麻雀本

【感想】『現代麻雀の秘技 相手に対応させる技術』平澤元気著

平澤元気氏の新刊『現代麻雀の秘技相手に対応させる技術』を読んだところ、かなりいい内容だったので感想を書いていこうと思います。

よろしくお願いいたします。

平澤元気『現代麻雀の秘技!相手に対応させる技術』の概要

まずは平澤元気氏の『現代麻雀の秘技!相手に対応させる技術』とはどんな内容なのか、という話をしていきます。

内容としては、迷彩まで露骨ではないけれども、少しだけ相手に読みにくくするような捨て牌や手作りの作り方について書かれた本となっています。

具体的に言うと、裏筋をマタギに見せかけるように、敢えて578の5の切り順を遅らせるとか、読まれやすい「もろ引っ掛け」にならない手の進め方とか、できるだけホンイツに見せないコツとかです。

確かに相手にやられると、少しずつ読みにくくなる相手の脳のメモリを削っていくようなそんなテクニックが満載なマニアックな1冊。

ちなみに目次は以下の通り。

・読みの基本
・仕掛けへのケア

・応用的な読みと空切りのコツ
・変則捨て牌への対応

読みの基本や、相手の仕掛けへのケアといった全般的な内容についても書かれていますが、どちらかというと読みの基本や仕掛けのケアの仕方を学んだ上で、それを逆手にとって相手に対応を要求するような手作りを学んでいこうというコンセプトです。

 

『現代麻雀の秘技!相手に対応させる技術』は中級者から上級者への特急券

個人的な所感として、この『現代麻雀の秘技相手に対応させる技術』という本はある程度牌効率やベタオリの基礎はできたという中級者が、相手にするといやらしい上級者にランクアップするために最適な本だと感じました。

というのも、これも個人的な感覚になるのですが、天鳳で言うところの4~7段くらいの中級者と8段以上の上級者というくくりでのやりにくさを比べると、この両者の違いは捨て牌の作り方(微妙に読みにくい鳴き、とかこれやられたら困るなと思うところを的確に突いてくるかどうか)のところだと思うので、本書はかなり重要な本になると思います。

具体的な例を挙げると2000点の仕掛けでも、本当に2000点なのか、あるいは満貫まであるのかを絞らせないような鳴きをしてきたりとか、いかにも待ちを絞れるような手出しがなかったりとか、そういう微妙に嫌な打ち筋が上級者のやり方かなと。

なので、逆にこの本の内容をみんながマスターして全員がナチュラル迷彩を施されたいやらしい打ち筋をしてくるようになったら、自分はもう鳳凰卓についていけなくなるだろうな、と危機感を感じる1冊でもありました。(自称「中上級者」並感)

終わりに:結論としておすすめ

まとめると、本書の内容としては、スライドに見せる手出しとか、裏筋をマタギ筋に見せかけるなど、内容はかなりマニアックだけど、中級者から上級者に上がるためのコツが、特に他の本には書かれていない内容までしっかり書かれているので、かなりオススメの一冊です。

機会があったらぜひ読んでみてください。