この記事では麻雀仲間を作り方を解説します。
- 「麻雀を覚えたけど、麻雀を打つ友達がいない」
- 「昔はよく麻雀を打っていたけど最近はみんな遊んでくれない」
- 「フリーじゃなくてセットで打ちたい」
というように麻雀仲間を作りたいという人に向けて、麻雀友達0人からでもできる人脈の広げ方と繋げ方をステップアップで解説していきます。
目次
まずはどんな麻雀仲間が欲しいのかを明確にしよう
本題としての麻雀仲間の作り方に入る前に、まずはどんな麻雀仲間が欲しいのかを明確にしていくことが重要です。
というのも、一口に麻雀といっても、ルールや文化によっていくつかのカテゴリーに分かれていて、そのそれぞれがかなり違ったものになるため。
例えば、草野球を楽しくやろうと思ってクラブに入ったら、全国大会を目指す強豪チームだった・・・みたいなことにならぬよう注意が必要です。
という文脈の中で、麻雀のカテゴリーを見ていきましょう。
まずは大きく以下の2つに分かれます。
- 競技麻雀…マインドスポーツとしての麻雀。ノーレート。真面目にプレイするので対局中は静か。マナーとかも厳しい。
- 大衆麻雀…一発、赤、裏ありの普通の麻雀。ノーレートまたはオンレートがある。対局中ワイワイやるのもOK。
麻雀を突き詰めていきたい人は競技麻雀を、普通に麻雀を楽しみたい人は大衆麻雀を選ぶと良いかなと思います。
本記事では主に大衆麻雀についてみていきます。(競技麻雀をやりたい人は、競技麻雀をやっているクラブなどに入会するのがてっとり早いです)
大衆麻雀を選んだあと、次に決めるべきはレートの有無です。
- ノーレート麻雀…プライドを賭ける
- オンレート麻雀…プライドとマネーを賭ける
どっちでも良いよーという人は特に気にしなくても大丈夫ですが、絶対ノーレート!とか絶対オンレート!という人は、この点も明確にしておくとミスマッチが起こらないので良いかなと。
最後はルールについてです。
- サンマかヨンマか
- 裏ドラ、一発、赤ドラの有無
- 喰いタン、後付けの有無
この辺はある程度柔軟に対応していったほうが麻雀仲間は増えやすいですが、こだわりがある人は、譲れないポイントを明確にしておくと良いです。
麻雀仲間の作り方!0から1編
では、ここから本題に入りまして、麻雀仲間の作り方を解説していきます。
まずはまだ麻雀を覚えたばかりで友達0人のところから1人目の麻雀仲間を作るための手法についてです。
やり方はいくつかあって、そのメリットとデメリットを解説していく方法で紹介します。
それぞれ簡単にみていきます。
オフ会
まず一つ目はオフ会という手法。これはどういうことかというと、SNSなどでつながっている麻雀好きな人と実際に会って対局をするというやり方。
自分の周りに麻雀を打てる人がいない場合には、まず思いつく手法かなと思います。
ただ、このオフ会というやり方は個人的にはあまりオススメではないです。
なぜかというと、レベル差が圧倒的にあって対局にならなかったりとか、人間的に合わない人と長時間一緒にいる状況になりやすいため。
「麻雀打てる!」といっていた人が、全く打てなくて一打に60秒かかるとか、なんか意味不明な独自ルールを主張しだすとか、そんな展開になるリスクを許容する必要があります。
友達の紹介
じゃあ、どうすればいいのか、というところで個人的におすすめなのは、友達の紹介で麻雀を打つこと。
これは私見ですが、マジで周りに人っ子一人いない南極とかに住んでいるのでもない限り、麻雀を打つ友達が周りにいないことってほぼないです。
本当は周りに麻雀を打てる友達がいるけど、それに気がついていないという状況である可能性が高いです。
なので自分が麻雀を打ちたいという意思と、今どのくらいできるレベルなのか、というのを包み隠さずに打ち明けてみて、まず一人の麻雀が打てる人を見つけること。
これが重要です。おそらく男性であれば3人、女性なら10人くらい当たれば一人くらいは打てる人にぶつかるはず。
そしてもし、あなたの思いがその友人に届けば、「じゃあ、打てる友達に声かけてみるわ」となって、芋づる式にセットが開催されるはずです。
その席にはおそらく「あなたが知っている人で、麻雀を打てることは知らなかった人」が現れます。麻雀の人脈は麻雀を打たない人にはブラックボックスなので、ホワイトボックス(内情を知っている)な人に任せてみましょう。
ちなみに、
「友達に麻雀打ちたいといったらカモられそうで怖い」
という人は人間関係の見直しと人を信じる心の醸成をおすすめします。
フリー
続いての方法はある程度打てる自信がある人におすすめの方法ですが、フリー雀荘にいくというのも一つの手です。
フリー雀荘というのは、
「一人で雀荘にきた客同士が、店の仲介の元、対局を行う」
というシステムで、理論上友人が0人でもゲーム代さえあれば麻雀を打つことが可能となります。
お店ごとにレートが違ったりもするので、一応下調べをしておくほうが無難。よくあるチェーン店系はだいたい全国どこでもルールが同じです。
フリー雀荘なんて怖い人いっぱいいるのでは?
