麻雀業界は意外と見えづらい面が多いです。
例えば麻雀に関わる仕事をしたいと思ったとき、雀荘以外にどんな仕事がどのように募集されているのか、について、多分意外と出てこないのではないかと思います。
また、麻雀業界は一枚岩ではありません。麻雀プロ団体もたくさんあるし、それ以外でも麻雀業界の発展のために色々している人が思ったよりたくさんいます。
そんな感じの麻雀業界のあれこれを実際に取材して聞いてきた内容をまとめたのがこの記事です。
麻雀業界に詳しくなりたい人はぜひお時間あるときにでも読んでいってください。
麻雀メーカー系取材記事のおすすめまとめ
まずは麻雀メーカー・販売会社系です。うちのサイトが麻雀用品のジャンルなので、いちばん多いです。
全自動卓なんてどれも同じでは?と思っている人も多いかもですが、実はいろんな会社がさまざまな工夫をしています。
大洋技研さん
AMOSシリーズで知られる大洋技研さんは、卓の国内シェア1位。家庭用卓のAMOSJPシリーズも好評です。業界のリーディングカンパニーならではの施策なども色々!
取材記事は以下のとおりです。
東京支店のお仕事内容を聞いてきました↓
大洋技研社員の浅見さんのインタビュー記事↓
手積み牌もある↓
2023年本社(和歌山)までいってきました↓
アルバンさん
アルバンさんはAMOS一次代理店であり、かつ家庭用では自社ブランドのスリムシリーズを手がけています。池袋から1駅の要町というところにショールームがあります。
近いので新作が出るたびによく遊びにいっています。
マツオカさん
大阪にあるマツオカさんは西日本ではいちばん大きな販売会社です。社長がフレンドリーで色々なところに出ていく経営スタイル!2023年に世代交代して娘さんが社長になりました。
グループに枠製造会社のレディオシステムさんがおり、家庭用卓ではステラDTが発売されています。
ささき商事さん
埼玉の川口あたりにあるささき商事さんです。
ショールームがあって、大体なんでも置いてあります。
あとは牌プッシュというサンマ用の牌押し出し機や家庭用卓のアクアシリーズはささきオリジナルです。
雀卓ファクトリーさん
埼玉にはもう1つ雀卓ファクトリーさんの事務所+工場もあります。
雀卓ファクトリーさんは比較的新しい麻雀メーカーで、家庭用のオリジナル卓専門でやっている会社さんです。
MJ-REVOシリーズというやつで、既存の枠にとらわれない商品がたくさん出ています。
あと社長もめっちゃ若いです。
ダイゲンさん
大阪にある株式会社ダイゲンさんは、スパイダーハッシュという家庭用卓を売り出しています。
ダイゲンさんは2008年から家庭用卓を売り出しているパイオニアで、ただ元々は業務用卓のメンテナンスからスタートしている(今もそちらもやっている)ので歴史は30年くらいあります。
スパイダーハッシュは枠の色がカラフルで良いですね。
アジャストさん
新小岩にあるアジャストさんはGAZZシリーズという積み方からオリジナルな卓を作っている老舗企業です。
以前スケルトンGAZZの動画を撮らせてもらったらバズりました。積み方が良いんですよね。
社員の皆さんは職人!と言った感じ。
鳳凰さん
センチュリーシリーズを手がける鳳凰さんへ。
AMOS系との卓の違いなどを伺いました。
大洋技研社との共同開発のセンチュリーファーストも↓
一宮サイクルさん
千葉県の外房にある一宮サイクルさんにもいってきました。多分地味にいちばん遠かったです。名前の通り電動自転車を扱う会社で、全自動麻雀卓の輸入販売なども行っています。
(メーカー以外)麻雀会社・団体の取材記事
麻雀メーカー以外でも色々いってきました。
雀サクッさん
雀荘検索サイト「雀サクッ」さん、大阪のなんばにあります。
少数精鋭で、全国規模の雀荘サイトを回しています。特にエンジニアがすごそうなだなと思いました!
あとスタジオが併設されており、放送対局を行えます!(一般開放あり)
WAWA(岡田プロ)
愛知を拠点に麻雀修理を手掛ける日本プロ麻雀連盟の岡田智和プロを取材しました。
マンションの一室で卓を修理している現場や、今後の展望なども!
