10月1日に始まった麻雀プロ団体横断のトッププロリーグである「Mリーグ」。
そのMリーグが開催から1月ほど経とうかという今日この頃、もう一つのMリーグが開催されるとのうわさを聞きつける。
その名も「VMリーグ」。
調べたところどうやら天鳳内でVtuberの最強を決める大会みたいで、1日ものかと思いきや期間も10月末から1月までと長く、参加者も100人ほどいるとのこと。
かなり本格的な大会みたいです。
今日はそのVMリーグについてわかっていることを紹介していきたいと思います。
VMリーグの参加者Vtuberとは何か
まずそもそもVMリーグの参加者であるVtuberとは何かしら、という人もいるかと思いますのでまずはそこから説明していきます。
VtuberというのはバーチャルYouTuberの略称で、簡単に言えばYouTuberの亜種です。
YoutuberもVtuberもともに動画を配信して広告収入を得ることで生計を立てていくという点では同じですが、Youtuberが主に本人顔出しで動画配信を行うのに対し、Vtuberは基本的には顔出しはNGで代わりにアニメアイコンなどのキャラを立ててそのキャラが配信しているという体を取るのが特徴です。
「Youtuberに興味があるけど顔出しはハードルが高い…」という配信者や、「中の人が変わっても運営を続行しやすい」という企業などの思惑ともマッチングし、じわじわと人気が出ているスタイルとなっています。
VMリーグは天鳳上で行われる
で、「そのVtuberの数も増えてきたし、そろそろ最強を決めておこうか!」という流れで発足したのがVMリーグというわけです。
運営者は以下の4名
・神代せつな
・みずと
・永岑イツカ
・うさみみのノア
それぞれ自身もVtuberの方々で運営車兼参加者という感じですね。
大会は2018年10月28日から2019年01月05日までの約3か月間。応募期間は10月21日までとのことですでに終了しています。
参加者は公式サイト上を見ると何と総勢230人!
かなり大掛かりなイベントとなっています。
VMリーグのルール
ここからはVMリーグのルールについて紹介していきたいと思います。
VMリーグの運営のルール
かなりの参加者がいる大会ですがどのように管理していくのかというと、まずは既定の対局数を打った人のみが有効となるとのことです。
既定の対局数は30~35戦で、30戦に満たない場合は持ち点0の4着終了として計算されるとのこと。
36戦以上打った場合もポイント減の対象となるのでこの規定数は重要です。
また同じ人とばかり打つのも禁止されていてリーグ中は各月に40人以上と対局する必要があります。まあ、これは既定の対局数を考えると余裕ですね。
10月から1月のシーズンワンでの成績上位者が1月以降のシーズン2に進み、そこで勝者を決めるという形式とのことで、Mリーグと同じスタイルですね。
VMリーグの対局のルール
対局のルールは基本的には、オンライン対戦麻雀天鳳の「半荘戦/喰いタンアリ/赤ドラアリ」で行われるため天鳳ルールに準拠し、詳細は天鳳マニュアルを見てねという感じ。
西入ありや30符4翻が切り下げなのがポイントになりそうですね。
◆参考記事
VMリーグのポイント計算
そしてこのVMリーグはポイント計算が独特です。
粗点のポイントは、Mリーグや通常の麻雀同様に、1000点1ポイントの計算ですが、順位点に関しては以下の通りの計算となっています。
30,000点以上の人数 | 1位Pt | 2位Pt | 3位Pt | 4位Pt |
---|---|---|---|---|
1人 | +12 Pt | ▲1 Pt | ▲3 Pt | ▲8 Pt |
2人 | +8 Pt | +4 Pt | ▲4 Pt | ▲8 Pt |
3人 | +8 Pt | +3 Pt | +1 Pt | ▲12 Pt |
0人 | +8 Pt | +4 Pt | ▲4 Pt | ▲8 Pt |
特徴的なのは、ブウ麻雀やビンタ麻雀などのように沈みウマシステムが一部採用されている点。
一人だけが30000点以上のトップ(マルA )の場合はトップの順位点が大きく設定されています。
といっても通常のルールに比べてオカが付かないことを考えると、順位点よりも粗点を重視したルールであるといえるでしょう。
VMリーグの賞金
VMリーグもネット上で有志のスポンサーを募っており、Mリーグほどではないですが上位者には商品があります。
内容は以下の通り。
1位 | Amazon ギフト券 10,000円分 |
2位 | Amazon ギフト券 5,000円分 |
3位 | Amazon ギフト券 3,000円分 |
4位 | Amazon ギフト券 2,000円分 |
そのほかにも最大まくり賞、役満賞などの特別賞もいろいろあり、それぞれAmazonギフト券5000円となっています。
終わりに
ここまでVMリーグについてまとめてきましたがいかがだったでしょうか。
Vtuberの大会はちょくちょく開催されてはいたそうですが、ここまで大掛かりなものは初めてだそうですね。
Mリーグとともに流行っていくと面白いですね!
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