最近仮想通貨とかFintechという言葉をよく聞くかと思います。FintechというのはITと金融の融合したサービスのこと。
日本では、友人間でのお金のやり取りに電子マネーを使うというのはまだあまり一般的ではないですが、ケニアではエムペサというサービスを用いて、携帯一つで友人同士のサッカーの賭け金を受け渡したりがなされています。
今後日本でもこのようなサービスが入ってきたら、様々な場面で便利になりそうですね。
例えば・・・麻雀時の場代精算とか・・・・!
と思って日本でも使える個人間送金システムとかをまとめてみました!
目次
個人間送金アプリを麻雀の清算で導入するメリット
今後日本でもエムペサのような友人間でやり取りができる電子マネーが一般的になる可能性は大いにあり得ます。
そんなときに慌てないように、麻雀時に電子マネーを導入するメリットを考えていきましょう。
メリットとしては、以下の3つが挙げられます。
- 手持ちがないがなくなる
- 卓上に現金が出ない
- スピーディに精算できる
それぞれ説明していきます。
手持ちがなくても大丈夫
エムペサなどの電子マネーは基本的にプリペイド式です。
※最近では銀行口座残高から直接行けるのも出てます。
例えば、エムペサの使い方は、まず携帯のSIMと結びつけたアカウントを発行。SIMと携帯番号で銀行口座のような役割になる。
次にエージェントのもとに手持ちのお金をデポジットして電子マネーを得ます。デポジット以上に電子マネーは発行できないが、発行した電子マネーは好きに送金できます。手数料は2%程度。
なので、あらかじめ電子マネーを十分に入れておけば、手持ちのお金が寂しいような状況でも場代ありの麻雀に参加することができます。
また、支払いの方法が増えるので、基本は現金払いで、端数は電子マネー払いで、というように支払いを簡略にすることもできる点も魅力です。
卓上に現金が出ない
麻雀界では、暗黙の了解としてもしも警察が捜査に来た場合、卓上に現金が出ていた人は一応署まで連行される、という不文律があります。
そのため、最近では現金を卓上に出さないように現金をあらかじめカードに変えて、ゲーム中はカードをやり取りして、最後に現金に変換するという方式をとるお店も多いです。(パチスロ方式)
ただ、セット麻雀などではそこまで厳密にやっているところは少なく、少なくとも最後の集計時などでは現金が卓上を飛び交うことになります。
しかし、その瞬間に警察が踏み込んでくるリスクはゼロではありません。
「これは場所代で」などといってもたぶん一応連れていかれます。
このリスクを避けるには、電子マネー払いを徹底することです。
そうすれば、卓上に現金が出る瞬間がなくなり、警察が来ても安心です。
スピーディに精算できる
3つ目のメリットとしては、スピーディな清算が可能になるという点です。
従来の現金のやり取りだと、「3650円だから、4000円出して350バックで」みたいなやり取りを行う必要があり、小銭が不足していると精算はがうまく完了しないこともままありました。
しかし、電子マネー払いなら計算がデジタルなので、小銭の残量を気にすることなく決済を完了することができます。
また、ツケが発生した場合などでも、後日少ない手数料ですばやく返せるのも魅力です。(電子マネーの手数料は2%くらいが相場)
一般的な個人間送金の話!なぜケニアで「エムペサ」が流行ったのか?
ケニアでは農村から都市部に出稼ぎで労働に来る人が多いが、銀行が発達しておらず故郷へのお金の受け渡し方法がなかったため、Fintechが流行っているそうです。
他にもアフガニスタンでも警察官の給与を電子マネー払いにすると手取りが増えたという例もあるようです。
これは電子マネーになったことで途中のピンハネができなくなり、直接従業員に給料が行くようになったから。
汚職に強いというのも電子マネーの魅力です。
麻雀でももしかしたら場所代をサバ読んでくる人がいるかもしれないので、そういった場合は電子マネー払いが有効になりそうですね。
賭け麻雀の電子決済!個人間送金ができるアプリのおすすめまとめ
というわけでここから本題に入りまして、個人間送金ができるアプリのおすすめを紹介していきます。
2019年12月現在で個人間送金ができるアプリは以下の通り。
- PayPay(ペイペイ)
- 楽天ペイ
- d払い
- pring(プリン)
- Kyash(キャッシュ)
- Money Tap(マネータップ)・・住信SBIネット銀行とスルガ銀行
- J-Coin Pay(ジェイコインペイ)・・みずほ銀行
- フェイスブック送金・・楽天銀行
結構色々ありますね。以下では主なLinePayとPayPayを例にとって、制度やシステムを解説していきます。
ではまずはLinePayから見ていきましょう!
LinePay
まずはLinePayですが、これは自分のLinePayにあらかじめ現金をチャージしておくことで使える送金システムとなります。
送金手数料は無料で、1日の限度額は1回/1日10万円まで。
LinePayから送金を行うと、相手のLine画面に通知がいく仕様です。
Lineは大体みんな入れているので使い勝手は良いですね!なお、送金依頼を出すことも可能!
PayPay
続いてはPayPayです。
こちらではLineのように相手との既存の繋がりがないので、まずはQRコード読み取りか相手のIDを検索します。
そして相手のPayPay口座がわかったら、そこに向けて送金を行えるというシステムです。
こちらはあらかじめチャージしていなくともクレジットカード(ヤフーカード)から直接残高利用送信ができるのがポイント。
注意すべきは送金方法の種類で、日本円でなくPayPayマネーで送られてきた場合、受け取り者は日本円に出金できないので要注意!
こちらも送金手数料は無料です。
終わりに!個人間送金でダメな場合は弥生で請求書を作れ!
終電ギリギリまで打った時は素早い精算は非常に重要なので、ぜひ便利なFintechの導入を期待したいところ。
今後全自動卓に送金機能とか付いたらいいですね!
ただセット麻雀とかだと、個人間送金アプリを入れてもそもそも銀行残高もゼロだわwwという太てえやろうが出てくることもあり得ます。
そんな時は請求書の作成がおすすめです。
請求書なんて作ったことない!という人も多いかと思いますが、実は弥生のMisocaというシステムを無料登録すると、ほんの5分くらいで作れます。
請求書の有無はプレッシャーが全然違うので、取立てに困っている人はぜひ請求書を作成してみてはいかがでしょうか。
使い方については以下の記事にまとめました。
ちなみに雀荘側としてスマホ決済を導入する上では、乱立したスマホ決済をひとまとめにできるTakeMe Payなどもあります。
これめっちゃ便利なのではないかと思っている!
よければ検討してみてください。
ではまた。良い麻雀ライフを!
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