お疲れ様です、最近、東京都内にあるノーレート雀荘をめぐっていたたkるです。
色々巡ってみてそれぞれの違いとかが何となく分かってきたのでまとめます。
Mリーグルールの雀荘も多かったので、逆にダブロンありの普通のフリー雀荘とかに慣れてるとやや面食らうかもです。
そんな感じの話を以下で詳しくしていきます。
目次
東京都内の雀荘の全体像。オンレートとノーレートのルールの違い
まずは前提のお話ですが、東京に限らず、雀荘は大きくセット(貸し卓)とフリーがあります。
で、フリー営業のある雀荘の中で、オンレートな雀荘とノーレートな雀荘があります。
◆セット・・・知り合い4人で行き時間貸しで卓を借りる。
◆フリー・・・一人で行って知らない人と打つ。1ゲームごとに料金を払う。
├オンレート・・事前に決めた額のお気持ちの動きがある
└ノーレート・・お気持ちの動きはない
※Mリーグはゼロギャンブル宣言がなされており、レートありがバレると首になります。
というわけで、ゆくゆくはMリーガーになりたい人とか、Mリーガーと打ちたい人はノーレートのフリーに行くことになります。
ただどっちの数が多いかといえば圧倒的にオンレートなので、ノーレート雀荘には行ったことがないという人も多いかと思います。
ルールの違いもちょっとあって、例えばこんな感じ。
- オンレートはチップありが多いがノーレートはチップの移動がないことが多い
- ノーレートだとダブロンなしのルールが多い
- 聴牌連荘でなく和了連荘のお店もある
そこでこの度、都内にあるノーレート雀荘をいくつかめぐってみました。
そしたら意外と各店舗違いがあって面白かったので以下でまとめていきます。
東京都内のノーレート雀荘のオススメまとめ
じゃあ、実際に東京都内にどんなノーレート雀荘があるのか??というと、こんな感じのところがあります。
- ベルバード(新橋)
- 雀友倶楽部(秋葉原)
- しぶとん(渋谷)
- オクタゴン(渋谷)
- MLスタジアム(高田馬場)
それぞれ見ていきましょう。
ベルバード(新橋)
まずは新橋にある麻雀ベルバードです。
ここは外見は雑居ビルの6階という普通の雀荘感ですが、中に入るとめっちゃ広々とした室内に10台以上のアルティマ卓がある大規模なノーレート雀荘となっています。
ルールとしては主にMリーグ準拠、時間による打ち切り等はありません。
料金体系の特徴としてはドリンクバーが350円かかるという点。
ドリンクバーはフリータイムなので長く打てば打つほどお得になります。
Mリーグルールでじっくり楽しみたい人にオススメ!
料金 | ゲーム代350円、ドリンクバー300円 |
---|---|
ルール | Mリーグ準拠、オーラスのアガリ止めはあり |
スタッフ | プロっぽい人が多い。卓に入っていない人も、端のほうで企画考えたり、初心者へ麻雀教室をしてたりで何らかの活動をしてる。 |
客層 | 色々。 |
その他 | ・壁にスクリーンがありプロ対局がエンドレス放送されてる。 ・トイレ男女別できれい ・フリードリンク |
HP | https://bell-bird.com |
あと
- オンラインサロン
- 初心者教室
- リーグ戦
とかなんか色々やっているのも特徴。
ベルバードさん詳細記事↓
アクセスは新橋の桜田公園とTUTAYAの道を進んだ先です。
大通りを進んでいくだけなので簡単ですね。
雀友倶楽部(秋葉原)
続いては秋葉原にある雀友倶楽部です。
こちらは45分打ち切りのノーレートフリー雀荘で、赤なし競技寄りのルールが特徴。
また感染対策をしっかりしている点も特徴で、各席にアルコール消毒があります。
詳細はこんな感じ↓
料金 | ・一般:1ゲーム450円 ・学生:1ゲーム250円 ・打ち放題(一般):2,500円(平日)、3,200円(休日) |
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ルール | ・赤なし東南戦、45分打ち切り。30,000点持ち30,000点返し |
スタッフ | ・プロっぽい店長と人が良さそうな若者 ・卓に入ることも多く結構忙しそう |
客層 | ・フリーは学生と中高年で二極化 ・フリーが結構立っているのでセットはそんなに立っていない |
その他 | ・待合室の麻雀本ラインナップが渋い(珍しい) ・麻雀界が買える(オーナーが麻雀界編集長) |
HP | https://www.janyu-kai.com/janyu-club/ |
客層は学生と中高年が多め!学生は1000円で打ち放題などがあり!
