予定だそうです。
こちらについては時期はまだ未定(おそらく2023年4月ごろ?)だそうですが、これにより、スパイダーハッシュの色は4色となりました。
- 黒(ブラック)
- ピンク
- オレンジ
- 白(ホワイト)←New!!
ちなみに画像のように4色にするのは在庫の関係で難しいそうですが、2色くらいならいけることもあるみたいなので、ダイゲンさんへご相談ください!
展示卓は4色構成↓
まとめ+さらに全自動麻雀卓を探す人へ
以上がスパイダーハッシュCOのレビューでした。
折りたたみができる小型の卓が118,000円で入手できるのはかなり良いですね。
また、色についても(おそらく)一番多いので部屋のテイストに合わせて選びたい人にもおすすめです。(特にピンクやオレンジはレアカラー)
初めての全自動麻雀卓として手が出しやすい機種かと思います。ぜひチェックしてみてください。
ではまた。良い麻雀ライフを!