最近メンタリストDaigoの本にハマっているたけるです。
突然ですが、麻雀って心理学的な要素を使えば効率よく勝てるんじゃないかなと思うんです。
6巡目躯体でリーチが来たときとかは、ほとんど情報が現れない河を見るよりも、配牌時にうれしそうだったとか、3巡目に長考していたとか、そういう表情とか動向を探るほうが重要そうな感じがします。
そういった「人を読む」みたいなところのノウハウって、麻雀で重要なのにも関わらず、実はあんまり開発されていない分野なのかなとも思います。
自分が知っている限りだと、『1秒で見抜くヤバい麻雀心理術』という本が出ているくらい。
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もしかしたら『黒いデジタル麻雀』とかもその部類に入るかも。
ただ、麻雀本全体からしたらかなり量が少ないなと感じます。
と安易な考えに基づき、仲間内で「やや読みが鋭どめ」と言われている程度の自分が、メンタリズム×麻雀というテーマで書いていこうかなと思います。
興味ある方はお付き合いのほどよろしくお願いいたします。
目次
メンタリズムとは何か?心理は麻雀でも必須!!
メンタリストDaigoという人をご存知でしょうか。
もともとはパフォーマーとしてスプーン曲げとかやっていたところから、現在はメンタリスト×○○みたいな本を数多く出版している作家です。
婚活のマッチングアプリWithを作ったりもしているそうですね。
経歴だけ聞くとかなり怪しげな感じですが、実はめっちゃ心理学の本を読みまくる勉強家で、読んだ本の内容にメンタリズムをくっつけて次々と本を出版している実力者です。
相手を意のままに操るスキルとか、心理学的な知識がむちゃくちゃ高いので、たぶん麻雀をやったら手ごわそうな感じがします。
そんなメンタリストDaigoが提唱しているのがメンタリズムという概念。
サンクコストとか、返報性の原理とか、そういった心理学的に人の行動に影響を与えるためのテクニックをメンタリズムといい、それを扱う人をメンタリストと言います。
今日は、このメンタリズムを麻雀に活かしていく方法について考えていきましょう。
麻雀心理学!メンタリズムを活かす方法
麻雀でメンタリズムを活かす方法について書いていきます。
まあ、日程の調整から、場所やレートの決め方、対局中の手牌読みまでいろいろ活かせるところはあるかなと思います。
恐らくかなり長くなると思うので、場面ごとに区切っていきますね。
対局前のレートの決め方はゴルディロックス効果を使え!
商品に関する情報が少ない状態で、価格帯が3つあると人は無意識に真ん中を選んでしまう、という法則をゴルディロックス効果といいます。
これの活かし方としては、レートを決めるときなどが有効かなと思います。
点5で打ちたいときは
というように3つの価格帯を提示すると、真ん中のてん5を選択する可能性が高くなる、というわけです。
麻雀だと強い意志を持ってノーレート!という人やとにかく一番高いレートを!みたいな人がいるので一概に効果を発揮するかはわからないですが、飲み会のコースとかはたしかに3000,4000,5000円のコースとかあると真ん中を選んでしまいがちですね。
ちなみに、このゴルディロックス効果を狙っていく場合、3つの価格帯の値段の比率は6:4:3がもっとも効果的だそうです。
返報性の原理でセットにお呼ばれしろ!
次に紹介したいテクニックは返報性の原理です。
これは日本人だと直感的に理解している人が多いかと思いますが、人から何かしてもらったらお返しをしなくては!と思う原理のことです。
これを麻雀に当てはめるとすると、
例えば、麻雀のメンバーが一人足りないときなどに、本来面子でない人に急遽来てもらうことってあると思います。
そんなときに、一度自分が友人の代打に入れば、今度セットで人が足りなくなった時に代打をお願いするとOKをもらえる確率がアップします。
逆に、知らない人とのセット麻雀にもガンガン呼ばれたいぜ!という人は、先に友人を代打で呼んでしまうのが有効です。
一度セットに呼ぶことで、こないだのお返しで、となり優先的に呼ばれやすくなるからです。
麻雀仲間の作り方と人脈広げ方まとめ!セット面子集めマスターになる方法
【対局中】振り込んだあとはクロスセルに注意せよ!