地図↓
しぶとん(渋谷)
続いては渋谷にある雀荘しぶとんです。
(こちらはセットでたまに利用しているのでその感じで書きました。)
しぶとんはセット+ノーレートフリーがあり、特徴は
- 順位によって支払額が異なる
- 東風戦を選択可能
であるという点。
細かいルールはちょっと忘れたんですが、確かトップを取り続けるとゲーム代がほぼゼロになります。
詳細はこんな感じ↓
料金 | ・ゲーム代は順位により支払い額が変わる |
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ルール | ・東風戦と東南戦が選べる |
スタッフ | ・どちらかというと普通の雀荘っぽい ・セット卓のドリンクオーダーで忙しそう |
客層 | ・フリーは年齢層が高い ・セットは学生とか若者が多め |
その他 | ・セットでもフリードリンクのお店 ・トイレ男女別、お店の外 |
HP | https://www.shibuton.jp |
場所は道玄坂の途中↓
オクタゴン(渋谷)
続いては渋谷にあるオクタゴンです。
こちらはルールを
- 赤アリ(fリーグ)
- 赤ナシ(最強戦ルール)
を選べる点が最大の特徴。
ほかにも50分打ち切りのルールもあり、ゲストによっては卓の入れ替えとかも発生することがあります。
料金 | ゲーム代500円、回数券なら11ゲームで5000円 |
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ルール | ・Mリーグ準拠のfリーグと、赤なしクラシックな最強戦ルールが選べる ・50分打ち切りで終了(タイマーで卓ごとに測る) |
スタッフ | ・プロっぽい人が多い |
客層 | ・常連が多そうな印象。年齢層は30~40代が多そうだった。 |
その他 | ・成績上位者には藤田チェアマンのグッズとかがもらえたりする(fリーグ) ・ドリンクは持ち込み可、店内の自販機で購入してもよい |
HP | https://www.mj-octagon.jp |
時間制限での麻雀や、赤ナシを打ちたい人、藤田チェアマングッズが欲しい人にオススメです。
駅からはやや遠めです。
MLスタジアム(高田馬場)
4つ目は高田馬場にあるMLスタジアムです。
こちらはMリーグ準拠のルールとなっており、マナーに関してしっかりしているのが特徴となります。
料金 | ・ゲーム代500円 |
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ルール | ・Mリーグ準拠 |
スタッフ | ・ふつうの雀荘っぽい
・わりとかっちり目。たまに話が通じない人がいる |
客層 | ・常連が多そうな印象。学生も多い。 |
その他 | ・飲食物持ち込み不可。店の自販機は200円~。対局後にアルコールも注文できる。 ・マナーに厳しい(小手返しとかすると注意を受ける) ・卓に対して椅子が低い(あまり上がらない) |
HP | https://ml-stadium.jp |
ルールや店員が厳しく、ずっと後ろで見られてて個人的にはわりと居づらかったです。
ノーレート雀荘をめぐってみた所感。オンレートとの違いまとめ。
ノーレート雀荘のフリーって実は自分も初めてだったんですが、プレイしてみての所感は以下の通り。
- 目的を先に定めないと判断が宙に浮く
- レベルはふつうのてんごとかと変わらない
- チップなし、箱下続行などのMリーグルールにやや違和感ある
- 鳴きとリーチ棒の順番めっちゃ違和感ある
それぞれ簡単に解説していきます。
目的を先に定めないと判断が宙に浮く
まずいきなりフワッとした話で恐縮なんですが、ノーレートフリーの場合、落としどころが難しいなと感じました。
落としどころって何かと言うと着順のどこまでを良しとするかの判断で、例えば、オーラスで3着目、2着までは2000点、トップまでは12300点差みたいなときに、2位でいいのか、1位じゃないといけないのか?という基準がノーレートだとないんです。
オンレートだと、お財布事情とかと相談してこのくらいで~みたいなところがありますが、ノーレート雀荘だとそれがない。
だから、割とどっちにしたらいいんだろう?みたいな感じで判断が宙に浮くときがありました。
※あとは雀荘ごとで月ごとのリーグ戦とかに参加すると自分の順位をしつつ判断することが可能!