と思う人もいるかもですが、実際にはてんさん、てんご、てんぴんくらいだと全然そんなことなくて、普通のサラリーマンとか学生とかがいます。
あれな人が居るとしたら、ちょっとめんどくさいおじさんくらいですがそんなに多くはないです。
麻雀教室に通う
これまでの3つはあくまである程度麻雀のルールがわかっている前提での話でした。
「麻雀を覚えたいけど、まだルール何もわからない」
という人は、4つ目の方法として、麻雀教室に通うのがおすすめ。
麻雀教室なら、麻雀プロが一からルールと戦術を教えてくれます。
そして多分そこで一緒に始める仲間もできるはず!
あと最近だと麻雀のルールから教えてくれるサークルとかもあるので、ネットでちょっとだけ覚えてあとはサークルで習うみたいなのもあり。
東京の麻雀教室オススメまとめ!初心者がルールを教わる場所の最適解はどこ?
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麻雀仲間の広げ方!1から100編
ここまで麻雀仲間の一人目の作り方を紹介してきました。
ここからは麻雀仲間の輪を広げ、さらに多くの対局をこなしていくための人脈拡大術を紹介します。
すぐにできるものもあれば、そうでないものもありますが、それぞれ見ていきます。
ワン欠けに乗る
まず簡単にできる麻雀人脈拡大術として、ワン欠けに乗るという手法があります。
これはどういうことかというと、麻雀ではヨンマなら4人、サンマなら3人という人数コミットがあるため、急用ができたメンバーがいたりすると、代役が必要になります。
この一人足りない状態のことを業界用語で「ワン欠け」といい、この状態になると、それぞれ友人を当たって打てる人を探すステップが起こります。
そして制限時間が近くなると、全員とは面識のない人(一人だけ知っている人)にも声がかかることも!
なので、このワン欠けでいち早く手を挙げることができれば、あなたの麻雀人脈はオートで拡大します。
麻雀を打った後の帰り際とかに「ワン欠けのとき呼んでくれや!」と言っておくとなお優先順位が上がってグッドです。
こういう案件は流れがち↓
交流戦を企画する
続いては自分から動くスタイルとして、交流戦を企画するという手法です。
これはどういうことかというと、所属するコミュニティ同士の2vs2の対局を企画します。
つまり、例えばあなたが大学生で●●大学の麻雀友達と、出身校である△△高校の麻雀友達(別大学に進学)という人脈を持っていた場合、以下のように繋げます。
「●●大学の麻雀友達ー自分ー△△高校の友達ーその友達の大学の友達」
構図としては、●●大学vs××大学みたいな感じとなり、自然な感じで人脈を広げることが可能となります。
特に早慶とか東大、京大とかのライバル関係のコミュニティ同士だと、対抗戦をしやすいかも。
オフ会(こっちではおすすめ)
続いての手法は、オフ会です。
先ほど「麻雀仲間を作る」の項目ではおすすめでないとしたオフ会ですが、麻雀がすでに打てる状態でさらに広げるための手法としてはかなり有効です。
というのも、これまで紹介した麻雀仲間の広げ方の手法(ワン欠けに乗る、対抗戦を企画する)は、どちらも陸続きというか、既存の人脈を元にした広げ方でした。
なので、自分と全く違った地域に住む人とか、コミュニティとはなかなか繋がることができません。
そこでネットを介して全国の雀士と繋がれるオフ会という手法は重要で、SNSなどで交流しつつ自分にあった人と打ってみるのはおすすめです。
具体的にどこに行けばいいの?というと、特に大きなコミュニティとして天鳳勢の集まりなどが良いかなと思います。
あとは麻雀サークルに入ってしまうのもあり。東京だと500人くらいいるサークルとかもあります。
麻雀グッズを身につける
続いての手法はおまじない程度の簡単な技ですが、麻雀グッズを身につけておく、というのも麻雀仲間を増やす上で効果があります。
具体的には、麻雀打ちが集まりそうな場所としての喫煙所でなぜかライターが麻雀牌Zippoになっている、とか、よく見たら携帯カバーがMリーグ仕様とかそんな感じです。
出会う人全てに「お前は麻雀が打てる人間か?」と問いていくのはスマートではないので、さりげなく自分が麻雀打ちであることをアピールするのはおすすめ。
全自動麻雀卓を導入してみる
最後の手法は荒技ですが、全自動麻雀卓を自宅に導入してみることです。
「俺、全自動卓を自宅に置いたわ」
というワンフレーズで心の動かない麻雀打ちはいません。すぐに日程とメンツの話になるはずです。
最近では10万円くらいからでそこそこ良い全自動卓を導入可能ですが、奮発して配牌機能付きのアルティマ系とかを導入したら、さらに人脈が広がること間違いなし!
麻雀仲間を広げた先にある生活
ここまで麻雀仲間の作り方と広げ方を解説してきました。
こんな感じで日々麻雀を打っていくと徐々に人脈が広がるはずです。
そして麻雀仲間が仮に100人集まったとします。
そしたらもうあなたは麻雀のプロフェッショナルといっても過言ではないです。
雀荘をやれば仲間で賑わい、オフ会を企画しても人が集まるはず!
その段階になればさらに麻雀が楽しくなるはずです。ぜひ高みを目指していきましょう。
ではまた。良い麻雀ライフを!