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【選手一覧あり】Mリーグについてわかっている情報全部まとめた!

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2018年7月に発足したMリーグ。

「麻雀業界初のプロリーグ戦!」みたいな触れ込みでにぎわいだしていますが、よく考えてみると麻雀プロってすでにありますね。

「あれじゃあMリーグって結局何が新しいんだ?」

と思う人も少なからずいるのではないでしょうか。

今日は、そんなMリーグがわかるようでよくわからないという人に向けて、個人的に調べたMリーグ情報について説明したいと思います。

Mリーグルールについては以下の記事でまとめているので参考にしてください!

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Mリーグとは何か?プロ団体横断のチーム戦が新しい!

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まずはMリーグとは何か、という話からしていきたいと思います。

Mリーグは一言で言えば、「競技麻雀のチーム対抗戦のナショナルプロリーグ」です。

麻雀プロはすでにたくさんの団体が乱立しているような状況で、Wikiで調べてみると11団体もありますが、プロ団体横断のチーム対抗戦はいままであまりありませんでした。

◆既存プロ団体

  • 日本プロ麻雀協会【Mリーグ参加】
  • 日本プロ麻雀連盟【Mリーグ参加】
  • 最高位戦日本プロ麻雀協会【Mリーグ参加】
  • 麻将連合-μ-【Mリーグ参加】
  • 101競技連盟
  • RMU【Mリーグ参加】
  • 全日本麻雀協会
  • 麻雀共同体WW(ダブル)
  • 日本プロ麻雀棋士会
  • 麻雀プロ活動団体アウトリーチ
  • 麻雀プロ団体DOP

Mリーグは、これらのプロ団体のうち、5団体(最高位戦・麻雀連盟・麻将連合・麻雀協会・RMU)に所属するプロたちの中から選ばれたトッププロたちによって争われるリーグ戦となります。

たkる
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プロ野球で言えば、オールスターゲームのようなイメージです。

これまでは団体ごとでのリーグ戦がメインでしたが、団体を超えてのプロリーグが開催されるということでMリーグは新しい試みであるといわれています。

Mリーグの賞金の話。優勝5000万円と破格に高い!

このMリーグの特徴の一つには、これまでにないほどの高い賞金が挙げられます。

これまでの麻雀大会としては、最強戦で賞金200万年が最高で、それ以外は50~100万円程度が一般的でした。

対してこのMリーグの優勝賞金は、なんと5000万円

文字通り桁が違います。

なぜMリーグはこれほどまでに大きな賞金を用意できたのか。

それは電通、博報堂、テレビ朝日などの有名企業がスポンサーとしてついているからです。

初代会長の藤田氏の手腕もあるとは思いますが、それらの大手企業がMリーグに注目するのには理由があります。

Mリーグのコンセプト:ゼロギャンブル宣言と年俸制について

では、なぜMリーグは注目されているのか。

ポイントは、Mリーグが従来のギャンブルのイメージを払拭し、麻雀をスポーツとして生まれ変わらせようとしていることにあるといわれています。

ギャンブルには大金は出せないけど、スポーツなら投資できるという企業はけっこう多いということですね。

そこで続いては、Mリーグのコンセプトについて説明します。

レートあり雀荘のゲストも禁止なゼロギャンブル宣言!

コンセプトですが、Mリーグは「ゼロギャンブル宣言」を掲げている点が革新的です。

麻雀プロはこれまで、多かれ少なかれ巷のフリー雀荘とのつながりがあり、プロ雀士がゲストとして低レートの賭けマージャンに参加することはよくあることでした。

しかし、Mリーグに参加することになったプロ選手は、そのような雀荘での賭けマージャンは禁止されます。

「発覚した場合は即除名」という非常に厳しいルールが採用されているのが特徴です。

これについて初代会長となったサイバーエージェントの藤田社長は以下のように述べています。

「Mリーグの構想を思いついてすぐに、低レート麻雀が合法になる道はないか、複数の国会議員に会ってその花王製を探ったが、その道は行き止まりに見えた。なぜなら、法改正に動くには、賭博罪を変える必要があり難易度が非常に高く、メリットとしても大きな税収増も見込めないし、選挙の票にもならないし、何よりも麻雀のイメージがよくないので世の中的に大義に乏しいからだ。」

このように初めは低レートの合法化というアプローチを狙っていたこともわかります。

しかし、それは難しいということでアプローチを変え、麻雀がスポーツとしてオリンピックの種目となるような方向でイメージを好転させることが先決だ、として今回のゼロギャンブル宣言に至ったというわけです。

