麻雀卓を探している人の中には、
そう考える人も多いのではないでしょうか。
「中国産の全自動卓は確かに10万円以下のものが多いけど、牌の模様やサイズが日本仕様じゃなかったり、故障時のサポートが不安!」
の全自動卓は高すぎる!20万、30万は流石に出せぬ・・!どうしたものか・・・」
と、そう考えている麻雀うちの方もおられるかと!
そこで今日は、そんな人におすすめな、国内メーカーの自動卓にして安く(10万円台)、サポート万全の全自動麻雀卓アモスJP2のレビューを行なっていきます。
このアモスJP2という全自動卓、点数表示機能や自動配牌機能のないシンプルなスタイルの全自動卓ですが、壊れにくくユーザビリティの高い卓となっています。
では本記事では点数表示なしの廉価版全自動卓「アモスJP2」について詳しく紹介していきます。
購入したのでレビュー動画も作りました!
目次
アモスJP2は国内メーカー大洋技研の廉価版全自動卓です。
まずはアモスJP2とは何なのか、という話をしていきます。
全自動麻雀卓 家庭用 AMOS JP2(アモス・ジェイピーツー) カラー点棒+記録帳セット
アモスJP2は国内全自動卓メーカーである大洋技研の開発した麻雀卓となります。
立ち位置としては、
点数表示も自動配牌機能もない代わりに値段を安くした廉価版で、国内メーカーの全自動卓でありつつも10万円ちょっとという低価格を実現している
というのが特徴です。
ポイントは低価格ながらもサポート体制や牌の模様や点棒入れなど細かいところが日本式のおもてなし仕様となっており、お値段以上に満足度の高い卓となっている点。
以下で詳しくアモスJP2の特徴と機能について解説していきます。
手積み牌も出しています↓
アモスJP2の特徴と機能!7つのメリットとは?
ではアモスJP2の特徴と機能を見ていきましょう。
自分の考えるアモスJP2のちょっと嬉しい高ユーザビリティポイントは以下の通りです。
- 静音性が高い
- 収納力に優れた点棒入れ
- 全8種類の機能をスイッチ1つで使い分けわけ可能
- トラブルのおきにくい昇降式!四角で捨て牌も並べやすい!
- サポートが万全すぎる!無料で全国出張あり
- 見やすいけどデカすぎない適度なビッグ牌
- 座卓とハイテーブル変形可能
※リンクは解説部分に飛びます。
ちょっとわかりにくい項目もあるかもなので、それぞれ解説していきます。
静音性が高い
まずは静音性の高さについて。
隣の家と隣接した都心部とかでは静音性は重要ですね。
麻雀で一番うるさいのは牌をかき混ぜる時ですが、アモスJP2ではこの牌かき混ぜ+牌積みを独自の特許技術により静音化+スピードアップを図っているとのこと。
まあ、最近の全自動卓はどれもかなり静かですが、アモスJP2もこの点で弱点はありません。
収納力に優れた点棒入れ
続いてのいい感じポイントは点棒入れです。
中国製の卓であると点棒入れがやけに深くて取り出しにくいみたいなこともままありますが、アモスJP2は国内メーカーなので、バッチリ日本仕様の浅い点棒入れとなっています。
余談ですが、点棒入れという観点だけで見るなら、手積み卓のぽけっとも面白いと思う!
ぽけっとのレビュー記事↓
全8種類の機能をスイッチ1つで使い分けわけ可能
続いてのいい感じポイントは操作のわかりやすさです。
アモスJP2ではサンマ設定、花牌あり、100枚上がり設定などの全8種類のルールに対応していますが、この操作がスイッチの番号を変えるだけで良くて簡単なんです。
機械が苦手な人でも運用できるという点で、利点があります。
トラブルのおきにくい昇降式!四角で捨て牌も並べやすい!
続いてのいい感じポイントはトラブルのおきにくさです。
アモスJP2は床がガサーッと開くボッシュートタイプではなく、中央のサイコロ部分がウイーンと上に登る昇降式となっています。
これが地味にありがたくて、「しまった!牌入れ忘れた!」となっても、今ある牌を落とすことなくエレベーター部分だけ開けて牌を中に入れることができます。
これにより人為的トラブルが激減しますね。
ちなみに昇降部分が四角なのも地味にありがたくて、これにより、どこに牌を切ればいいかがわかりやすくなり、捨て牌の並びが綺麗になります。
イメージ↓
サポートが万全すぎる!無料で全国出張あり
あと国内メーカーでサポートも充実です。
全自動卓で気になるポイントとして、高い買い物だけに不良品をつかまされたら嫌だな!というのもあるかなと思います。
でもアモスJP2はその心配ゼロです。
なぜかというと、アモス公式ショップで買うと、1年間全国出張サポートしてくれるから。
他の卓でも送れば直すよーみたいなところはありますが、ぶっちゃけ全自動卓を送るのはiPhoneを送るのとは桁が違います!