その後WAWAという屋号になったそうで、その際にHP作らせていただきました。
・・・ちなみに補足ですが、我々麻雀卓勢で岡田プロというと主に岡田智和プロを指します。(Mリーガーの岡田プロではないので注意)
究極のアルティマ記事↓
麻雀業組合(全雀連理事長の高橋さん)
麻雀業界にも組合があります。
主に雀荘店舗の集まりで、たまーに雀荘の入り口に組合加盟店!と貼ってあるアレです。
実際どんな活動をしているのか、などを伺いました。
一条いろはさん(麻雀グッズクリエイター)
麻雀グッズクリエイターを本業として、10年以上活動されている一条いろはさんにお話を伺いました。
お直しあり、ファンの方向けのイベントありなど、長く続いている方ならではの工夫とこだわりがたくさんありました。
グッズもたくさん見せてもらいました。
カラークラフトさん(U-NEXTパイレーツスポンサー)
滋賀県にあるカラークラフトさんにも取材をさせていただきました。
カラークラフトさんはMリーグのU-NEXTパイレーツのチームスポンサーで、事務所にレックス3を置いています。
スポンサーって実際どうなの?みたいな話を中心に伺いました。
麻雀サークル系の取材記事
麻雀サークルの取材も行っています。
ZENTSUさん
吉祥寺(最近は新宿・池袋あたりも)を拠点に活動する麻雀サークル・ZENTSUさんを取材しました。
2021年時点で運営が全員20代前半という非常に若いサークルですが、開始1年で200人くらいになってて勢いがありました。
実際、麻雀サークルというよりは大学のサークルのような雰囲気で、メンバー層も若め。新しい風を感じました。(ポーカー部、ダーツ部などもある)
ひま雀さん
一方のひま雀さんは大人のサークルといった感じ。
会員数は500人以上と巨大で、なんとサークル専用のサロン(雀荘)を持ってしまっています。
暇な人が集まって打つというコンセプトの通り、とにかく打つがモットー。
取材のご縁で、ひま雀さんのサイトも自分作らせていただきました。
・・麻雀サークルの取材をして思ったのはやっぱりボスのコミュ力かなという点。元も子もないけど大学の麻雀サークルが立ち上げ世代の卒業とともに終わってしまうのもそういうことかなと思いました。
東京都市大学競技麻雀部さん
大学サークルの取材記事です。
大学公認の「部活動」として活動をしている団体です。新歓イベントに潜入しつつ、代表のべんのさんにお話を聞かせてもらってきました。
おじさん的には2020年以降の大学生活の変化などの話も大変勉強になりました!
【大学の教室に全自動卓!?】東京都市大学競技麻雀部の新歓イベントへ行ってきた!
雀荘取材系のおすすめまとめ
続いては雀荘系です。面白い雀荘をいくつか巡ってきました。
あと2022年から雀荘サイトも始めたので、そちらに移行しているものもある。
ベルバードさん
初心者の殿堂ベルバード。真に初心者向けの雀荘を確立し、ブイブイ言わせている新橋の雀荘です。オンラインサロンをやったり、Mリーガーを呼んだイベントを毎週開催していたりと、これまでの雀荘とは少し違う施策が盛りだくさん。SNSも強いです。
八連荘さんが主催する麻雀グッズのイベントMCMもベルバードで行われました。
ぷろすさん
赤坂の高級個室雀荘ぷろすさん。
100万円する食洗機があったり、コック専門の人員がいたりと一味違います。
部屋もめっちゃ綺麗でビビります。そして値段は意外とリーズナブル・・!
雀荘サイトの方になるので以下のリンクからどうぞ。
個室ありセット専門店で3フロア!赤坂麻雀ラウンジぷろすさんを取材させてもらってきた!
麻雀パークさん
御徒町にある麻雀パークさん。元々けっこう前からある雀荘だったんですが、オーナーが2021年に交代し、その後のあれこれを伺ってきました。
ちなみに新オーナーはIT企業の社長なので、WEB系の施策がめっちゃ豊富。ただ麻雀業界特有の難しさなどもあったようで・・
セル雀さん
大阪でコイン式の雀荘をしているセル雀さんにもいってきました。
セルフ雀荘でセル雀です。
これかなり流行るんじゃないかと思っており・・!
麻雀大会系の取材記事のおすすめ
大会系です。
オール東京
総勢200人(うちプロ50人)という超ビッグな大会です。
勝つと国民文化祭という行政系の健康マージャン大会の出場権を得ることができます。
当日はプロが多すぎてビビりました。
2024年はオールジャパンになるそうです。
ねんりんピック
シニアの国体と言われるねんりんピック。基本はスポーツ系なんですが、実は健康マージャンも種目に入っているんです。
神奈川で行われた2022年の大会を見学+若者も打てるお楽しみ対局に出てきました。
セガサミー本社の麻雀×防犯講習会
セガサミー本社で麻雀と防犯講習を組み合わせたイベントが開催。
運営のお手伝いをしつつ、取材をしてきました。Mリーガーの近藤プロも来てましたね!
親子ふれあい麻雀大会
同じく日本麻将協会主催の親子で参加できる麻雀大会にも行ってきました。
こちらは毎年3月開催で、2023年で35回目という歴史ある大会!
きゅりあんという区のでっかいホール施設に全自動卓が運び込まれます!
【子ども参加可】親子で出場できる麻雀イベント「家族ふれあい健康マージャン大会」の当日レポート!
人間麻雀(2024/03)
麻雀ゲームMaru-Janの20周年を記念して、有明コロシアムというテニスの国際大会とかをやる会場で「人間麻雀」が行われました。
文字通り136名の人間が麻雀牌になるという企画で、かつてないサイズ感でした。
>>人が牌の様だ…!有明コロシアムで開催の「人間麻雀」を見学してきた!(Maru-Jan20周年)
終わりに
取材系記事をまとめました。
じわじわ増えると思うので、こまめにチェックしていただけるとすごく嬉しいです。
手前味噌ですが、これ全部読んだら相当麻雀業界に詳しくなれると思うのでよろしくお願いします。
ではまた。良い麻雀ライフを。