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Mリーガーの年俸(年収)から時給を算出する下種の試み(賞金は5000万円、最低400万円を保証)

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Mリーガーの給料は年俸制であるといわれています。

詳しい額などは不明ですが、すべてのオンレート雀荘のゲストやメンバーなどを断らなくてはならない制約(ゼロギャンブル宣言)があることから、ゲストなしでも何とか生きていけるだけの額は最低限保障されているものと考えられます。

この最低限生きていけるだけの年俸を仮に400万円と仮定し、Mリーガーの時給を算出していきましょう。

この記事の著者
たkる

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たkる

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Mリーガーとは?年俸制の選ばれし麻雀プロです。

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本題に入る前に、Mリーガーとは何かを軽くおさらいしておきましょう。

Mリーガーというのは、Mリーグに参加する権利を得た21人の麻雀打ちのことを指します。

Mリーグというのはプロ団体を超えた麻雀のトッププロリーグのことで、2018年8月にドラフト会議が行われ、10月からMリーグが開始されています。

参加チームや選手、スポンサー企業などについては以下の記事にまとめているので気になる方はご参照ください。

Mリーガーの年俸から時給を算出してみた

m-jikyu

ではここからMリーガーの時給を算出していきます。

不確定要素がいくつかあるので一種のフェルミ推定みたいな感じにはなりますが、お時間ある方はお付き合いください。

Mリーガーが年間に行う対局数

まず、Mリーガーが年間に行う対局数についてですが、これは通常シーズンが1チーム80試合(1試合につき2戦を行うので計160半荘)、上位4チームに関してはクライマックスシリーズに進みさらに24試合(48半荘)を争います。

そして、各チームは3人1組で構成されており、それぞれの試合では代表の1人が戦います。

なので、Mリーガー1人の平均対局数は以下の計算式で算出することができます。

(3/7×160+4/7×(160+48))×1/3=62.4

つまり平均するとMリーガー1人あたりのMリーグでの対局数は62.4半荘程度です。

1半荘にかかる時間

次に1半荘にかかる時間ですが、これはフリーなどの平均より少し遅い程度の打牌スピードだとして、約1時間程度かなと思います。

年収は400万円と仮定する

Mリーガーの年収に関しては、それぞれの選手によって額が違うのかもですし、インセンティブ的な制度があったりするのかもです。

まあ、よくわからないので、仮にMリーグに専念してここでは400万円と仮定します。(最低400万円を保証となんかで書いてあった)

実際に計算してみると

これらのパラメータを用いて、1半荘当たりの拘束時間が1時間と仮定し時給を換算していきます。

Mリーガーの時給=400万円÷62.4半荘=6.4万円

なんと時給は6.4万円!!!!

もちろん試合以外でも仲間の対局時には駆け付けたりとか、試合の準備やミーティングでもう少し時間を取られたり、とかはあるとは思いますが、対局している時間だけで算出すると、時給は6.4万円です。

かなり割りのいい、まさに麻雀打ちにとって夢のお仕事ですね。

たkる
たkる
実際には対局の解説をしなくてはならないのでもうちょい下がりそう

番外編:優勝賞金5000万円を山分けしただけでもすごい

ちなみに余談なんですが、Mリーグの優勝賞金は5000万円です。

この優勝賞金を21人が平等の確率で手に入れられるとすると、単純に割って一人当たりの期待値は238万円程度。

これを時給換算しただけでも時給3.8万円となります。

もちろん賞金のすべてが選手のものにはならない(チームやスポンサーに入る)とは思いますが、かなり夢がありますね!

なんなら年俸なしでも十分勝負できるレベルだなと思いました!

Mリーガーになると戦術書書籍化の依頼も舞い込む説

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ちなみに雀荘でのゲストは難しくなるMリーガーですが、その他のもうけ話として書籍化の話が来るケースは多い模様。

実際、これまで1冊も本を出していなかった麻雀プロでもMリーガーになってから書籍を出したプロは何人もいます。

なので文章力に自信のあるプロはMリーガーになるとさらに収入を増やせる可能性ありです。

堀内正人プロの年収は600万円以上とのこと

ちなみにMリーガー以外の麻雀プロの年収についてはわりとブラックボックスです。

唯一公言してる人としては、既にプロ団体を退会した堀内正人プロが最高年収は600万円以上だったと話しています。

内訳は

  • 雀荘の給料・・・300万円程度
  • 麻雀の勝ち金・・・300万円程度

とのことで、福利厚生は薄いものの、強ければ食っていけるみたいです。

詳細は動画をどうぞ!

終わりに

ここまでMリーガーの時給に関してあれこれと書いてきましたが、いかがだったでしょうか。

言いたかったのは、Mリーグは各社かなり気合を入れた好待遇で選手を迎え入れている、ということです。

ぜひ大いに盛り上がって、来年度以降も勢力を拡大して続行し、やがてはプロスポーツ選手の一つとしてカウントされるようになるといいですね。

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