麻雀本

天鳳位直伝! 三人麻雀の極意。初のサンマ戦術本のレビュー

何かよい本ないだろうかと思って、近くの本屋に行ったら見慣れぬサンマの本がある。

「むっ!?これはまさか2018/4/23発売の『天鳳位直伝! 三人麻雀の極意』ではないか?」

と思って手に取ってみるとその通りだった。
中の出版日みたら4/30になっていたけどまあ誤差の範囲ということで。

一足先に読ませていただく機会に恵まれました。
サンマ本は1月くらいに読んだ『女神が教えるサンマ戦術』以来なので楽しみです。

『女神が教えるサンマ戦術』についてはこちら(⇒日本初の三人麻雀(サンマ)の戦術本が発売!女神が教える3麻戦術をチェックせよ!)に記事を書いているのでよかった見ていってください。

 

 

天鳳位直伝! 三人麻雀の極意の内容

本書では、サンマにおける戦術や、押し引きの判断基準、天鳳での戦い方などについて書かれています。

また、後半に三人麻雀の何切る問題があります。サンマの何切るは多分日本初ですかね。解いてみると4人麻雀とは結構違うんだというのが分かります。

あとオワタ氏のサンマの天鳳位達成時の1半荘をウイニングランとして、1半荘丸々解説するコーナーがありこれが勉強になります。1局丸々天鳳位の考え方を学べるのは本書の大きな魅力です。

ちなみに著者のオワタ氏は、8段→9段⇒10段⇒天鳳位をわずか10日で達成しているそうです。

すごい鬼打ちですね!

さらに、天鳳の創始者角田氏も登場しオワタ氏と対談をしています。

「なぜほとんど採用されていない30000万点以下で西入りというルールがあるのか?」という質問に対する回答を角田氏が行っています。それについては後述します。


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サンマとヨンマの5%の差

サンマではヨンマより5%牌が少ないですが、この5%の牌の差が大きいと書かれていました。

例えば、孤立牌の切り順としては萬子⇒孤立1,9⇒オタ牌となるとのこと。

そこまで変わるのか!というのでびっくりしました。

確かに孤立1,9牌はくっついても愚形にしかならないのでチーができないときついですね。

無駄に危険牌を持つよりは安全な字牌を縦に重ねるほうがお得なのかもしれないと思いました。

また、北を抜きドラにするとドラが増えるので、サンマの押し引きは

ドラ0,1枚⇒引き気味、

ドラ2,3枚⇒やや押し気味

ドラ4,5枚⇒押し

となるそうです。ドラが一枚あってもあんまり意味ないみたいです。

なるほど。ヨンマとは違いますね!

またサンマではヨンマより配牌時から平均1シャンテンくらい少ない(手がいい)みたいなので、ドラ1枚で無理押しすると逆襲を食らいます。この押し引きの感覚は大切ですね。

聴牌系は、形>役>ドラの順で整えるとうまくいくとのことです。サンマでは聴牌後にも抜きドラなどで打点は勝手に上がることが多いので、カタチ重視で聴牌系を取るとよいそうですね。

また本書では著者がサンマ天鳳位ということで、天鳳特有のノウハウも書かれていますが、サンマの天鳳では10段でもラス回避は必要なしというのもサンマならではで、そうなのかと感心しました。

終わりに

個人的に面白かったのは、天鳳の創始者の角田氏とオワタ氏の対談。

角田氏がオワタ氏から「なぜ西入という他ではほとんど採用されていないレアなルールを天鳳で採用したのか」と問われ、「僅差のラスは悲しいからせめてもの救いになれば」と回答していて、不覚にも「あいつ神かよ」と思ってしまいました。

西入のおかげで、オーラス回線落ち率を少し減らしてそうだな、とも思いました。

本格的なサンマ本は今までほとんどなかったのですが、サンマを学ぶには本書は最適です。
サンマ本が増えてきて三人麻雀も行ける口の自分としては嬉しい限りです。

興味ある方はぜひ読んでみてください。

 

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