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麻雀プロになるには?試験や団体の違い、年収の相場などを解説

麻雀打ちがたまーに言われることの1つとして「そんなに好きならプロにならないの?」という質問があります。

麻雀にプロなんてあるの?と思う人もいるかもですが、実は麻雀のプロ団体というのがいくつもあり、試験を受け(て合格をす)れば誰でもプロになることができるのです。

(団体によっては年齢制限などがあることもある)

むしろ他の競技よりプロ数は多く、日本には2000人ほどのプロ雀士がいると言われています。そして、そのほとんどが副業としてのプロ雀士となります。

以下では麻雀の競技プロ団体の種類や違い、プロになる方法、収入の得方や注意点などを解説します。

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たkる

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麻雀プロとは?競技団体に所属する雀士を指します

麻雀プロとは、競技プロ団体に所属する選手のことを指します。

プロ団体に所属する選手だからプロ雀士と言うわけです。

つまり厳密にいうと、本来のプロの意味とは異なり、麻雀で収入を得て暮らしているという意味ではないです。

また、必ずしもめちゃくちゃ麻雀が強いというわけでもありません。
(もちろん強い人は強いし、基本のルール等は試験があるのでマスターしている)

「麻雀番組が10倍楽しくなる本」の中では

「麻雀プロ団体とは商店街の商工会のようなもの」

と書かれており、プロになれば稼げるというわけではない点に注意しましょう。

なので、もし、「麻雀で生きていきたいから麻雀プロになろう」と思っている人がいたら順序が逆で、稼ぎ方を見つけてからプロになって人脈等を広げる方が適切です。(私見)

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Mリーグ対象の主要5団体とは?

Mリーグの選出対象となっている団体を「主要5団体」と言われます。

それ以外の団体は主要じゃねえのか!みたいに言われると困るんですが、なんかそう呼ぶことが多いんです。

具体的には以下の5つです。

  • 日本プロ麻雀連盟
  • 日本プロ麻雀協会
  • 最高位戦日本プロ麻雀協会
  • RMU
  • 麻将連合-μ-

一般社団法人の団体が多いですね。

競技系の団体としては101競技連盟などもありますが、ルールがかなり特殊なのもあり、Mリーグの選出対象とはなっていません。

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普及系麻雀団体もある

競技プロ団体は週末などにリーグ戦を行い、それが参加必須になっていることが多いですが、それ以外にも、麻雀普及系の団体もいくつかあります。

具体的には健康マージャン系のイベントとして、ねんりんピックや国民文化祭などを共同で実施したり、各地で教室を開いたりしているような団体です。

  • 日本プロ麻雀棋士会
  • 全日本麻雀協会
  • 麻雀共同体WW(ダブル】・・関西中心
  • 全国麻雀段位審査会・・組合の大会部門
  • 日本スポーツ麻雀協会

こういった団体は団員の競技活動が必須でないことも多く、麻雀全般の普及に力を入れていることが多いです。(競技団体は競技麻雀の発展を担うことが多い)

自分で打って有名になるより、裏方で麻雀業界の発展を支えたい!みたいな人は、競技プロより普及系の健康マージャン団体の方が適切かもしれません。

麻雀競技プロ団体の一覧!特徴と違いを解説

それぞれの団体を見ていきます。

また、ほとんどの団体は4人麻雀がメインですが、2021年にサンマのプロ団体も最近1つできました。

全部ではないのですが、自分が知っている団体をいくつか紹介します。

  • 日本プロ麻雀連盟
  • 最高位戦日本プロ麻雀協会
  • 麻将連合-μ-
  • RMU
  • 日本プロ麻雀協会
  • THANN(ザン)
  • 101競技連盟
  • 麻雀共同体WW(ダブル)
  • 日本健康麻将協会

 

日本プロ麻雀連盟

まずは一番大きな団体である「日本プロ麻雀連盟」です。

通称「連盟」と呼ばれ、会員は「連盟員」と呼ばれることもあります。

団体のカラーとしてはかなり硬め(きっちりしてる)で、所属選手がイベントや取材等に出る際には団体に確認が必要なケースもあります。

Mリーガーを最も多く排出しており、麻雀格闘倶楽部との繋がりも強め(連盟公認)。

 

