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半自動卓、パッコロ、ペット牌、今は販売終了の失われし麻雀テクノロジーまとめ

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麻雀グッズの中には、アイデア的には素晴らしいにも関わらず、時代の流れやマーケティング戦略の失敗、あるいは母体企業の倒産などにより日の目を見ることなく消えていった商品がたくさんあります。

今日は、そういった販売終了となった麻雀グッズの中で、「個人的には評価していきたい」と思うおすすめを紹介していきます。

よろしくお願いいたします。

この記事の著者
たkる

麻雀用品レビューブロガー

たkる

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麻雀グッズが好きすぎて麻雀用品サイトを作りました。麻雀グッズをさらに広める活動をしています。
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麻雀雑誌『麻雀界』連載中。(2022/04〜)
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テクノロジー1:牌をひっくり返すだけの半自動卓

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まずは、一時期これ天才かよ!と世を賑わわせた自動卓の亜種「半自動卓」です。

半自動卓というのは、半分自動な卓という意味。

半自動卓では、牌を裏向きにして混ぜるところまでは自動ですが、牌山を積むところは人力という区分けとなっています。

原理的には、卓に磁力を流して牌を全て裏向きに出来る構成で、当時はまだ全自動卓が最低でも20万円とか(もっとかも?)した中で半自動卓は5万円程度という安値であったこともあり、一世を風靡した卓となりました。

ただ、その後10万円以下の全自動卓が続々と登場するにつれ、半自動卓の価格的メリットはなくなり、今ではほとんど見かけない幻の卓に…

混ぜるときの音が比較的静かなのでその点はいまでもややメリットありかな、と思います。

ちなみに、この半自動卓が進化した初の全自動卓がマグジャン無双という機種みたいで、これは逆に出てくる時にジャッと横から牌が出てきてカッコいいので、アンティーク好きな人にはたまらないかも。

一見の価値ありなので以下の動画をどうぞ。

最後の出てくるところがいい感じです。

テクノロジー2:リサイクルPETによる麻雀牌「白虎」

続いては麻雀牌です。

大洋化学より発売された白虎という麻雀牌は、一見するとふつうの牌ですが、実はPET樹脂をリサイクルして作られたR-PET製のリサイクル牌となっています。

ペットボトルをリサイクルして牌を作るというのは非常に斬新で、かつ環境にも優しいということでバカ売れ間違いなしかと思っていたのですが、なぜか生産終了している牌です。

これは推測なのですが、原価率がよくなかったか、あるいは特徴として従来のユリア樹脂牌に比べ、牌が傷つきやすい特徴などが仇になったのかなとは思います。

ただ、メリットもあって、寒暖差につよく寒い地域とかでも牌が割れないというのは強み。

21世紀のスタンダードになれそうな牌だけに生産終了が惜しまれる作品です。

番外編:まだギリギリ販売中の麻雀サイコロ「パッコロ」

3つ目としては、まだ普通に出回っていて、生産終了はされていないかもなので番外編という位置づけにはなるのですが、アイデアは素晴らしいけどあんまり浸透していないアイテムとしてパッコロというサイコロがあります。

pakkoro

このサイコロは12面体の2個セットで、場決め用と取り出し位置決め用に分かれています。

このサイコロを使うと、形状的にイカサマは難しく、かつ一つのサイコロで12までをカバーしているのでサイコロが一つでよくなるという便利グッズ。

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発想自体はかなりいいと思うのですが、発売時期的にちょうど全自動卓が浸透し始めたころであったことと、無駄に大きいサイズ感のせいで山を崩しがちという課題も重なり、なかなか流行らなかったという作品です。

手積み麻雀のときはいまでも使えると思うので、興味ある方はぜひ試してみてください。

サンマ用麻雀アイテム「ゴッドハンド2」

番外編その2として、今はまだ売り出し中だけれども、これからこの「失われしテクノロジー」のカテゴリーの仲間入りしそうなアイテムを紹介します。

それがこのゴッドハンド2という商品で、これはサンマのときに人がいない箇所の山を自動で前に出してくれるというもの。

「むっちゃ便利やん!」と思う反面、値段が2万円近くと高いことと、あと最近ではサンマ用に山を3か所しか出さない全自動卓なども出ており、需要があるのかどうかは微妙なアイテムとなっています。

個人的には評価していきたい。楽天で売り出し中!

 

終わりに

ここまでアイデアは素晴らしいけど人気はいまいちな麻雀グッズをまとめてきましたがいかがだったでしょうか。

まとめてみると麻雀業界ってアイデアマンが多いなと思います。

その分技術革新も早くて、気になっている商品が気が付いたら消えている・・・ということも多いので、「これは!」とビビッと来たものはとりあえずチェックしておくのがオススメです!

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