Mリーガーの生活と収入について

とはいってもいきなりフリー雀荘の仕事がゼロになったら、プロ雀士の仕事が立ちいかなくなるのでは、という不安がよぎった人もいるかと思います。

でもその点は現時点では心配いりません。

なぜならMリーグに参加できる選手は、2000人以上いるといわれているプロ雀士の中でわずか21人だけと非常に限定的であることと、またMリーグの参加者にはスポンサーから年棒が支払われるからです。

ちなみにこの年棒の額については今のところ公開はされていないのです。

一説では最低400万円は保証されるといううわさもありますが、トッププロばかりだし実際のところもっと高いかもですね。

◆参考記事(サイト外)
Mリーグの選手に最低年俸400万円を保証

では、この21人の選手はどのようにして選ばれているのか。

ここからは、Mリーグの選抜方法についてお話しします。

Mリーグの選抜方法はドラフト式だが2019年以降はほぼ変化なし…

Mリーグの選抜方法ですが、これはスポンサーが集まってのドラフト方式で決定されています。

ドラフト方式というのはプロ野球とかでやるあれですね。それぞれの団体がそれぞれ1位から順にほしい選手を指名していって、1巡終えたら残っている選手の中からまた2巡目に欲しい選手を選んでいくというやつです。

今年の夏ごろに、グランドプリンスホテル高輪でドラフト会議が行われました。

自分はあまりプロに詳しくないので、どういう基準でのドラフト指名なのかはよくわからなかったのですが、詳しい友人によると、実力だけでなく、知名度とか、集客力とか、スポンサーの色に合うかなどを総合的に判断してのチョイスであるとのこと。

プロリーグの結果を見てトップの人を取っているというわけではないみたいです。

スポンサーがつく以上ある種仕方のないことですが、プロマージャン好きの人は既存プロをないがしろにしている、といって残念がっている人もいるようですね。

そんなこんなで選ばれた選手は以下の通り。

Mリーグ参加チームとMリーガー(2018年度版)

◆赤坂ドリブンズ (博報堂)
園田賢 村上淳 鈴木たろう

◆EX 風林火山 (テレビ朝日)
二階堂亜樹 滝沢和典 勝又健志

◆KONAMI 麻雀格闘倶楽部 (コナミ)
佐々木寿人 高宮まり 前原雄大

◆渋谷 ABEMAS (サイバーエージェント)
多井隆晴 白鳥翔 松本吉弘

◆セガサミーフェニックス(セガサミーホールディングス)
魚谷侑未 近藤誠一 茅森早香

◆TEAM RAIDEN (電通)
萩原聖人 瀬戸熊直樹 黒沢咲

◆U-NEXT Pirates (U-NEXT)
小林剛 朝倉康心 石橋伸洋

2019年以降は

  • 角川サクラナイツというチームが追加されたり
  • 女性を必ず一人入れないといけなくなったり

といった変化も起きています。

たkる
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最新メンバーとドラフトの話は以下をどうぞ

こうして見ると、電通と博報堂、セガとコナミというようにライバル関係がありそうな企業が集まっているのが面白いですね。

自分個人の感想では、麻雀本を出版しているプロが多いなーと思いました。

各選手の詳細については、10月1日に選手名鑑が発売されるようですね。


麻雀プロMリーグ選手名鑑 (近代麻雀戦術シリーズ)

21人の初代Mリーガーについて年齢、所属等のデータを調べてみた

それぞれのチームのMリーガーたちについてもう少し詳しく調べてみました。

まずは自分が夜なべして作ったこちらの一覧表をご覧ください。

各チームの所属選手について、名前、性別、所属団体、年齢、生年月日をまとめています。

この図を基にして、各Mリーガーを見ていきたいと思います。

では、まずはチームごとの切り口で見ていきましょう。

赤坂ドリブンズ(博報堂)

メンバー
【第一巡】最高位戦日本プロ麻雀協会 園田 賢
【第二巡】最高位戦日本プロ麻雀協会 村上 淳
【第三巡】日本プロ麻雀協会 鈴木 たろう

一巡目指名の園田プロですが、あまり聞きなれない名前だなと思って調べてみると博報堂の社員さんみたいです。

そりゃあ博報堂も勝手の分かった選手が欲しいから一位指名ですね!

