点数計算を自動化すると言う触れ込みのアプリ「麻雀カメラ」をレビューします。
結論から言うと認識度が低すぎて実用投入不可です。
お疲れ様です、麻雀グッズ研究所のたkるです。
皆様は点数計算をどのようにして覚えましたか。
今では「スラスラ秒で計算できるぜ!」っていう人でも最初はやっぱり大変だったのではないでしょうか。
また、まだ覚えていない人の中には、
「経験者がいないと点数が誰もわからなくて麻雀が打てない」
と言う悩みを抱えている人がいるかもしれませんね。
そこで今日は、そんな点数計算できない勢の悩みを解決する自動化ツールを紹介します。
今回紹介するアプリ:「麻雀カメラ」
文字通り写真で手牌をパシャっとやると自動で点数を判別してくれるという優れものなんです。
以下では実際にこのアプリをダウンロードして使ってみた感想をレビューしていきます。
目次
麻雀カメラとは?点数計算を自動化する写真判別アプリです
まずは麻雀カメラとは?の概要を解説します。
概要
麻雀カメラとはノースショア株式会社という会社(KDDI系?)の作成したAI画像判別ツールです。
手牌の麻雀牌を撮影し、その形から点数計算を行ってくれるという画期的なアイテムとなっています。
アプリにカメラを許可する必要あり!
値段
ちなみに料金は基本無料で、ただ広告を消すためには別途360円の課金が必要となります。
とりあえず試すだけなら無料でいけます。
対応機種
対応機種はiPhoneのみだそうです。
自分の古めの機種(7か8くらい)でもいけたのでiPhoneなら大体いけるはずです。
【推奨端末】
iPhone 5s以降
AppStoreから入手可能。
できること
アプリの内容としては、
【主な機能】
・画像認識による点数計算
・手動選択による点数計算
・マージャンの基本用語
・役一覧
・点数早見表
などがあり、メインとなるのは画像認識機能となります。
結構前から噂は聞いていました。
ただちょっと認識しづらいという話もあった・・
今回これを実際に使ってみました!
麻雀カメラの評判と使用感レビュー!実用に耐えませんでした
続いては麻雀カメラを実際に使ってみた感想をレビューします。
動画も作ったので合わせてどうぞ。
麻雀牌を測ってみた!
というわけで手持ちの麻雀牌を用いて麻雀カメラを試してみました。
まずは机の上に牌を置いてスキャン!
・・が、なかなか反応しない。
卓の色が悪いのかなと思って、芝の上に変更しました。
・・・が、相変わらずだめ!
ごちゃごちゃ牌を動かしているうちに急に反応し画面が切り替わりました。
- 上がり牌は手牌の上側(奥)に置く必要あり
- 牌の上下はどっちでも良いっぽい
- エラーが出まくっても粘るとそのうちうまくいく
といった感じ。
・・成功かと思いきや、形がちょっと違う・・!
本来の手↓
手動で修正してみた
手動修正ができるみたいなのでやってみました。
感想としては、
順番変更ができなくて不便
というのがあったものの操作自体はぽちぽちやるだけなのでやりやすいなと思いました。
詳細項目が割とめんどい
手牌が確定したあとは
- リーチの有無
- ツモかロンかの選択
- ドラや本場の有無
などを選択していきます。
この項目が割とめんどくさくて、かつ1つでも不備があるとエラーが出ます。
さらに詳細ルールの選択項目がありますが、ここはそのままスルーできます。
点数計算を押せばOK。
結論:画像認識による点数計算の自動化のコンセプトは良いけど、現状は実用利用不可なアプリ
その後も何回か試してみたのですが、
- 牌の誤認識が酷すぎる
- 画像認識エラーの判定基準が謎
- 広告が長すぎる(30秒はいる)
などから正直実用利用は無理だなと判断しました。
点数計算の自動化という課題自体は確実にあるのでコンセプトは悪くないけど、如何せん完成度が低すぎる。
特にアプデもされていないようなので、もったいないアプリかなと思いました。
実は他にも点数計算の自動化は他にも卓と牌にICチップを入れるという作戦の卓も出てたものの、現在では生産中止に・・。
需要が初心者に限定される(上級者は買わない)ので難しいのかもしれない・・。
そんな感じです。
今のところリアル麻雀の点数計算を自動化するアイテムは良いのがないので、リア麻雀士は点数計算をおいおい覚えていきましょう!
ではまた。良い麻雀ライフを!
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