よし、麻雀をうまくなるために麻雀を読むぞ!と思いたつときが、麻雀を続けているといずれ来ます。
しかし、そのときには麻雀を読む前に考えるべきことがあります。
それは、自分が何のために麻雀本を読もうとしているのか、という目的です。
一概に麻雀本といっても、実はいろいろあるので、自分に合った適切な麻雀本を選ぶことが重要。
例えば、ルールを覚えようとしてプロの戦術書を買ってしまったら、高度な内容についていけずちんぷんかんぷんになってしまいます。
あるいは、普段打つ麻雀が「赤ドラあり、チップアリ」のセット麻雀なのに、ガチガチに守る競技麻雀の本を読んでその本の通りに基準を取れば、仲間内で勝てるようにはなれません。
このようにミスマッチが起こらぬよう、自分の用途にあった麻雀本を選ぶことが重要です。
そこで今日は麻雀本の分類と、それぞれの目的に合わせたオススメの麻雀本を紹介していきます。
何を読んだらいいかわからない、オススメの麻雀本が知りたいという方は参考にしていただけると幸いです。
目次
麻雀本の分類と選び方について
麻雀本は大きく分けると、以下の4つに分類できます。
- 入門書
- プロによる競技麻雀の本
- フリーやネット向けに書かれた本
- 流れや精神論の本
他にも、その他のカテゴリーとして、何切る本であったり、麻雀小説やエッセイなどが存在していますが、本記事では大きく上の4つを紹介していきます。
では以下でそれぞれについて説明していきます。
ルールや役の書かれた入門書
麻雀の入門書は主に、ルールや役、簡単な牌の切り方を教えてくれます。
入門書はわかりやすいわかりにくいはありますが、基本的にはどの本でも書いてあることは大体同じです。(ルールは同じなので)
なので、麻雀を新たに覚えようと思ったら、適当に1冊買って読むとよいです。
DVDで学ぶタイプ、マンガで学ぶタイプ、理論から入るタイプ、役から覚えるタイプなどがあるので、自分のフィーリングに合うものを選択しましょう。
個人的にオススメなのが以下の1冊。かなりわかりやすくまとまっています。
楽天:いちばんわかりやすい麻雀入門新版 オールカラー [ 横山竜介 ]
大まかなルールは知っているけど符計算を改めて覚えなおそうという人は、普通の入門書では詳しく書いていないことが多いので、符計算専門の本を買ったほうが無難です。
また、三人麻雀やアメリカ麻雀などの特殊ルールについて学びたい人は、一般の入門書ではなく、それぞれに特化した入門書を読むようにしましょう。
サンマの入門書↓
マンガ3人麻雀 女神が教える3麻戦術 -手作りから押し引きの極意まで-
プロによる競技麻雀戦術の本
続いての分類はプロ雀士による麻雀戦術本です。
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麻雀のプロの麻雀団体は結構色々あり、その団体ごとにルールが違ったりするのですが、競技麻雀のルール(一発、赤ドラ、裏がない)の場合は、役牌の絞りやしっかりした手作りについて詳しく書かれていることが多いのが特徴です。
この系統の本は、かなり深い捨て牌の読み方などが書いてあることが多いですが、現代主流のフリー麻雀の基準からすると、やや引き気味(最適でない)になってしまう恐れがあります。
プロを目指すという方や、基本の押し引きはわかっていてプロの読み方を学びたいという方以外は、初めは避けた方がよいかもしれません。
この辺は比較的おすすめ↓
>>【レビュー】「麻雀鳴きの教科書」Youtuber平澤元気の最新副露戦術本!
実はプロなムツゴロウさんの本も出てます↓
>>ムツゴロウさんが麻雀ガチ勢だったとわかる1冊『畑正憲の精密麻雀』
フリーやネット向けに書かれた麻雀本
続いての分類はネット麻雀やフリー麻雀用に書かれた本です。
Amazon:日本一麻雀が強いサラリーマンの必勝法 (近代麻雀戦術シリーズ)
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これは必ずしもトッププロとか業界の権威というよりは、いま勢いのある打ち手が書いていることが多いです。
すぐに取り入れられるノウハウが書かれているものが多いので、手っ取り早く強くなりたい人にオススメのジャンルとなります。
いちおうフリーとネット(天鳳)では傾向に違いがあって、赤ドラやチップアリのフリー麻雀では、聴牌即リー、速い鳴きなどが特徴。
判断基準を確率で評価しているものも多いので、初心者が手っ取り早く強くなろうとしたときには、この系統の本を読むとよいです。
ネット麻雀で言うと、オンライン麻雀の天鳳だけはラスが大きく凹む独特のルールであるため、天鳳出身の著者の本は引き気味に構えることが多いです。オリの技術を覚えたい人はネット系の麻雀本を、押しを学びたい人はフリー系の麻雀本を読むのがオススメです。
流れや精神論の麻雀本【オカルト派や上級者にオススメ】
最後にオカルト系の麻雀本です。
これはある種、自己啓発なカテゴリーとも言えますが、麻雀での運をよくするための方法や、対局中どんな心持でいればいいのか、について書かれた本が多いです。
特に著作が多い作者としては雀鬼会の桜井章一氏が有名で「卓は4人で作るもの」として、同会では発声や打牌スピードまで言及しています。
対局中、流れが悪くなるとどうも心が乱れがちという方はこの系統の本を読むとよいのかもしれません。
>>桜井章一のおすすめ本まとめ!何冊あるねん!と思って数えたら作家としても雀鬼だった件
番外編:何切る問題麻雀本
「周りに聴牌スピードが追い付かないので牌効率をよくしたい」という方は戦術書よりも何切る問題というドリル形式の麻雀本がオススメです。
書き手によって基準が違い、合う合わないがあるので、初めは複数人の書き手の意見を参照している本がオススメです。
楽天:強者の最新手筋100 ネット麻雀完全対応! (マイナビ麻雀BOOKS) [ 比嘉秀仁 ]
まとめ!自分にあった麻雀本で勉強しよう!
麻雀本はいろいろあるのですが、基本は実戦だと個人的には思ってます。
本を読んで得た知識は卓上ですらっと出せるように実戦で確認していきましょう。
では今日はこの辺で。よい麻雀ライフを!
麻雀の技術を飛躍的に向上させることのできる「麻雀戦術書」。
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