以前、全身真っ黒な黒牌について紹介しましたが、その逆で全身真っ白な牌も存在します。
この白牌を用いて牌の色を自由に塗ったり、あるいはまったく模様すらもない白牌を買ってきて、模様すらも好きに作る。
今日はそんなDIYでオリジナル麻雀牌を作る方法について紹介していきたいと思います。
最新情報
2024.8.21 グッズが1個から作れる【ME-Q】で1つから麻雀牌風作れますのプレスリリースが出た!ペーパーウェイトで行けるっぽい!
これ↓
Mリーグのソニー損保CMとかもできちゃいます!
では難易度別に見ていきます!
目次
麻雀牌自作レベル初級:オリジナルシールを貼る
まずは、誰でも簡単にできるシール貼りから紹介していきたいと思います。
麻雀牌は基本的には彫りによって模様を表現していますが、中には模様のプリントされたシールを貼ることによって牌を表現するものもあります。
例えば、変わり種の麻雀牌「大寿司」はシールによってお寿司模様の牌が描かれた商品です。
つまり、この大寿司を購入してシールだけは自分で作成すれば、簡易的にオリジナル牌を作成することができます。
そしてシールの作成にはエレコムの写真シールがオススメです。
この写真シールは、写真がそのままシールになるという優れもので、1枚当たりで16個のシールを作成可能です。
そしてこのシールは1枚当たりの大きさが縦24mm×横17mmとちょうど麻雀牌より少し小さいくらいのサイズ感(麻雀牌は26mmが標準的)なので、標準的な牌ならペタペタ貼るだけでオリジナル牌が作れちゃいます。
以下のセットは1つで80牌分をカバーするので、136牌を用意するためには2セットの購入が有効です。
あと最近見つけたマイタックラベルリムカを半分にしてもちょうどよかったです。
これはちょっと大きめの文房具屋とか本屋で買えます。
麻雀牌自作レベル中級:白龍で色を塗る
続いては麻雀牌に自ら色を塗り、色のオリジナルを追及していく方法について紹介します。
ここで使用するのは白い麻雀牌白龍!
この麻雀牌白龍はただ背が白いだけではありません。実は彫りの部分すらも白いのです。
なので、正直このままだとかなり牌を識別しづらく、薄暗い部屋などであれば何が何だかわかりません。
これじゃあ麻雀にならないだろ!とお怒りの方もいるかと思いますが、元々は自分で色をいれたい人のために作られた麻雀牌で、赤イーソーを作ったり、カラフルな牌にしたりと自分だけのオリジナル牌を作れるのが売りだそうです。
ゴージャスな金牌を創ったり、4牌すべて色が違う、というような夢のような牌や、あるいは緑のピンズ、青い萬子など、これまでとは違う色合いの牌を自分の好きに作ることができます。
さらにこの白牌を敢えて塗らずにおくことで、模様は見えないが手触りはある「完全盲牌麻雀」を行うことも可能です。
腕に自信のある人はぜひ試してみてください。
カラーコーディネートに自信がある人は、この白龍を買ってきて色を付けて転売というようなプラモデルのような使い方もできるかもしれませんね。
麻雀牌自作レベル上級:彫りすらもない白のみ麻雀牌を削る
この白龍牌でも満足できないというさらにDIY上級者は、白の牌を136個買ってきて、自分で彫るというのもありです。
白のみが136個セットで売られている商品があり、これを自ら削っていけば、本当の意味で世界に一つだけの牌を作成することができます。
ちなみに昔は彫師と呼ばれる麻雀牌に模様を入れる職人がいっぱいいて、その人たちが一つ一つ模様を入れていたそうですが、最近は機械で行ってしまうので彫り師は現在ではほとんどいないそうです。
精巧さを気にしなければ意外と素人でも牌を掘ることは可能らしいので、手先が器用な人は一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか。
宮本武蔵は晩年、森に籠り木彫りの像を作る中で様々な気づきを得たといいます。
同じように白い牌を削る中で何か気づきがあるかもしれませんね。
麻雀牌をちょっとだけ削ってみたい人向けの白3個入りセット
全部は面倒でも、一部の牌のみ削るという方法もあります。
白が3つセットで売られている商品もあるのでそれを購入すればよいです。
自分の友人はピンズ、萬子、ソウズにそれぞれ0ピン、0萬、0ソウを作って、その色のオールマイティ牌として使う新ルールを開拓してました。白を何の代わりにもなる牌にするルールはたまに聞きますが、新たに牌を追加するという発想が斬新すぎてよく覚えています。
フリテンが多くて、和了時にみんなしっかり見るので、結構ドキドキします。
興味ある人はやってみてください。
素材からこだわりたい人へ!シリコンモールドを使った方法
その他の方法として、シリコンモールドという型を使って麻雀牌を作成していく手法もあります。
このシリコンモールドでは、すでに麻雀牌の模様が型になっているのでわざわざ彫らなくてよいので楽ですね。
素材はシリコンのほかにも、チョコとかクッキーとかも作れるみたい。
素材から作成していきたい派の人にオススメです。
紙粘土で磁石入り麻雀牌を作ってみた!