日本プロ麻雀協会

日本プロ麻雀協会は通称「協会」と呼ばれます。(連盟と区別して。最高位戦日本プロ麻雀協会は最高位戦と言われることが多いです)

何となくのイメージとしては割と制約がゆるい印象で、色々なイベントなどにプロが派遣されています。

選手の色としては元気が良い感じがしてます。

最高位戦日本プロ麻雀協会

続いては最高位戦日本プロ麻雀協会(通称:最高位戦)です。

個人的には一番硬派な印象で、「(自分で)麻雀(を打つのが)好きな人が多い」と言われています。

武蔵小山の麻雀Bar Rなどは最高位戦系ですね。

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麻将連合-μ-

続いては麻将連合-μ-です。

Mリーガーで言うと小林剛選手の所属団体です。

ただ、活動内容については(自分が)あまりわかっていないので調査中。

RMU

RMUはMリーガーの多井隆晴氏が代表を務める比較的新しい団体(2007年〜)です。

会員には、アスリートコースとVIPコースがありVIPコースはスポンサーに近いポジションとなります。

赤坂のぷろすでリーグ戦をやっていたりします。

THANN(ザン)

続いては2022年現在、日本で唯一のサンマ競技プロ団体である「THANN(ザン)」です。

代表は麻雀系Youtuberの高田まさひろさんで、設立してからの期間は短いですが、「令和の虎」の企画で資金を得たり、企業リーグを開催したりとすごい勢いで拡大している団体でもあります。

東京、大阪のリアル会場と雀魂を用いたオンライン会員があるのも特徴。

101競技連盟

続いては101競技連盟です。

101麻雀という特殊なルールの麻雀を行っており、会員は20名程度。

麻雀共同体WWの代表も掛け持ちで参加していたりとコアなファンの多い団体です。

・・101麻雀は1位が+1、4位が-1(2位3位は0)となる特殊なルール。ツモとロンの発声が同じだったりノーテンリーチがかけられたりもします。

こちらも取材をさせてもらったのですが、無限に記事確認待ちとなっている状況。(投げてから3ヶ月目くらい)

麻雀共同体WW(ダブル)

関西に本部を置くのが麻雀共同体WW(ダブル)の特徴です。

主な活動としては、プロアマ混成での大会の運営やリーグ戦など。

関西に行った際に取材させてもらってきました。

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日本健康麻将協会

日本健康麻将協会は健康マージャンを普及させるための活動をする(厳密には競技プロではない?)団体です。

理事長代理をガラパゴスの田嶋さんが務め、ねんりんピックなどのイベントを実施したり、区や警察などと連携したイベントを数多く実施しています。

こういうの↓

麻雀プロになる方法

麻雀プロになるには以下のステップが必要です。

  • 1.応募する団体を決め、願書を出す
  • 2.試験を受ける
  • 3.合格して研修を受ける

試験内容は団体によって異なりますが、大きな団体は年に2回行われていることが多いです。

また、地域採用と本部採用みたいに分かれていることもあり、そこを間違えると毎週東京まで出なくてはならなかったりもするので注意しましょう。

団体の選び方

団体の選び方としては、以下のパターンが多いそうです。

  • 憧れの先輩がいる
  • 仲良い人が多い
  • カラーが合いそう

仲の良い人が多ければ自然と団体内の情報も入ってきますし、入団後のギャップを減らすことができます。

また、すでに忙しいタレント等がプロになる場合は、スケジュール調整がきくかどうかなども重要ですね。

その他でも団体の硬さや相性みたいなのもあって、

  • 連盟はバーゲスト不可
  • 麻雀共同体WWは団体掛け持ち可能

など団体ごとの特徴もあります。(アマチュアで既に活動内容が抵触する場合などは注意)

試験勉強のやり方

試験勉強のやり方としては、基本のルールがあやふやな人はまずそこを勉強し、その後は団体ごとで過去問を解いていくのが王道です。

時事問題などがある団体もあるのでニュース等もチェックしましょう。

浅見さんがプロになった10年弱前は時事問題があったそうです↓

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面接ではどんなことを聞かれるの?