レベルはふつうのてんごとかと変わらない
続いてはレベル感です。
これは数半荘をそれぞれ1回ずつ打ってきただけなので、その範囲内でのN=3くらいの印象というかイメージなんですが、卓のレベルはオンレートの低め(てんさん、てんご、てんぴん東南)とそんなに変わらない印象がありました。
客層は若干違っていて、ノーレート雀荘のほうがかっちりした人が多くて、マナーとかもよい感じです。
ただかっちりしているが故の「ちょっと頭固そうかな?」という人はたまにいて、理性で押さえこんでいるけどなんかめっちゃイラついていそうだなーみたいな印象を受けることもありました。
ここまでが全般的な所感です。この先は、細かいルールについての話を書いていきます。
タバコが全然なかった気がする・・?
あと、もう一つ後から気が付いたんですが、ノーレート雀荘ってあんまりタバコの煙の匂いしなかったような気がします。
MLスタジアムとかはビル全体が禁煙で~と説明しているのを聞いたので確かで、あとのビルでもめっちゃタバコ臭い印象はなかったです。
ノーレートは禁煙派が多いのかも?
チップなし、箱下続行などのMリーグルールにやや違和感ある
ルールについてです。
ノーレートフリーのルールはMリーグを基調にしているお店が多いです。
で、このルールが一般的なフリールールとおおむね同じなんですが、たまにちょっと違うところもありました。
- チップなし
- アタマ跳ね(ダブロンなし)
- 箱下続行
- オーラスアガリ止めなし
具体的にはこの辺が「あ、そういえばそうだったなー」みたいな感じでやや違和感があったポイント。
ちなみにオーラスのアガリ止めアリに関しては、MLスタジアム、オクタゴンはなしで、ベルバードはありというようにやや違いがありました。
鳴きとリーチ棒の順番めっちゃ違和感ある
あと、個人的に一番違和感があったのが鳴きの順番です。
鳴きを入れるときって普通のフリー雀荘だとスピード重視で、
晒す⇒捨てる⇒取る
の順番ですが、Mリーグルールでは
晒す⇒取る⇒捨てる
となります。ぶっちゃけ観客もいないのにそんなことして意味あるの?と思ってたんですが、みんなこの順番で取るので適応していく必要があります。
あと、リーチ棒に関しても、これはどっちがメジャーか知らないんですが、
立直を発声⇒捨てる⇒リーチ棒置く
の順番がMリーグ式です。自分はこの順番で昔「今のは声が聞こえなかったからリーチは無効だ!」とZOOで因縁を付けられたことがあるので、先にリーチ棒出す派でした。
ノーレート雀荘の相場は1半荘500円~。意外とあるのでぜひ行きつけを作りましょう。
という感じが自分がコツコツとめぐってみたノーレート雀荘の所感でした。意外と色々あるので、ぜひ色々巡ってみて自分に合った場所を見つけてみてはいかがでしょうか。
他にも麻雀のルールを覚えたい人は健康マージャン教室に通ったりというのもオススメです。
ではまた。良い麻雀ライフを!
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取材系記事はかなり気合を入れて書いてるのでよければ読んでいってください。
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