麻雀を始めたばかりの人にありがちな悩みの一つに打牌スピードが遅い!というものがあります。
そこで今日は
- 打つのが遅いとどんなデメリットがあり
- 打牌スピードが上がることでどんなメリットを得られるのか、
- 打つの遅い問題を解決するための具体的なトレーニング方法
について紹介していきます。
という人の参考になれば幸いです。
では、始めていきます。
目次
打牌スピードが速いとよいことまとめ!効率よく麻雀が打てます
まずは打牌スピードが速いとどういったよいことがあるのかを見ていきましょう。
ざっくりと以下のようなメリットがあるかなと思います。
- 1.上級者に混ざってもチっていわれない
- 2.相手に手牌を読まれにくくなる
- 3.余って時間で相手の表情や捨て牌をみれるようになる
- 4.単位時間当たりの麻雀効率がよくなる
それぞれ解説していきます。
1.上級者に混ざってもチっていわれない
まずは一つ目のメリットとしては、上級者の麻雀に混ざれるようになるという点です。
別に打つのが遅くても混ざることはできますが、打牌スピードが遅い人と早い人が同じ卓につくと、お互いにとって良くない場合もあります。
打牌スピードが速い人からすると、毎回時間がかかってイライラしたりするし、一方で打牌スピードが遅い人としても一瞬で自分のターンに回ってくるので大変です。
また、フリー麻雀などでは打牌が遅すぎると文句が出たりもすることもあるので、上級者に混ざって麻雀を打とうという人は打牌スピードをある程度上げておく必要があります。
2.相手に手牌を読まれにくくなる
つづいては打牌スピードが速いことの第二のメリットですが、これは相手に手牌が読まれにくくなることが挙げられます。
どういうことかというと、打牌をすばやく完了することで、相手に自分のツモをどこにいれて、どこから捨て牌を取り出したか、という情報を相手が確認する時間を短くできます。
なので、じっくり時間をかけてゆっくりとツモる場合よりも、手牌について相手に情報がいかずに、有利に対局を進めることになります。
3.余った時間で相手の表情や捨て牌をみれるようになる
打牌スピードが速いことによる3つ目のメリットとしては、打牌にかかっていた時間を別のことに充てられるようになるという点です。
例えば、自分のツモ番を高速で完了すれば、その分の時間は相手の表情をみたり、河を読んだりといった別の読みに充てることができます。
これにより自分にはより多くの情報が入ってきて、打牌を有利に進めることができるようになります。
4.単位時間当たりの麻雀効率がよくなる
打牌スピードが速いことによる4つ目のメリットとしては、単位時間当たりの効率がよくなるという点が挙げられます。
例えば1半荘に60分かかっている人と45分で終わる集団があれば、4時間打った場合は1半荘の違いがでます。
さらに高速化して30分で1半荘が終われば、一日で20半荘とかも打てますね!
単位時間当たりの対局数が上がることで、ゆっくり打った人よりも成長スピードも格段にアップできるのです。
時間効率の話だと、全自動卓で打つというのも有効!
◆参考記事
打牌スピードを上げるための3つのコツ
以上4点が打牌スピードが速いことによるメリットです。
続いては実際に打牌スピードを上げるための方法を紹介していきます。
ポイントは以下の3点です。
- 1.基本の形を暗記する
- 2.待ち番の間に切る牌を考えておく
- 3.対局数を増やし経験を積む
1.基本の形を暗記する
打牌スピードを上げるための一つ目のコツは基本の形を暗記することです。
例えば、このイーシャンテンは頭固定する、とか4対子は頭をほぐすとかそういう定石的なやつです。
これは麻雀本の何切る問題で勉強することができるので、1冊やり切ってみましょう!
2.待ち番の間に切る牌を考えておく
続いては待ち番を使って切るスピードを上げる方法です。
この方法は、実際には長い間考えていることになりますが、自分のターンで使用する時間としては短くなります。
どうやるかというと、他の人の切り番のときに、自分の次のツモのうち、「これが来たら迷うだろうな」という牌についてあらかじめ検討しておくのです。
理論上は答えが出るためには34通りの牌を検討する必要がありますが、実際には来て迷う牌はそんなに多くはないので、その数パターンだけでも考えておくと長考を減らすことができます。
そしてこれは隠れたメリットなんですが、難しいツモを一瞬でさばけるとかなりカッコいいです。
◆参考記事
3.対局数を増やし経験を積む
最後は対局数を増やすという方法です。
打牌スピードは結局のところ経験によるところも大きくて、とにかくたくさん打てばある程度主要な形は覚えられるし、スピードも上がってきます。
なので、オンライン対戦麻雀天鳳などを用いて、メンツが集まっていないときも一人で練習すると打牌スピードが一気にアップします!
◆参考記事
超高速の雀鬼会
最後に打牌スピードを上げることに特化した雀鬼会という団体を紹介します。
この雀鬼会という団体は、雀鬼・櫻井章一が立ち上げた麻雀団体で、第一打の字牌切りNG、ドラは聴牌まで持つなど色々と制約の多いルールで知られています。
そしてこの雀鬼会の特徴として、打牌スピードが以上に速いというのも挙げられます。
どのくらい早いのかは知らないのですが、雀鬼会に行ってきたという友人の話だと、「早すぎて20分で半荘が終了した」とのことなので、相当早いみたいです。
終わりに
ここまで打牌スピードを上げるための方法を紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。
打牌スピードが上がると自然と顔が上がり場が見えるようになります。
ぜひ打牌スピードをアップして、対局を有利に進めていきましょう。
ではまた。良い麻雀ライフを。

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