2022年10月15日(土)に開催されたMCM2022東京(第3回MCM)について運営兼クリエイターとして参加したので体験記をまとめます。
MCMは麻雀グッズクリエイターのイベントで、即売会と麻雀大会が融合した感じです。
以下で当日の様子などを詳しく紹介します。
色々買いました↓
目次
MCMとは?麻雀グッズクリエイターズマーケットの略
まずは概要を簡単に解説します。
MCMとは麻雀グッズクリエイターズマーケットの略。麻雀グッズに関するクリエイターが一堂に会する唯一の即売イベントです。
開催は今回で3回目、これまでの開催日程は以下の通り。
・1回目
MCM2021東京
日程:2021年11月23日
会場:ベルバード3号店
・2回目
MCM2022大阪
日程:2022年4月29日-30日
会場:マツオカショールーム(29日)、イーソー梅田店(30日)
・3回目(今回)
MCM2022東京
日程:2022年10月15日
会場:ベルバード2号店(3F)
MCMの概要の詳しい話は以下の記事に書いているので気になる方は参照ください。
>>麻雀グッズクリエイターズマーケット2022(MCM)とは?運営側から解説します
MCM2022東京、当日の様子
では2022年10月15日に開催された第三回MCMの当日の様子をみていきましょう。
集結したクリエイターの一覧
クリエイターは過去最大の11組となりました。
今回は主に東京近郊のクリエイターが参戦していますが、遠いところだと、愛知から眠眠さんがいらっしゃいました。
(愛知からは同じくゲストの岡田智和プロと眠眠さんの旦那さんの中島プロも参戦)
綺麗に整えられたPinoさんブース↓
会場地図↓
遠方からの参加者も
麻雀グッズのオンリーイベントは現状MCMのみです。
そのため、ありがたいことに遠方からいらっしゃる方もおり、全国のグッズファンの集まり的な要素もあります。
嗜好の近い雀士同士が仲良くなれるように名札(+今回は裏が名刺)が配られます↓
実際今回は、富山からいらっしゃった方などもおられ、イベント→翌日Mリーグショップを見て帰るというプランだったそうです。
[2022年最新]丸善日本橋店のMリーグオフィシャルショップへ行ってきた!特典のもらい方(歩き方)を解説
また、ゲストとして(麻雀用品・グッズに詳しい)愛知の岡田智和プロをお呼びしました。
参加プロ一覧↓
ずんまるチャンネル取材+コラボ商品
今回はMリーガーの村上プロ、丸山プロによるずんまるチャンネルに取材をお願いしました。
取材中の様子↓
(これまでもMリーガーを呼びたい話は出ていたものの、予算などの関係で呼べてなかったため、今回初の試み)
\動画が公開されました/
その兼ね合いもあり、ずんまるチャンネルのコラボ商品としてTシャツとマグカップが売り出しました。
海賊リーグの後は、ベルバードで開催のMCMへ🏃 正味30分ちょっとしかなかったけど、いつもお世話になっている八連荘さんやなつかわさん、そんさんに、お初のまゆたろーさんpinoさんともお話してグッズ購入しました😊 ずんまるちゃんねるコラボのマグとTシャツもゲット👍#MCM pic.twitter.com/QkQ7M3EDU3
— きらめき (@kiramekishun) October 15, 2022
Tシャツのイラストについては丸山プロが書いたそうです。
(ずんまる取材依頼費は八連荘さんのポケットマネーで出してもらったため、八連荘さんとのコラボという形になった)
コラボTシャツを着るずんまるの2人↓
マグカップ↓
ずんまるのお二人から手渡しで購入できる+購入者は写真撮影とサインももらえるという試みで、これはかなり好評でした。
ずんまるグッズ購入者はその場で写真撮影もできる↓
開会式からイベント開幕!(手役派麻雀選手権)
今回は最初にずんまるチャンネルの取材があった関係で、取材が終わり次第の開会式→イベント開始となりました。
開会式の様子↓
写真は左から村上プロ、丸山プロ、八連荘さん、まむさん
開会式では主催の八連荘さんからの挨拶ののち、ゲストプロの方々からのお話もありました。
ちなみに丸山プロはフェルトの麻雀牌を自作するほどのグッズ勢だそうですね。
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開会式ののち、イベント開始となり、東風戦4回の手役派麻雀選手権が開催されました。
ルールとしては符計算なしの役(翻数)のみのカウントで、スタンプカードを埋めていきます。
1翻につき1ポイント↓
10ポイントに達すると協賛品がもらえ、さらにカードを全て埋める(25個)でもう1つもらえます。
協賛品↓
対局の様子↓
人数的に運営は抜け番になることも↓
#MCM2022東京
抜け番の飯盛プロ+グッズ↓ pic.twitter.com/VFENMqufV3— MCM公式🀄️ (@infoMCM2021) October 15, 2022
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後半では、MCM特別ルールとして
- クリエイターからの直撃は+1ポイント
- (MCMのロゴにちなんだ)8sを含んだ上がりは+3ポイント
などのボーナスタイムが発生しました。
MCMロゴ↓
個室での対局↓
卓修理がメインでゲスト活動をあまりしない岡田プロとも同卓が可能なのも売り↓
第一部の後半は物販オンリータイム
イベント中は対局に集中してもらい、後半で物販タイムがあります。
◆MCM第一部スケジュール
- 11:30-14:00 対局イベント
- 14:00-15:00 物販オンリータイム
ここでじっくり商品を吟味し購入することができます。
買い物中の様子↓
対局の合間にも買い物はできるんですが、お手洗い等でバタバタするので、じっくり見たい人はここで買うのがおすすめ!