それぞれの選手のつながりとしては、園田選手と村上選手は同じ団体で、村上プロと鈴木プロは、著作『デジタル麻雀の達人』で共著を出したという仲です。

なので、チームとしては、

博報堂(スポンサー)ー 園田プロー村上プロー鈴木プロ

というトマホーク型のつながりがあります。

ドラフト三巡目で3チーム競合していた鈴木たろう氏を獲得できたこともあり、優勝候補と予想する人も多いみたいですね。

 

EX 風林火山 (テレビ朝日)

続いては、テレビ朝日がスポンサーとなるEX風林火山です。

メンバーは、

【第一巡】日本プロ麻雀連盟 二階堂 亜樹
【第二巡】日本プロ麻雀連盟 滝沢 和典
【第三巡】日本プロ麻雀連盟 勝又 健志

という編成です。

全員連盟出身のプロですが、スポンサー傾向としてテレビ露出の多い選手を選んでいる印象がありますね。

3人とも比較的固い雀風が持ち味ということでここもなかなか強そうです。

ちなみに自分は勝又プロは初見だったのですが、「麻雀IQ220」というあだ名を持ち、相手を徹底的に研究するデータ麻雀を得意とする選手とのこと。

 

KONAMI 麻雀格闘倶楽部(コナミ)

【第一巡】日本プロ麻雀連盟 佐々木 寿人
【第二巡】日本プロ麻雀連盟 高宮 まり
【第三巡】日本プロ麻雀連盟 前原 雄大

麻雀で1000万貯めた男として知られる佐々木プロを筆頭に、同じく全員連盟出身のプロ雀士で固められたチームです。麻雀格闘俱楽部で活躍するプロをチョイスされています。

このチームは攻撃的な雀風の選手がそろっているので、ファンタスティックな試合展開が期待できますね。

渋谷ABEMAS(サイバーエージェント)

続いては、初代会長の藤田氏が監督を務める渋谷ABEMAS。スペルの読み方は「シブヤアベマズ)」です。

メンバーは、

【第一巡】RMU 多井 隆晴
【第二巡】日本プロ麻雀連盟 白鳥 翔
【第三巡】日本プロ麻雀協会 松本 吉弘

となっています。

RMUという団体を起こした多井氏は著作『多井熱』を、連盟の白鳥氏は『トッププロが教える 最強の麻雀押し引き理論』をそれぞれ今年出版している作家としても勢いのある打ち手です。

3人目の松本プロは、あまり聞きなれなかったのですが、26歳の若手でRTDに参戦した強者。

解説がうまくファッションも高い若手のホープで「麻雀界の藤井聡太になってほしい」と藤田社長も期待しているですね。

野心溢れるチームだなと思います。

 

セガサミーフェニックス(セガ)

続いてはセガサミーフェニックスです。

メンバーは、

【第一巡】日本プロ麻雀連盟 魚谷 侑未
【第二巡】最高位戦日本プロ麻雀協会 近藤 誠一
【第三巡】最高位戦日本プロ麻雀協会 茅森 早香

と、唯一女流プロを2名採用してきた異色のチームとなります。

ベテランの近藤プロがうまくまとめていけるのかというところがカギとなりそうですね。

 

TEAM RAIDEN / 雷電(電通)

【第一巡】日本プロ麻雀連盟 萩原 聖人
【第二巡】日本プロ麻雀連盟 瀬戸熊 直樹
【第三巡】日本プロ麻雀連盟 黒沢 咲

芸能事務所(株式会社アルファエージェンシー)所属しアカギやカイジにも出演している萩原プロを1巡目に指名し、現役最強と言われるプロ雀士の1人である瀬戸熊プロを2巡目、3巡目は美人雀士として、テレビや雑誌等に出演している黒沢プロを指名したチームライデン。

それぞれが華のある選手で固めたスターチームです。

 

U-NEXT PIRATES(U-NEXT)

【第一巡】麻将連合-μ- 小林 剛
【第二巡】最高位戦日本プロ麻雀協会 朝倉 康心
【第三巡】最高位戦日本プロ麻雀協会 石橋 伸洋

最後は、U-NEXTパイレーツです。

このチームでは唯一の麻将連合-μ-出身の雀士を起用しています。小林プロはRTDでの和了率が23%程度と非常に手数の多い打ち手として知られています。

そして2巡目では2度天鳳位になったことで有名な朝倉氏(ASAPIN)を、3巡目には『黒いデジタル麻雀』などの著作で知られる石橋氏を指名しています。

読みにたけたデジタル系雀士の強者を集めているので、高い守備力に期待がかかります。

Mリーグは以上7チーム21人で争われます。

各プロ団体の割合は?