一度振り込むと立て続けに振り込んで、気が付いたらトビ終了!というようなときってあると思います。
もちろん麻雀では負けていたら取り返さねばならないので、ある程度押し気味に構えるのは仕方がないことですが、一度振り込んだことでヤケになってしまうような場面もままあるかなと思います。
でも考えてみてください。
もしウマが10-20、オカが+20、トビ賞アリ(-10)の半荘戦とかだと、3位(-10)から4位(-20)になる場合と4位(-20)からトビラス(-30)になる場合の順位点の変化は同じです。
4位だからといって焦ってトビになれば、さらに順位を一つ落としたのと同じだけダメージを受けることになるのです。
- トビ賞(10点)のラス場合:0点を切ると-60~
- 20000点持ちのラスの場合:-30~
と考えて無謀なゼンツをしてしまわないように、一打一打状況に合わせて収支を判断していくようにしましょう。
サンクコストで身を滅ぼすな!
サンクコストというのはかけてきた労力やお金などのこと。
人はかけてきた額が大きいほど、一貫性をもとうとしてその選択を続ける傾向があります。
ってやつです。
これは麻雀でもけっこうよくあって、危険牌を1枚押したんだから次も押さないととか、ここで降りたら流れを逃すかも、とか思ってしまうあれですね。
もちろん、面子中抜きでオリたのに次順から全ツッパというような極端な変わり身は合理的ではありません。
しかし、押すべきところは押し、降りるべきところは降りるという視点を失い、ここまで押したんだから最後まで!とかそういう安易な考えは、心理学的なバイアスに巻き込まれている可能性があるので注意が必要です。
【麻雀技術・筋カウント】上級向けの守備の手法(1/18理論)
上家には言葉が伝わりやすい「右耳理論」
つづいては他家の動かし方の法則として右耳理論というものを紹介します。
これは「人が両耳で違った情報を得たときに、右耳から入った情報を信用しやすい」という法則で、この理論を使うと自分⇒上家への意見は対面⇒上家よりも通りやすいということになります。
なので、オーラスの微妙な点差で「早上がりするか、大きくいくか、とかの判断で上家が迷ってそうなとき」は、下家側からこっそりと意見をいうと場を有利に進められるかも!
黙聴・ヤミテンを読みたい人は別記事をどうぞ
ちなみに黙聴をしている人を読み切る技術(メンタリズム)とかもなくはないです。
その辺の話はまた細かくなるので別記事にしました。
気になるかたは合わせてどうぞ!
ダマテン・ヤミテンの見抜き方7選。聴牌癖を見抜いて交通事故を減らそう。
人読みの技術
あともっとざっくりした初対面の相手に対する人読み技術に関しても、リアル・ネットそれぞれでまとめたのでこちらも合わせてどうぞ。
リアル↓
ネット↓
終わりに!相手の表情とかから心理を見抜く方法
とりあえず以上です。何か思いついたらまた、徐々に付け加えていきます。
メンタリストDaigoの著作としては、ほかにも
- 集中力をアップするための方法
- パニックになったときに気持ちを落ち着かせるための方法
- ネガティブになった心をポジティブに買える方法
など、様々なメンタリズム本があります。
麻雀中は心が折られかけたり、パニックになりそうになったりすることとかもあるかと思いますので、心理学的にうまくいく方法が知りたい人はぜひ読んでみてください。
かなり文章がわかりやすいので、すらすらと読めると思います。おすすめです。
ちなみにメンタリズムはもっと相手の表情から見る感じのを知りたかった!という人は以下の記事をぜひどうぞ!
ではまた。良い麻雀ライフを!
麻雀がもっと強くなりたい人へ。
当サイトでは麻雀戦術の細かいところを解説しています。
基礎のベタオリ、牌効率などから、やや上級のスライド読み、差し込みのコツなど色々です。
よければ見ていってください。
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