トッププロによる統一麻雀リーグである「Mリーグ」。
2018年10月から開始され、麻雀業界を賑わせていますね。
そんなMリーグの選手たち(通称Mリーガー)は、それぞれの団体のスター選手が多く、自身の著作を持っている場合も多いです。
今日は、さらにMリーグを楽しむためにオススメな、Mリーガーによる麻雀本を紹介していきたいと思います。
P.S.2021年度版にアップデートしました。
目次
Mリーガーで作家な人ってどれだけいるのか一覧表
まずはMリーガー21人のうち、どれだけの人が著作を持っているのかというところから見ていきましょう。
独自の調査によると、Mリーガーの麻雀本の著者と著作数の関係は以下の通りです。※青が男性、ピンクが女性
著者数15人で計34冊。⇨2019年度は18人となりました。
なんと半数以上のMリーガーたちが自身の著作を持っていることがわかるかと思います。
これらの著作を読んでそれぞれのMリーガーたちの打ち筋のもととなる考え方を学び、その後にMリーグの試合をみて実際に理論をどう活かしているのか、という見方をすると勉強になりますね。
ちなみにもっとも著作数が多いのは、佐々木寿人プロと滝沢和典プロで6冊。ライバル関係にあるという2人ですが著作数でも均衡しています。
2019年7月現在には著作のないプロについても今後はMリーグ効果で出版があるかもしれないので、変化があれば随時更新します。
レベル別!Mリーガー麻雀本おすすめまとめ
では、それぞれのMリーガー麻雀本について、おすすめのものをピックアップして紹介していきます。
紹介する本は以下の5冊です。
・初心者におすすめ!二階堂亜紀『勝てる麻雀の基本』
・中級者におすすめ!『麻雀「何切る」200人に聞きました!』
・上級者におすすめ!石橋伸洋『黒いデジタル麻雀』
・ビジネス書としてもおすすめの『多井熱』
・カッコいいベテランになる方法『大きく打ち、大きく勝つ麻雀』
では、それぞれ見ていきましょう。
初心者におすすめ!二階堂亜紀『勝てる麻雀の基本』
初級者にオススメの1冊。
第一打の重要性として手牌はまっすぐ前に伸ばすだけでなく、オリ気味に打って防御力を上げる、などコース別にして紹介しているのがわかりやすいです。
また、ルールについても詳しくて、間違いやすいチョンボ(送りカンなど)についても書かれており、ルールを学びなおしたい人にもおススメです。
ちなみに二階堂プロの著作としては、『勝てる麻雀の基本』と『勝てる守りの基本』で2部作となっているので、きっちり基礎を固めたい人は両方読むとよいかもです。
中級者におすすめ!『麻雀「何切る」200人に聞きました!』
いわゆる何切る本ですが、本書がすごいのはとにかくたくさんの意見を集めているという点。
それぞれの問題に対し、プロアマ問わず計200人に聞いてその結果をまとめているという力作です。
そしてその得られた結果に対し、佐々木寿人、高宮まりの二人のMリーガーが解説を加え内容をまとめるという展開なので、多数意見が知れるだけでなく、なぜその意見が多いのか、実際にどう打てばよいのかについても合わせて理解することができます。
上級者におすすめ!石橋伸洋『黒いデジタル麻雀』
上級者にオススメなのが石橋伸洋プロの『黒いデジタル麻雀』です。
本書では、デジタル麻雀の裏をかき、デジタル通りに打った相手を効率よく打ち取る方法について書かれています。
本書を読めば、教科書通りに打ってくる中級者を狩り放題になるので上級者にはおすすめです。
スライド読みなどの高度な読みについても詳しく解説されています。
ちなみに2巻まで出ています。
ビジネス書としてもおすすめの『多井熱』
あと、麻雀とは直接関係ないかもですが、自身の団体RMUを立ち上げた経験のある多井プロの著作『多井熱』は面白いです。
「何切る」より「何を着る」かが大事として麻雀プロとしての付加価値について熱く書かれています。
元々の団体に所属していた時の著者と、自身の団体を立ち上げた後の著者との対比が明確で、麻雀打ちとしてまた、団体運営者としての学びやノウハウが詰まっています。
リーダーを目指す打ち手におすすめです。
カッコいいベテランになる方法『大きく打ち、大きく勝つ麻雀』
最後は、麻雀打ちとしての人間的な完成を学ぶ1冊として近藤誠一プロの『大きく打ち、大きく勝つ麻雀』を紹介します。
本書は、著者の得意とする先制リーチを打たれても高打点で押し返す戦い方について主に書かれています。
後手はオリのデジタル派が多い中、本書の内容は勉強になります。
本書の魅力はそういった戦術的なところもそうですが、それ以上に麻雀打ちとしての格、人間としての在り方について学べることです。
例えば、麻雀の常識などもスジひっかけ禁止などの理論は時代とともに移り変わっていますが、時代の変化に合わせて自身を変えておく必要性であったり、ゆるく麻雀を楽しみたい人と真剣勝負をしたい人が同卓した場合の在り方とか、そういった器の大きさみたいなものを学ぶことができます。
最近もしかしてアタマが固くなってきたかもと思う人にもオススメです。
番外編:Mリーグを楽しむ関連本
ちなみにMリーガーの本ではないですが、Mリーグを楽しむためのおすすめ本としては、選手名鑑が出ています。
こちらは2018年度版ですが、今年もたぶん2019年度版が10月くらいに出るのでは?と思っている。
これを持っていると、知らないプロが出てきても安心!
終わりに
本を読んでその著者の考え方を知ったうえでMリーグを見ると、「あ、これ本に書いて合った内容だ!」とか「この理論はこうやった活かすのか」とかがわかり面白いです。
ぜひ読んで、さらにMリーグを楽しんでいきましょう。
最後に本記事で紹介したMリーガーの著作一覧の画像ファイルを載せておきます。
本屋などで著作を探す際にご利用ください。(まだ2018年度版ですが・・・)
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