ちなみに、団体横断というけれど、なんとなく日本プロ麻雀連盟のプロが多い気がするな、と思って各プロ団体の割合はどうなっているのか、調べてみました。

出身を調べてみると、以下の通りです。

多い順に並べると、連盟所属のプロが11人、次いで最高位が6人、協会2人、そしてRMUと-μ-からは1名ずつとなっています。

こうしてみると連盟が多いですね。過半数を占めています(笑)

まあ、初代エムリーガーというだけなので、今後は変化があるのかもしれませんね。

Mリーガーの年齢について

Mリーガーの年代ですが、以下の通りの分布となっています。

20代…2人、30代…11人、40代…6人、50代…1人、60代1人

30代が過半数を占めており、勢いのある若手というよりは脂ののった実力のついた世代がメインとなっているのが特徴です。

ただ、20~60代と幅広い年代が同じリーグで合わそうというのは、なかなか他にはない感じなので面白そうだなと思います。

もしかしたらいずれは高校生雀士(10代)とか健康麻雀出身のシニア雀士(70代)とかが出てくるかもしれんせんね。

Mリーガーの誕生日について

誕生日の一覧をじーと見ていると、なんとなーく偏りがあるように見えてしまうのは自分が流れ派だからかもしれませんが、まとめてみて結構面白いなと思ったのが誕生日。

あれですね。瀬戸熊プロと 白鳥プロは誕生日同じ(ともに8月27日)なんですね。

あと、近藤プロが麻雀の日(8月1日)生まれですね。

選手に誕生日応援メッセージとか送るときに使ってください。

Mリーガーの男女比について

Mリーガーの男女比は、男性16人、女性5名。割合にすると大体4:1くらいです。

男性が多いですが、まあ、麻雀人口の比率を考えると妥当なところなのかな、とは思います。

Mリーグの監督のポジションとは?初代チェアマンである藤田晋社長も

Mリーグには、選手のほかに監督を置いているチームも。

例えば、初代チェアマンである藤田晋社長は「渋谷ABEMAS」の監督でもあります。

ここで気になるのは監督の役割。

クライマックスシリーズとかドラフトとか、何かとプロ野球に近い制度を採用しているMリーグですが、監督って出番あるんでしょうか。

選手の交代のタイミングとか、勝負所でタイムアウト取って励ましたり、指示を出したりするのかな。

個人的な妄想では、和了トップのオーラスとかで「ここだぞ!ここ一本取っていけ!スピードだ!!」とアドバイスするとかそういうスポーツ的な要素があると楽しそうだなと思っています。

ちょっとまだMリーグのチーム戦のルールがわかっていない面もあり、監督の役割も謎ですが、気になりますね。

あとそういえば、Mリーガーって補欠選手いないっぽいけどもインフルエンザとかなったらどうするんだろうか。

というかそもそも、3人1チームなのって、毎試合順番に打つためなのか、あるいは各試合で誰か一人を選出して打つのかどっちなんだろう。

前者かと思ってたけど、アクシデントとか考えると後者なのかな、とも思ったりしている。

⇒毎試合ごとに1人が選出されるスタイルでした。

Mリーグのルールは赤あり自動配牌、トビなし

でそんなMリーグですが、開幕日は2018年10月1日とされています。

2018年10月から翌年の2019年の2月までをワンシーズンとして1チーム80試合を戦います。

そして、3月には上位4チームによるクライマックスリーグを経て優勝チームが決定します。

日程は以下の通りです

  • 10月~2月:毎週月・火・木・金曜日 19時~
  • 3月(優勝決定戦):毎週土・日曜日 15時~

ルールはありありの東南戦。一発も赤も3枚ありの標準ルールとなります。
しかも時間短縮のために自動配牌を採用というのも競技プロとしては新しいです。

一貫して巷のルールに寄せていっているような感じですね。

あとその他の特徴としてはユニフォームを着るというところがありますが、これはゲーム上はそんなに影響はなさそうです。

スポーツっぽさをだすためと思われます。

詳しいルールは以下にまとめているのでよければ見ていってください!

Mリーグの視聴方法!

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そしてMリーグの全試合は、ABEMATVで無料放送されています。

基本は無料で見られますが、見逃した場合はプレミアム会員のみ視聴可能みたいですね。

また、Mリーグの公式サイトにチケット購入という項目があるそうですが、今はまだ「チケット購入」のボタンがグレーアウトされて押すことができなくなっています

⇒チケット購入ができるようになった模様!

パブリックビューイングのチケットは、「チケットぴあ」にて販売されているようです。値段は4,000円(1ドリンク付)とのこと。

終わりに

Mリーグについてわかっていることをまとめました。

9月1日発売の近代麻雀に、Mリーグの各チームの評価みたいなのが載っていて面白かったです。チーム麻雀格闘俱楽部の守備力0がじわじわきました。

10月からリーグスタートということで今後ますます目が離せない麻雀業界。

Mリーグが流行るとよいですね。

POSTED COMMENT

  1. ジョーカー より:

    最高位と協会の数字が逆になってます。
    ですが、とても勉強になりました。いいサイトだと思います。(^^♪

  2. かたと より:

    年齢のデータですが、
    50代は近藤選手のみでは?
    瀬戸熊48
    萩原47
    多井46

    だったと思いますが。

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