麻雀の役の中で、役満を除けば最も高い点数となっている清一色。
和了手を同じ色だけでそろえた染め手というやつですが、この清一色(通称チンイツ)は、麻雀の花形であり最も対応が難しい役でもあります。
今日は、この麻雀役・清一色(チンイーソー)について成立条件や上達法にオススメを紹介していきたいと思います。
目次
麻雀役・清一色の成立条件や点数について
まずは成立条件や点数を紹介します。
清一色の成立条件としては、マンズ、ピンズ、ソウズのどれか1種類だけで手牌を整えること。字牌は不可です。
点数は面前(鳴きなし)で6役(ハネマン)、鳴きを入れても5役あります。
この点数は役満を除くと最も高く、現実的な逆転手として清一色は重宝されています。
似た手としてはホンイツがありますが、こちらはマンズ、ピンズ、ソウズのいずれか+字牌もありとなります。
清一色手の作り方!鳴きで一気よせ!
そんな清一色ですが、作り方は簡単で、とにかく一色を集めればいいだけです。
面前で作るのは難しいので、鳴きを駆使して上がることが多くなります。
手作りのコツとしては、一気に寄せてしまうことです。
一度清一色にすると決めたら、不要な牌は全部切る!くらいのつもりでガシガシ染めていきましょう。
タンヤオのみを上がるチャンス
が来てもこれをスルー!
清一色の上達方法について
そんな清一色ですが、初心者には結構とっつきづらい役かもしれません。
なぜかというと同じ色がたくさん来るため、どこがどうメンツになっているのか、とか待ちはどこなのかがわからなくなりがちであるため。
正直、面前で手が進んでくると、形が複合的で、待ちも多く、わけがわからないということも多いのではないでしょうか。
そんなチンイツ力をトレーニングするためにオススメの麻雀本があるので、今日はそれを紹介します。
清一色の見分け方を学べる本「バビイのメンチン何切る」
その本がこちら『バビイのメンチン何切る』です。
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この本は清一色だけに特化した何切る本なので、この本を1冊やり切ればまあ大体のチンイツでは何とかなります。
本書では、チンイツの「基本の12パターン」を最初に示し、あとはその複合型としてメンチンを徹底解体していく構成です。
暗刻と順子が入り乱れたような難しい複合型も、「こことここに分けて考えるとわかりやすい」というように解体して解説してくれるので初心者でも安心して学ぶことができます。
後半では、メンチンだけでなく鳴きの仕掛け方についても解説されており、一色手を鍛えるにはまさにうってつけの一冊。
メンチンをカッコよく決めたいという人は必読の書です。
さらに清一色の判断スピードアップを目指すならバンブー麻雀を
先ほど紹介した『メンチン何切る』を読めばメンチンの基礎はばっちり理解できることでしょう。
しかしこれだけで十分かといえばそうではありません。
判断に時間がかかってしまうからです。
基本を押さえたうえでそれを瞬時に判断できなければ実戦では、相手に手を読まれてしまいます。
ではどうすればいいのか、というと出番になるのがバンブー麻雀です。
前にも紹介したのですが、ソウズだけを使った麻雀を行うバンブー麻雀というアプリがあり、それをプレイすることで、各メンチン形をドリル形式で頭の中に叩き込むことができます。
毎日5分でも10分でもトレーニングするだけで、ひと月もすれば、メンチンに関しては他の打ち手よりも頭一つ抜き出たメンチンマスターになっていることでしょう。
ぜひメンチンが苦手な人はプレイしてみてはいかがでしょうか。
◆バンブー麻雀サイト(Flashが必要)
チンイツ麻雀ゲーム「BAMBOO麻雀」 – GameDesign
相手の清一色の見抜き方【一色だけ出ていないときは怪しい】
続いては守備の技術として、相手の捨て牌から清一色を見抜く方法についてです。
これも簡単で、なぜか不自然に一色だけ出ていないようなときは清一色が疑われます。
それだけだと清一色かホンイツかは区別がつかないですが、まあどっちでも対処は同じで、その相手が集めている色(+ホンイツなら字牌も)を切らなければいいだけです。
清一色染めをしている人の上家は鳴かれないようにも注意しましょう!
サンマでは清一色力が重要
続いては清一色のサンマとヨンマでの価値の違いについてです。
サンマではマンズの2〜8が使用されないため、マンズの清一色は存在せず、そのほかの色のホンイツと清一色は比較的上がりやすくなっています。
具体的には、サンマではメンチンがヨンマの4倍、メンホンがヨンマの8倍出やすいとも言われています。(「女神が教えるサンマ戦術」より)
つまり、サンマでは清一色手のさばきはヨンマ以上に重要です。
サンマをよく打つという方はこの機にメンチンについて学んでみてはいかがでしょうか。
終わりに
清一色は実際そんなに来ることはないので、トレーニングを怠りがちですがちょっとしたトレーニングで差が出やすいポイントでもあります。
メンチンさばきは意識の高い打ち手は皆マスターしている技術なのでぜひ身に着けておきましょう。
ではまた。良い麻雀ライフを!
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