今日は麻雀における打牌遅い問題について、「打つのが遅い人と同卓すると、どうにもイライラしてしまい対局に集中できない」という人におすすめの考え方(メンタルマネジメント)を紹介します。
よろしくお願いいたします。
目次
前提!フリー麻雀で打つのが遅い打ち手にイライラするのは損!
まずフリー麻雀について簡単に解説します。
フリー麻雀とは、雀荘の仲介により知らない人同士が麻雀を打てるシステム。学生、ビジネスマン、ご年配の方など色々な人が麻雀を楽しみにやってくる場所です。
麻雀を覚えたてでもっとうまくなりたい人、麻雀を打つメンツが集まらなかった人、時間をつぶしに来た人など様々な人が集います。
当然各々の麻雀のバックグラウンドは異なり、麻雀の実力に関しても、腕自慢のジャンゴロさんばかりかというとそうでもなくて、ルールを覚えたばかりで来る人もいたり、ネット麻雀しかやったことのない人もたまにいます。
そのため、普段から早いスピードで打ちなれていると、遅い打牌スピードの他家がいるとイライラしてしまう人もいるようです。
ただこれは美味しくありません。
不要なミスをしてしまったり、勝負すべきでないところで前に出てしまったりと、イライラしていいことはないからです。
とはいえ、打つのが遅いのがどうしても気になってしまう。
そんな方にお勧めの打牌の待ち時間の考え方を紹介したいと思います。
打牌が遅い人にイライラしないための待ち時間の使い方のオススメまとめ
以下では打牌が遅い打ち手が卓にいる場合のイライラしない待ち時間の使い方のコツを紹介します。
待ち時間の使い方1:他家の手や表情をみる
まず前提として、打牌が遅いということは基本的にはその人にとって不利なことです。
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なぜかというと、ツモ牌をどこにいれたか、打牌を選択するときにどこを見ていたか、などの情報が相手にバレやすくなるからです。理想はサッとツモって、誰にも気づかれないうちにサッと切り終えることとなります。
なので、もし打つのが遅い打ち手がいたなら、それはわざわざ情報を得る時間をくれていると考えて、普段は見れないようなツモの入れた場所や、表情の変化などを読み取ってみましょう。
表情やツモ切り位置などは、意外なところで読みのヒントになることもあるのでオススメです。
待ち時間の使い方2:微妙な牌がきた場合を熟考しノータイムで切れるようにする
2つ目のオススメの方法は自分の次のツモのパターンをシミュレートしておくことです。
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相手の打牌が遅く時間が長いということは、自分のターンが回ってくるまでに時間があるということあり、自分の持ち時間が長いということでもあります。
そんなとき、どうせ相手をせかしても、打つスピードは大して変わらないのだから、いっそ自身の手を突き詰めて考えてみるのもオススメです。
具体的には、次のツモの可能性を可能な限り多く考えるのは一つの手です。
大抵、手が煮詰まりかけてくると「この牌が来たら迷うな…」という牌が一つはあるものです。
そこをあらかじめ考えておけば、いざ微妙な牌をツモってきた場合にもノータイムでサッと切ることができ、相手に情報を与えずに済みます。
清一色手のイーシャンテンなどでノータイムで切れると、後ろで見ていたメンバーなどを驚かせることもできて面白いです。
待ち時間の使い方3:牌効率を数える、筋を数えるなど
麻雀を長く打っていると、大体の形が頭の中にあって、その形にしたがってパターンで打牌を選んでいるという場合も少なくないのではないでしょうか。
しかし、実際に数えてみると実は牌効率に間違った打牌をしていた…という場合もまれにあります。
そこで、待ち時間を利用して受け入れ枚数や牌効率を考える癖をつけておくと、常に客観的に打牌を選ぶことができるのでオススメです。
敢えて枚数の少ない方を選ぶこともあるかと思いますが、知ってて選ぶのと知らずに選ぶのでは意味合いが違ってきます。情報は大いにこしたことがありません。
他にも残りスジの本数を数えるスジカウントなどの技術もあり、それを導入してみるのもオススメです。
麻雀プロでも打牌が遅い人がいるの?
ちなみに麻雀では基本的には経験豊富な打ち手ほど打牌スピードが速い傾向にあります。
しかし麻雀プロの対局を見ていると、フリー雀荘より打牌スピードが遅いと感じることもあるかと思います。
その理由については、相手が固定しているためと言われています。
つまり不特定多数を相手にするフリー麻雀では、相手に合わせた読み(人読み)を考慮する必要がありませんが、プロ同士の対局ではそれが必要になる。
よって、より長い時間が必要になるというわけです。
これがすべてではありませんが、そんな理由もあるそうですね。
まとめ!待ち時間を有効活用して麻雀を有利に進めよう!
そうこうしていると、割と退屈せずに自分のツモ番が回ってきます。
自己啓発ができ、かつ平常心で最適な打牌を選択できるので、打牌が遅い打ち手がいるときはいろいろと考えを巡らせてみてはいかがでしょうか。
ではまた。良い麻雀ライフを!