本記事では、大阪の麻雀メーカー・マツオカさんから出ている近畿限定販売の業務用卓・アモスヴィエラデラックス(DX)を解説します。
脚や井桁等、細かい部分でアモスヴィエラが少しパワーアップしたモデルです。
では以下で詳しくみていきましょう。
今回紹介するのはこれ↓
>>【2022年最新版】全自動麻雀卓おすすめまとめ【価格別全10種】家庭用・業務用を網羅
目次
アモスヴィエラとは?点数表示は中央のみ内部パーツは業務用のモデルです
まずはベースとなるアモスヴィエラについて解説します。
アモスヴィエラとは、大洋技研社から出ている業務用の全自動麻雀卓です。
アモスヴィエラ↓
機能としては
- 山積み
- 点数表示
の2つがあり、自動配牌はありません。
自動配牌があるアモス系の上位機種・アモスレックス(アルティマ)がメジャーなので相対的にはマイナーな卓です。
アモスレックス↓
(健康麻雀などでは点数表示なしのアモスジョイと共によく使われる)
アモスジョイ↓
点数表示についても中央に一括であるのみで、手元には表示がないタイプとなります。(C型)
手元はこんな感じ↓
あと足も地味に違う↓
(家庭用と業務用の間くらいの質感)
という卓が大体38万円(税抜き)くらいで出ていたのですが、これがさらにパワーアップしてアモスヴィエラデラックス(50万円)として売り出されたので、以下で詳しくみていきます。
ノーマルなアモスヴィエラ↓
アモスヴィエラデラックスをレビュー!従来卓との違いは井桁や脚がパワーアップしている!
ではアモスヴィエラデラックスについて解説します。
大きな違いは3点あります。
- 天板
- 井桁
- 脚
Yahooショッピングのマツオカさんページから引用して紹介します!
天板を重りで補強
まずは、天板の補強です。
よく天板(卓上のマットが敷いてある部分のこと)の牌を落とす部分が凹んでいる卓って見たことないですか。
長く使っていると段々と凹んできてしまうものなんですが、これが起こりにくいように補強されています。
地味ですがメンテナンスの楽さを考えると地味にありがたいですね。
井桁の補強
1つ目と同じ部分の補足になるのですが、井桁も強化されました。
井桁というのは卓の中に入っている漢字の「井」の形をしたパーツで、これによって牌を落とす部分が下に落ちないようになっています。
ここも使っているうちに高くなったり低くなったりするんですが、補強により長く使えるように工夫!
ちなみに麻雀で山を右前に出す動きのことも「井桁を組む(井桁に組む)」といいます。
脚が角型!
続いては足の変更です。
麻雀卓の脚なんて意識したことないよ!って人がほとんどだと思うので簡単に解説をすると、現在の業務用卓は丸脚と呼ばれる型が一般的です。
しかし、一時期流行った脚のタイプに角脚というのがあり、こちらはより重量があり、安定感が高いタイプとなります。
なので持ち運びとかは大変ですが、一旦入れてしまえば、揺れも起きず快適に使うことができるというわけです。
>>全自動麻雀卓の脚の種類と違いとおすすめまとめ!座卓、立卓変形、1本脚、テーブルなど。
脚については自分もあまり知らなかったんですが、岡田プロのところに遊びに行った際教えてもらいました!
>>全自動麻雀卓修理の専門家・岡田智和プロの作業場に潜入してきた!【訪問記事】
変更点のまとめ:地味に強い!
変更点をまとめると
- 天板
- 井桁
- 脚
です。
めっちゃ地味ですが、じわじわと保守費に効いてくる部分なので、長く雀荘をする人にはおすすめです。ぜひご検討ください。
ヴィエラの弱点:点差がわからない問題
ちなみにアルティマ系に比べたときのヴィエラの弱点としては、点差がわからないことが挙げられます。
点数が中央か端(枠)かは好みの問題ですが、点差がないのは弱点ですね。
対策としては、逆転早見表などを持参することで、自分だけ持っていたらやや有利になれます笑。
参考↓
麻雀のオーラス点数計算用「点差・逆転条件早見一覧表」を作りました。【直撃、ツモそれぞれ】
アモスヴィエラデラックスの購入は近畿限定!
ちなみに購入に関しては、マツオカさん(大阪)がフォローできる範囲ということで、近畿地方限定となっています。
このデラックスは現状マツオカさんだけなので他の地域の方は馴染みの麻雀会社に同じやつ作ってや!とお願いするなどを行うと良いかと思います。
そんな感じがアモスヴィエラデラックスでした。
卓の機能自体の新作ではないですが、こういったサポートオプションも面白いですね。
色々出ると良いなと思いました。
ではまた。良い麻雀ライフを!
アモスヴィエラDXはこちら↓
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