ちなみに自分の体験として紙粘土で麻雀牌を作ってみたことがあります。
使ったのは
- 紙粘土
- 磁石
です。
結果として磁石が強すぎて牌が成立しませんでした!(勝手に倒れてしまう)
詳しい話は以下の記事をどうぞ!
ペーパーウェイトでオリジナル麻雀牌を作れるME-Q
あとはデザインだけ入稿すればオリジナルグッズが作れるサービスで、中でも種類が多いME-Qを使うのもありです。
ME-Qにはペーパーウェイトというのがあり、麻雀牌っぽいんです。
1個から作れて値段は¥900(税込)〜。サイズはW30×H40×D19mmなので、ややでかですね。
模様も自由で行けます。ぜひどうぞ!
木材から麻雀牌を作りたい人におすすめの製材ショップ
上図は既製品ですが、木材で麻雀牌や麻雀卓をつくることも可能です。
木材についてはホームショップなどで購入するのもありですが、近くにない場合はオンラインの製材ショップを利用するのもありです。
世界の木材を任意のサイズにカットして送ってくれるのでちまちま切る手間を省くことができます。(端材詰め合わせとかもある!)
木製麻雀牌既製品はこちら↓
【木工系製材所の本気】「木製巨大麻雀牌・オバマージャン」が温かみあって最高に良い!【レビュー】
オリジナル麻雀卓をDIYで作ってハワイに持ち込もうとした猛者の話
ちなみに麻雀卓を自作した人もいます。
しかもそれをハワイに持ち込もうとしたというから驚きです。
ひま雀のTKさんですね。
①こんなんを作ってもらいました。 https://t.co/D1CvrtRWhT pic.twitter.com/Hg5PWyYtNR
— 麻雀サークル 【 ひま雀!】セット麻雀コミュニティ 《公式アカウント》参加者募集 (@himajong) November 15, 2021
③完成 https://t.co/yoJ4lizclU pic.twitter.com/wa9mo6uMDY
— 麻雀サークル 【 ひま雀!】セット麻雀コミュニティ 《公式アカウント》参加者募集 (@himajong) November 15, 2021
Tweetが見えていない人用↓
4つ折りに収納できるので持ち運びしやすい。
で、これを日本からハワイへ持ち込もうとするも、重すぎて断念したそう!
天板が重すぎて出国できず 笑 https://t.co/rZ7ugTP11Z
— 麻雀サークル 【 ひま雀!】セット麻雀コミュニティ 《公式アカウント》参加者募集 (@himajong) November 15, 2021
結局ハワイでDIYしたそうです笑。
まとめ。DIYで自分だけのオリジナル麻雀牌を作ってみよう!
ここまで麻雀牌をDIYで自作する方法についてまとめてきましたがいかがだったでしょうか。
最近の牌はレーザーで加工して作っているみたいですね。
こちらは個人で使おうとするとかなり高価みたいですが、工業的手法はレーザーが主流です。
それはさておき、牌を削るというのは麻雀の新しい楽しみ方になるかもしれないなとは思っています。デコレーションしていきたい派の人はぜひ試してみてください。
ぜひ「麻雀牌職人」を目指していきましょう!ではまた。良い麻雀ライフを!