1h弱の時間をとってあるのでクリエイターとも話しやすいです。
第2部は物販のみ枠
15:00に第一部が終了すると、1時間の休憩を挟んだのち、第二部(16:00-18:00)となります。
休憩中に対局を始めるクリエイターたち↓
休憩時間に巡るむぐさんとつるたさんに雀力を見せつけました🦊
27000点ぐらいのトップだったけど😇 https://t.co/iOyMS4PGDR— 日々野まむ🦊🍇@アカウント引っ越し中 (@MamuCreative1) October 15, 2022
(第一部第二部通しで参加される方はここでご飯を食べに行ったりする)
**
第二部は入場費1,000円で物販のみ、いつでも入退場可です。
今回は、第二部が特に盛況で、18:00までお客さんが途切れることなくガヤガヤしてました。
(とりパパさんが6Fのお客さんを連れてきてくれたおかげなどもあり)
リーグ戦終わりのプロや日中予定がある人、グッズだけ見たい人はこちらがおすすめです。
また、第二部では麻雀界の取材も入りました。あとは(お仕事ではなくプライベートで)麻雀ウォッチのまろちょふさんもいらっしゃってました。
MCMでは団体問わず取材等を受け入れています。(対応の準備等あるので事前にご相談ください。参加者のプライバシーとしては顔出しNGの人を名札で色分けしています)
片付け+集合写真を撮って解散
18:00過ぎになると第二部終了となります。
クリエイターは各々のブースを片付け(+買い物ができていないクリエイターはここで買う)、片付け終わったら集合写真を撮って解散、家に帰るまでがMCMです。
クリエイターとして参加すると準備片付け含め10:00-19:00くらいの1日仕事なので割と疲れます。ただ楽しいので出たい人はぜひ!
そんな感じが当日の様子でした。
のべ参加者数のまとめと、次回以降に関するお願い
今回は
- 第一部・・17人
- 第二部・・33人
※運営、ゲスト、とりパパさんが6Fから連れてきてくれたお客さんを除く
という結果になりました。
大盛況ではあったものの、実はこのMCMけっこうギリギリの収支状況でやっています。(1回目、2回目はトントンくらい、今回はけっこう赤)
もし次回でたいなという人がおりましたら、事前に予約していただけると大まかな人数が把握できて非常に助かります。
何卒よろしくお願いします。ありがとうございました!
MCM2022東京のクリエイター各ブースを紹介
ここからは当日の各クリエイターブースを紹介します。本当は全ブース話を聞きたかったのですが、自分もブースあったので離れられず写真だけで失礼します。
八連荘さん
まずは主催の八連荘さんブース。
バーカウンターの奥側で主に黒牌のキーホルダーが販売されていました。
あとはずんまるコラボグッズですね。
八連荘さんTwitter:@pa_ren8chan
まむさん
続いては八連荘さんの隣、バーカウンター真ん中編のまむさんブースです。
新作は初心者系バッチなどがあり、人気でした!
