大盛況のうちにレギュラーシーズンが終了し、現在ファイナルシーズンが開催中のMリーグ。
Mリーグの選手たちのことを通称Mリーガーといいますが、今日はMリーグにノミネートされる麻雀プロ5団体のうち、倍率的にどのプロ団体がいちばん効率的か、という点について考えていきたいと思います。
Mリーガーを目指そうという人は、入団するプロ団体の参考にしてください。
では、始めていきます。
目次
2018年のMリーグ対象プロ団体は5つだけ
まず、前提としての話になりますが、2018年度のMリーガーたちは、すべての麻雀プロから選ばれたわけではなく、Mリーグに賛同した5つの団体に所属するプロのうちから選ばれています。
その対象となる団体が以下の5つ。
・日本プロ麻雀協会
・日本プロ麻雀連盟
・最高位戦日本プロ麻雀協会
・麻将連合-μ-
・RMU
まあ大体有名な団体はのきなみ入っている印象ですが、ちょっと変わったルールでプレイしている101競技連盟とかは入っていない感じです。
各団体の在籍人数と現役Mリーガーの人数を見てみよう
Mリーグに参加する資格のある団体は以上の5つですが、それぞれの団体から同じ人数ずつMリーガーが排出されているわけではありません。
団体の規模や有名選手の数などにより差があるのが現状。
もちろん選ばれるのは個人の魅力あっての話なので、団体は関係ないっちゃないのですが、選ばれやすい団体はどこなのか?というのは気になるところでもあります。
そこで、以下では各団体のプロ在籍人数と、Mリーガーの数を見ていきましょう。
というわけで、近代麻雀2019年4月号に付録としてついていた麻雀プロ全選手名鑑を使って算出してみました!
もっともMリーガーになりやすいのは日本プロ麻雀連盟
というわけで、実際に計算してみました。
その結果がこちら。
もっともMリーガーになれる確率の高いプロは日本麻雀連盟であることがわかりました。
それでも倍率は1.82%!
トップ1%くらいに入る実力とブランド力が必要です。
Mリーグに入るには実力だけでなく、知名度が必要
本編はこれにて終了ですが、さいごにMリーグのドラフト会議で選出される各団体でトップ1%に入るとはどういうことなのか?という点について簡単に紹介します。
というのも、Mリーグに入るためには実力があるだけでは必ずしも選ばれません。
Mリーグの選手はスポンサー企業との契約となるため、企業側にメリットを生み出せるだけの価値が必要となるからです。
もちろん無茶苦茶な打牌でてんで勝てない!とかでは話にならないですが、しっかり実力があって、かつ華がある、そんな打ち手が求められる傾向があります。
なのでリーグ戦の結果は必ずしもトップである必要はありません。
例えば、日本プロ麻雀連盟の高宮まりはD3リーグ所属ですし、萩原聖人も2018年7月21日に日本プロ麻雀連盟に入会したばかりだったりします。
リーグの成績よりも人物としてどんな魅力があるかが重要と言えます。
既にユーチューバーとして名が知れ渡っているとか、ヨンマとサンマ両方天鳳位になってやったわ!みたいな実績を持ってプロに入れば、Mリーガーに選ばれる確率は高くなるはずです。
Mリーガーは自身の著作のあるプロも多いので、出版してみるのもよいかも!
◆参考記事
終わりに
ここまで麻雀団体別のMリーガーになれる倍率と方法を簡単に紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。
今後、対象団体が増えたりするかもなので現状の話になってはしまいますが、来年度は8チーム目が追加されるのでは?との話もあり、Mリーガーを目指す人で、まだどこの団体にも所属していない人は、いまのうちに所属プロを検討してみてはいかがでしょうか。
ではまた。よい麻雀ライフを。
◆Mリーグオススメ記事