試験は、筆記→実技→面接の流れが多く、実技は結果よりも所作等が見られるみたいです。

(昔は対局結果上位3人しか合格できないみたいなのもあったそう)

面接においては、「なぜプロになりたいと思ったか?」「どのように業界に貢献したいか?」など、就職面接のような内容が聞かれるそうです。

変わり種で言うと、名古屋の岡田プロ(連盟)などは「全自動卓の修理から業界に貢献したい」と言って受かったそうですね。(聞いてきた)

全自動麻雀卓修理の専門家・岡田智和プロの作業場に潜入してきた!【訪問記事】

受かった後にやるべきことと心得

受かった後はこんなことをします。

  • Twitter等で合格挨拶をする
  • 研修を受ける
  • (必要であれば)親や会社にいう

麻雀プロとしての活動を開始することがそのまま副業になるわけではないかもですが、後々を考えると言っておいた方が無難ですね。

麻雀プロになって大変なことは?

ちなみに麻雀プロになると休みがなくなります。

平日は仕事をし、土日は対局、売れてくるとゲストなども合間に入るからです。

実際、プロになってから体調を崩しやすくなった方などもおり、ハードワークが適さないタイプの人は十分な収入を得てからプロを目指すのがおすすめ。

麻雀プロを本業とする方法(収入の得方と相場感など)

麻雀プロとしての収入は基本的には自分で仕事をとってくる必要があります。(団体からの給料などはない)

基本は客商売となるため、麻雀力のほか、コミュニケーション能力などが必要です。

主な収入源は?

主な方法としては

  • 雀荘のゲストに入る
  • 雀荘の専属ゲスト(メンバー)となる
  • バーなどのゲストに入る
  • Youtuber、コラムニストとして広告収入等を得る

などです。

Mリーガーになる、麻雀で勝って賞金で暮らすみたいなのは一般的な方法ではありません。(ポーカーとかはいるみたいです)

表に出る仕事が多い

必ずしも麻雀が強ければ仕事を得られるという比例関係にはならないので、表に出るのが苦手な人は本業として麻雀プロをするのは難しいかもしれません。

ただ、プロとして熱い対局が打ちたいみたいな人も多く、実はめっちゃ強いけどTwitterもやっていないみたいな硬派なプロ(仲間内で一目置かれる系)もいるので、その辺はどちらを目指すかかなと思います。

できた方が良いこと

  • お酒
  • カラオケ
  • トーク
  • SNS

 

一芸に秀でた人はその限りではない

麻雀系のお仕事として、

  • イラスト(デザイン)
  • 修理
  • プログラミング
  • 動画編集・出版
  • 経営

などができる人は業界内のお仕事をして生きるというのも可能です。

その場合、必ずしもプロの肩書きが必要なわけではありませんが、名刺代わりとして事業を拡大できる可能性があるので、プロになっておくのはおすすめ。

相場について

相場としては、人によってピンキリのようですが、

  • 雀荘ゲスト・・・1日で数万円(人による)
  • Youtuber・・・月数千円〜数百10万円くらい(再生回数による)

という感じのイメージです。

Mリーガーは最低年収400万円を保証となっていました。

また、雀荘メンバーなどでもプロになれば時給100円アップみたいなケースもあると聞いたことがあり、その辺のプラスもあると思います。

終わりに。プロは楽しそう!

そんな感じが麻雀プロのざっくりした概要でした。

実際のところはなってみないとわからない面もあると思うので、なってみたい人は目指してみるのもありだと思います。

特に若い学生などの場合は、プロの同期となる(社会人としての)先輩との関わりなどで人生が大きく変化する可能性もあります。

ただ稼ごうと思ってプロになるのは、ミスマッチが起きる可能性が高いので、その辺はきっちり事業計画を立てるべきだと思います。

 

以上です。

もしこの記事見てプロになった人とかいたら教えてください。
管理人が会いにいきます。

ではまた。良い麻雀ライフを!

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当サイトでは、面白いサービスや経営をしている雀荘、麻雀関連団体をたまに取材しています。

取材系記事はかなり気合を入れて書いてるのでよければ読んでいってください。

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