あとはガチャマシーンも持参しており、これも結構回っていました。
左のがまむさんの。右は八連荘さんの
036さん(南阿佐ヶ谷麻雀部)
続いては八連荘さんの隣、バーカウンターとピンクレックス個室の間に位置する南阿佐ヶ谷麻雀部ブースです。
南阿佐ヶ谷麻雀部の036さんは10年以上の歴史を持つ麻雀グッズ勢の重鎮で、グッズも点数が多いのが特徴。
特にアクリルを加工した製品が多く、毎回新作が追加されています。
新作の麻雀牌リュック↓
定番のチンチロや麻雀くじも人気でした。
pinoさん(初)
続いてはMCMへは今回初参加となるpinoさんです。
pinoさんはハンドメイド系のイベントに毎週のように出展参加されているクリエイターで、麻雀牌を加工したアクセサリーやボールペンなどもありました。
ただキーホルダーにしただけでなく、上からコーティングされてツヤツヤになった鷲津牌など、一手間入っている商品が多かったです。
Geekさん
続いては大泉学園前にある雀荘・麻雀GEEKさんのブースです。
定番の点棒ストラップに加え、3Dプリンターを購入したとのことで、今回はハンコもありました!
八連荘さんとのコラボハンコ(左)↓
眠眠さん
続いては愛知から来られた眠眠さんのブースです。
眠眠さんは刺繍系などが多く、特にベレー帽は毎回人気ですぐ売り切れます。
(前回買えなかったので今回こそは!と意気込んでいる人もいる)
ちなみに同じく愛知から来られた連盟の中島プロの奥さんで、夫婦での参戦。
巡るむぐさん(初)
続いては巡るむぐさんです。初参加で歴も数ヶ月(聞いた)でありながら、麻雀打ちの心を掴む点棒パーカーなどを作っているクリエイター。
アクリルチャームなどもありました!
最新作↓
KONAMI麻雀格闘倶楽部🐉をイメージしたTシャツ作りました!
両腕には龍、胸には『我楽多(ガラクタ)』とリーチ棒をデザインしました。
これ着てリーチするとカッコイイです。23日のベルバードオフ会で販売しますが、数量少ないので、欲しい方は早めにご連絡もらえると作っていけます🙋#麻雀 pic.twitter.com/NdGuxRtuHS
— 【宝燈-pouto-】巡るむぐ (@mahjongiijan) October 19, 2022
まゆたろーさん(初)
続いてはまゆたろーさんです。
まゆたろーさんはよくベルバードにいるそうなので、既視感があった方もいるかもですが、クリエイターとしてのMCM参戦は初となります。
グッズとしては、初心者用の点数計算クリアファイル、麻雀牌ミラー(エルメスリスペクト)、似顔絵、旅館の鍵っぽいやつなどです。
そんさん
続いてはそんさんブースです。
そんさんはMCM第一回に続き二回目の参加です。
自分で作ったグッズの他、海外から輸入したグッズも置いているセレクトショップ型なので見たことがないでかい麻雀グッズなどもありました!
なつかわさん
なつかわさんは仕事だったそうで、途中からの参加となりました。
新作としては推し活用麻雀キーホルダーなど!
勤め先の大洋技研は同じく新橋にあるので仕事終わりに直行したそうです。
たkる
最後は自分のブースです。
これまで運営メインでクリエイターはサブみたいな感じ(数合わせ)だったので今回はたくさん作ってきました。
具体的にはこんな感じ。
新作の札↓
手積み用点棒プレート↓
初めての色変えしました↓
あと岡田プロ作のレインボー牌、Mリーグ風起家マークも自分のブースで販売していました。
クリエイターとして駆け出しなので、先輩クリエイターズに当日会場で牌の色落としのコツなどを有識者に聞けてよかったです。(所感)
アルコールで拭くと色残りを綺麗にできる(と学んだ)↓
番外編:ベルバードは麻雀グッズだった!?