なので出張は超ありがたいですね!
見やすいけどデカすぎない適度なビッグ牌
続いてのいい感じポイントは牌の模様とサイズ感です。
アモスJP2は国内メーカーの全自動卓としては珍しくやや大きめの30mm牌を使用しています。
この30mmというサイズが絶妙で、見やすいけどデカすぎはしないいい感じの大きさなんです。
ぶっちゃけ28mm牌に慣れていると最初はちょっと戸惑いますが、30mmに慣れてくると、むしろこっちのが打っている!感があります。
細かいものが見えづらいという人にも優しい見やすいサイズなので、シニアの麻雀にも最適!
P.S.2020年10月より28mm Verも選べるようになりました。
イメージはこんな感じ↓
あと牌に関しては、模様もやや特殊。
竹牌のように縦線が入っていておしゃれ!
手積み牌だと、任天堂の麻雀牌「鳳凰」とかも縦縞ありです。
座卓とハイテーブル変形可能
最後は座卓とハイテーブルの変形が可能であるという点です。
画像はEXですが、JP2も変形可能です↓
これにより、例えば、椅子に座り疲れたなーと思ったら、後半は座卓タイプに変えたり、使用しないときは小さくして物置にしまう!といったような運用が可能に。
椅子を4つ置くスペースが用意できないかもしれない人も安心です。
ぶっちゃけこれ超便利でワンルームで置くならこの座卓機能は必須と言っても過言ではない!
P.S.あと次で紹介するんだけども、折りたたみVerも出ました!
New!ワンタッチ折りたたみ機能がついたアモスJP2新機種も登場
ちなみにこのAMOSJP2ですが、実は折りたたみができないというのだけ、一つ弱点だったんです。
しかし、これは2019年の12月に解消されました。
というのは新バージョンとして、折りたたみ機能つきの機種が登場したからです。
しかもこれ、すごいのが折りたたみをボタン一つで自動で行えるという点。
・・・なにこれすごくね?
アモスJP2を同価格帯の中国製卓と比べてみたレビュー!
とまあ、こんな感じでアモスJP2は廉価版卓の中ではすごく使いやすい卓ではありますが、ただ、中国製の廉価版全自動卓と比べて気になるのはやはりお値段かなと。
値段で見ると中国製卓は10万円以下、アモスJP2は10万円越えと1つ壁があるようにも思えます。
では、その価格の差に性能が見合うのか、以下では中国卓と比較しながらその良し悪しを見ていきましょう。
比べてみたポイントは以下の通り。
ではそれぞれ見てきましょう。
点棒入れと牌の模様、サイズについての比較
まずは点棒入れと牌の模様、サイズについての比較です。
・点棒入れについて
- まーくん・・・深い
- P28/33・・・浅い
- MJ-revo・・・浅い
- アモスJP2・・・浅い
・牌の模様とサイズについて
- まーくん・・・・中国式、28と33mm
- P28/33・・・日本式、28と33mm
- MJ-revo・・・日本式、28と33mm
- アモスJP2・・・日本式、30mm
値段面で全自動卓の中で最安値を誇る「まーくん(59,999円)」は中国式でシュッとしたイーソー、深い点棒入れとかになっています。
でサイズに関しては、中国卓の基本は33mmですが、有料オプションにより日本式に28mm牌を出しているところも多いです。
ただやはり値段はやや高くなり10万円越えです。
そして、そのサイズの中間となるアモスJP2の30mm牌というのは意外にレアで他にはない特徴。
座卓とハイテーブルの変形
続いては座卓とハイテーブルの変形についてです。
変形については、追加パーツなしでできるのはアモスJPだけでした。
- まーくん・・・・座卓とハイテーブルが出ているが変形は不可。
- P28/33・・・座卓とハイテーブルが出ているが変形は不可
- MJ-revo・・・足を付け替えれば多分いける。別売り足が必要
- アモスJP2・・・追加パーツなしで変形可能
値段について。28mm牌だと意外と中国卓も高くなる
続いては値段についてです。
値段については、まーくんはめっちゃ安いですが、それ以外は28mm牌にすると意外に10万円を越えることが多い模様。
・値段
- まーくん・・・・33mm牌は6万円、28mm牌は7万円くらい
- P28/33・・・P33は9万円、P28は13万円くらい
- MJ-revo・・・33mm牌は10万円、28mmVerは14万円くらい
- アモスJP2・・・15万円くらい
AMOSJP2も30mmで厳密には日本式サイズではないですが、使いやすいサイズ感という意味でメリットあり!
