最近、麻雀系の検索をするとAMOSの最新製品である「AMOSJP専用テーブルボード」というものがAmazonとかで出てきた人も多いのではないでしょうか。
これ↓
これめっちゃおしゃれだし、値段を見ると9,800円と安いし、全自動卓の革命なのでは?と思う人もいるかと思います。
ただ、もしそう思った人は罠にはまっているかもしれません。
これ、画像で見ると点数表示とかのところも一体化しているかのように思えますが、実際には、その上に乗せる「コタツ天板のような板」だけです。
言いたかった話はこれだけなんですが、せっかくなのでこの天板をレビューしていきます。
目次
全自動麻雀卓 AMOS JPシリーズの専用テーブルボードとは?
ではこの「全自動麻雀卓 AMOS JPシリーズ 専用テーブルボード」とは何なのか、について解説していきます。
まず、全自動卓というのは、もちろんその名の通り、麻雀を打つための卓で、その中でも自動化された機能を持つものを指します。
山を積んでくれるだけ、とか、配牌も出してくれるとかがあります。
じゃあ、麻雀打たないときはどうなるの?というと、「おれは麻雀卓だ!食卓になんてならねえぜ!」という硬派なやつと、「暇なときはテーブルもやります!」という柔軟なやつがいます。
で、この専用テーブルボードというのは、これをつければ麻雀用のデリケートな面をガードしつつ、テーブルとしても使用可能になるますよ、というための変身アイテムです。
これが9800円で売り出されているというわけです。
なので麻雀を打たないときはこれを卓上に置くと、でこぼこなくテーブル化することができます。
ちなみにこれ、裏にストッパーがついているので上からかぽっと乗せるだけでよいみたいです。
これだけ買っても麻雀は打てないというところはしっかり理解しておきましょう。
点棒表示ありの全自動麻雀卓でテーブル利用できるのは新しい
じゃあこの「全自動麻雀卓 AMOS JPシリーズ 専用テーブルボード」のどこが新規性があるのか、というと、テーブル化できるという点です。
というのも、このAMOS JPは点棒表示付きの全自動卓ですが、実は今まで点棒表示付きのタイプで、テーブルになるというものはありませんでした。
大体テーブルとしても使える全自動卓は山積みだけを行うシンプルなものが多くて、最高でもSLIMの15万円くらい(点棒自動表示機能はなし)です。
なので20万円以上する点棒表示付き全自動卓において、テーブル化を行っているという点において新規性があります。
ちなみにアモスJPシリーズは最近折り畳みタイプも出たんですが、そちらだと収納時はテーブルボードを外す必要があります。(落ちるため)
でも点棒入れがノーガードで汚れそう!利点はデザインにあり
ただ、なにそれ新しい最強かよ、とは思えないのはAMOSJPのその形状です。
AMOSJPは点棒が取り出しやすいようにむき出しになっているスタイル。
そのため、卓上で飲食、たとえばカップラーメンを食べたらその汁はちょっと点棒ケースに入りそう。
そこらへんがまだ最適化され切っていない感じはあります。
たぶん卓→テーブルクロス→テーブルボードという順番で置く運用になるかと。
むしろ利点はその色の統一性とかそういうデザイン的なところにありそうなので、AMOSJPを部屋に置いているor置きたいけど部屋の景観が損なわれるのが嫌!という人におすすめのアイテムかなと思いました。
終わりに。テーブルボードで日常卓としての両面待ちにしよう!
実用性はいまいちそうだけど、デザイン的にはオシャレな感じ、というのがこの「AMOS JPシリーズ専用のテーブルボード」を見た時の自分の感想です。
専用とはいうものの、別にほかの麻雀卓に乗せていくことも可能かとは思いますので、78cm四方がちょうどいい卓を持っている人は購入してみるのもありかなと思います。
正直テーブルへの擬態という意味だとSLIMとか手積み宅のシークレット麻雀卓とかのほうがスマートだけど、点棒入れの部分にやや違和感があるのは、まあ点棒表示機能がある以上仕方がない感じもある。
アイデアとしては新しいので最先端を行きたい人はぜひ購入を検討してみてください。
ではまた、よい麻雀ライフを!