クリエイターは以上です。
これは番外編なんですが、当日初めて知ったことがあるので紹介します。
会場のベルバード3Fの太陽みたいなオブジェがあり、それが実は点棒なんです。
よく見ると大きな点棒になっている
つまりベルバードは麻雀グッズと言える・・・!(言えない)
この項終わり。
【次回参加したい人用】MCM2022東京の準備編、スケジュール感など
この項では、運営の裏側を含めてどんなイベントなのかを紹介します。
次回でたいなという人はこの項でざっくりスケジュール感などを掴んでいただけると幸いです。
運営体制
まず運営の体制としては、八連荘さんがトップ(主催)でいて、あとは都度都合が合うクリエイターや参加者の方に声がけし大体4〜5人くらいのチームで動いています。
今回はまむさんと最高位戦の庄司プロと自分(と途中から都合がついた連盟の飯盛プロ)でした。
会場
これまでの実績では会場は雀荘、もしくは麻雀関連施設です。
◆MCM会場
- 第一回:ベルバード3号店(雀荘)
- 第二回
(一日目):マツオカショールーム(麻雀用品ショールーム)
(二日目):イーソー梅田店(雀荘) - 第三回:ベルバード2号店(雀荘)
主に雀荘ですが、マツオカさんのときは子どもも入れました。
また、今後についてはイベント会場などで物販のみもやってみたいと八連荘さんは言っていたので、違うパターンが出てくるかもです。
スケジュール感
準備はけっこう長いことかかっています。
◆大まかなスケジュール
- 5月:(前回MCM終了後すぐに)会場候補を選定し打診
- 6月:運営顔合わせ+会場決定
- 7月:クリエイター募集開始
- 8月:一般募集開始+集客+ゲスト選定+調整
- 9月:集客+イベント内容決め
- 10月:集客+イベント内容詰め
- 10月15日開催!!
MCMはイベント内容が特殊(斬新)なのと、あとは会場的に参加費も高くなりがちなので、集客は毎回かなり手こずってます。
集客はかなり手探りでやっていて、これがいつも一番大変です。MCMラジオも集客の一環として知ってもらうために始まりました。自分は個人的にインスタで広告を回してみたり、動画作ってみたり、MCM公式サイトを作ってみたりもしましたが効果がイマイチだったので最終的にTwitter+ラジオ+知り合い声がけに集約されました。
くる予定の人は事前予約をしていただけるとすごくありがたいです。
クリエイター+参加者募集
クリエイター募集は大体2〜3ヶ月前に行われます。(準備期間が必要なため)
会場にもよりますが5〜10組くらいで締め切り、クリエイターが確定し次第、参加者の募集となります。
並行してグッズと親和性の高いゲストの選定が行われます。
- クリエイター募集は2〜3ヶ月前
- 参加者募集は1〜2ヶ月前くらい
- 第一部は事前予約のみ可能、第二部は余裕があれば当日参加可
イベント
対局はノーマルな麻雀ではなくイベントありのお楽しみ対局となっており、イベント内容は毎回違うものを考えています。
グッズ勢の中には麻雀を普段あまり打たない人もいるので、初心者でも楽しみやすいようにというコンセプトで、運営で話し合ってます。
大まかな方向性は8月くらいには決まってたのですが、ただ先にあげた集客が手こずったことで後手後手になり、大体は最後にギリギリで詰めて決めてます。周知が遅くなって済みません。(今回は最終的に2日前くらいに決まりました)
また、イベントの景品はクリエイターからの協賛品という形でいただいています。(景品にすると微妙なので)
あんまり告知していないんですが、第一部のイベントに出ると大体グッズが1〜2個もらえます。
終わりに。MCMの今後に期待!
八連荘さんの野望としては、幕張メッセで麻雀グッズクリエイターだけを集めてMCMをできるくらいにしたいとのことでした。
なので今後も色々施策を打ってくると思われます。
自分もグッズ勢(どちらかというと用品系なんだけど)なので、都合が合えば参加していくと思います。
よろしくお願いします。
ではまた。良い麻雀ライフを!
P.S.MCM勢で話してたらスプラトゥーン勢が多かったので、MCMスプラ会ワンチャン(どうでもいい話で終わる)
出店者一覧
- 八連荘 @pa_ren8chan
- 麻雀クラブ眠眠 @club_minmin
- そん/so’s @mahjong_son
- 巡るむぐ @mahjongiijan
- 夏川夏未 @natsukawa723
- 036@南阿佐ヶ谷麻雀部 @036tanteidan
- まゆたろー @karaageman_ol
- 麻雀Geek @MahjongGeek
- ハンドメイドpino @pino_handmade
- 日々野まむ/狐の葡萄会@MamuCreative
- たkる @majyanyohinlabo
ゲストプロ(運営を含む)
- 村上淳 @zunzuntantan
- 丸山奏子 @pinpin_maruko
- 岡田智和 @WAWA_okada
- 中島寛基 @h_nakaji_chubu
- 庄司和恵 @kazue_shouji_mj
- 飯盛裕美子 @yumiko_iimori
※敬称略
ありがとうございました!
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- 大会の景品や参加賞に
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