中央部の形
あと地味にデカイかなと思っているのが中央部分の形状!
これ↓
これが四角だと牌を置く位置がなんとなくそれに沿って置けるので捨て牌が綺麗になります。
・中央部分の形
- まーくん・・・・円形
- P28/33・・・円形
- MJ-revo・・・円形
- アモスJP2・・・四角★
・・・地味だけど意外と重要なメリットです!
結論としてアモスJP2はおすすめ
比較してきた項目を振り返っていきましょう!
- 点棒入れと牌の模様・・・大体満たすので差はない
- 座卓とハイテーブルの変形・・・アモスJP2の利点!
- 値段について・・・28mm牌なら大体10万円超えなので大きなデメリットではない
- 中央部の形・・・アモスJP2の利点!
こんな感じです。ここにさらに全国出張サポートがつきます。
とにかくめっちゃ安くいきたい人はまーくんもありですが、長く安定して使いたいという人はまあAMOSJP2を買いかなと思います。
ちなみに、やっぱり点数表示も欲しい!という人は現状、アモスJP-EX一択です。
アモスJP2のオプショングッズ!九州麻雀牌やテーブルボードについて!
ちなみにこのアモスJP2ですが、実はオプションアイテムがいくつかあります。
具体的にはこんな感じ!
- 九州牌
- テーブルセット
- 足変形セット(折り畳みになる)
それぞれ見ていきましょう!
九州牌
まずは一つ目、九州麻雀牌です。
九州のルールでは、赤ドラが5だけでなく3にも入るルールがあり、アモスJP2ではそのルールに対応した牌も用意されています。
あと九州の十字白ぽっちもセットで売り出し中!
(2024/11/29 15:17:13時点 楽天市場調べ-詳細)
>>九州麻雀のルールとおすすめの牌!アモスJPシリーズが狙い目!
テーブルボード
続いてはテーブルボードです。
これは麻雀を打っていないときに着けて置けるカバーのようなもので、これがあると普通のテーブルとしても利用できるようになります。
かなりオシャレだし、アモスJP2を普段使いしたい人はぜひ用意しておきべき一品です。
やや品薄です。
足変形セット(折り畳みになる)
最後は足変形セットです。
アモスJP2はもともとは座卓とテーブルで上下の屈伸はできるものの折り畳みはできない仕様でしたが、2019年12月に折り畳みVerが発売されました。
で、この折り畳みVerに既存のアモスJP2も変形可能なのです。
そのときに使うのがこの足!
これを使うと折り畳みができるようになりますが、代わりに座卓になれなくなります。
なお、こちらも品薄の模様!
番外編:ふるさと納税50万円寄付で入手することも可能です
最後にこれは事業者向けになってしまうかもなんですが、AMOSJP2はふるさと納税で入手することも可能です。
価格(寄付金)は50万円以上ということで、かなり高所得者でないと実質無料!とはなりませんね。
ただ製造メーカーである大洋技研のある和歌山県御坊市を応援したいという人や、稼ぎすぎてしまって上限が高い!という人はぜひふるさと納税を検討してみてはいかがでしょうか。
※アモスJP-EXもあって、こっちは100万円~です。
ふるさと納税見に行ってみる
- 【ふるさと納税】家庭用全自動麻雀卓 AMOS JP2 (寄付50万円以上)
- 【ふるさと納税】家庭用全自動麻雀卓 AMOS JP-EX(寄付95万円以上)
終わりに!折り畳みタイプのアモスJP2も登場!
ここまでアモスJP2について紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。
廉価版の中ではやや値がありますが、買った後にコレジャナイ感を感じにくいのがメリットになります。
またこのアモスJP2も麻雀教室とかではたまに使われているので、一旦そこで試してみて、気に入ったら家にも導入という段階的ステップを使ってミスマッチを避けるのもおすすめです。
ちなみに購入する際は、送料込みで考えると公式サイトがおすすめ。(出張サポートもある!)
好みにうるさい方!という人はリスク費を込みでアモスJP2を検討してみてはいかがでしょうか。
ではまた、良い麻雀ライフを!
折り畳みタイプも出ました!