「麻雀って何が面白いの?」
そう聞かれたことがない麻雀打ちはいないのではないでしょうか。
麻雀をしない人から見ると、麻雀は何が面白いのか分からないという意見もよく聞きます。
実際、寝る間を惜しんで、ちょっとした授業の合間時間などにも麻雀を打ちに行く姿勢は、普通の人からみると奇妙に思えるようです。
しかし、麻雀には他にはない面白さやメリットがたくさんあり、時間をかけるに値するゲームです。
今日は、なぜ麻雀を打つのか、そのメリットを10個紹介していきたいと思います。
初めての人に麻雀をお勧めする際にもお使いいただければ幸いです。
目次
麻雀を打つ10のメリット
麻雀を打つことで得られる10このメリットを紹介します。
1.判断力が上がる
まず第一のメリットとしては、判断力が上がることです。
麻雀はとかく判断の多いゲームです。毎ターンどの牌を切るかの判断を行う必要があり、かつ相手のリーチを受けて押すか引くか、などを判断していく必要があります。
「自分優柔不断で…」という人も麻雀を打つことで判断スピードと正確性を高めることができます。
2.生涯の友達ができる
2つ目のメリットとしては、生涯の友人ができることです。
学生時代の友人などは卒業後疎遠になる、ということも多いですが、なぜか麻雀つながりの友人は卒業後もちょくちょく雀荘で会います。
また、麻雀は4人という人数制限があるため、1人足りないときなどは友達の友達が呼ばれることもあり、友達の輪が広がりやすいゲームでもあります。
3.コミュニケーションが苦手でも仲良くなれる
3つ目のメリットとしては、コミュニケーションが苦手でも人と仲良くなれることです。
普通ほとんど知らない人と数時間も一緒にいることなどは、コミュ障の人には耐えられないことですが、麻雀においては一日中いっしょにいてもそんなに苦にはなりません。
さらにゲームを通して自己紹介も出来て、打ち筋を通して人間性や性格についてもお互い読み取れるので、会話が苦手でも仲良くなりやすいです。
4.ちょいワル感が出る
4つ目のメリットはちょいワル感が出せることです。
真面目で、お堅い人というイメージの人が、日曜日は友人と麻雀を打ってました、というと一気に親しみやすいイメージに早変わりします。
また、麻雀というゲームは真面目系な人とチャラい系の人が唯一交わるポイントでもあります。
遊びを知らないつまらない人!だと思われていた人が、麻雀できるのか!となると、ちょっとちょいワル感が出て魅力が増すでしょう。
5.趣味ができる
第5のメリットとしては、趣味ができるということ。
趣味がなくて困っているという現代人が多い中、麻雀というゲームは初心者向けの趣味としても本格的に極めたい人向けの趣味としても両方の意味でオススメです。
というのも麻雀は、健康マージャン、競技麻雀、フリー麻雀、セット麻雀というように、同じゲームでありつつも様々な楽しみ方ができるコミュニティが発達しており、自分の理想に合わせたプレイが可能だからです。
また、麻雀は運の要素が絡むため、初心者と上級者がいっしょに楽しめるゲームであるという点もつながりの面では欠かせません。
さらに、麻雀は生涯スポーツとしても有効で、肉体的な動きは激しくないスポーツなので老後にも楽しむことが可能となります。
6.認知症を予防できる
6つ目のメリットは認知症予防になるという点です。
麻雀における「ツモ牌を持ってきて手牌を見て、一度目を離して河を見て捨て牌を切り、また手牌に目線を戻す」という「一度覚えたものを忘れてまた思い出す手順」が認知症予防には有効みたいで、じっさいに老人ホームなどで積極的に麻雀が取り入れられています。
記憶力アップにも有効です。
老後は健康目的でフィットネス感覚で麻雀を打つというのもよいのかもしれませんね。
7.お金を節約できる
第7のメリットとしては、麻雀があまりお金のかからない趣味であるという点です。
麻雀といえば「ギャンブル一種で、のめり込むと身ぐるみをはがされる」というイメージが強い人もいるかもですが、実はそれは過去の話。
現在では非常にクリーンなゲームとなっています。
時間当たりのお金で考えても、ゴルフやテニスなどでは一日で数万円が飛ぶこともざらですが、麻雀は雀荘に一日中いてもせいぜい数千円。
圧倒的にコスパのよい趣味となります。
さらに自宅で打つ場合であれば費用はゼロまで下がります。
8.確率や数字に強くなる
8つ目のメリットとしては、確率や数字に強くなることです。
麻雀においては、確率的に正しい打ち方をすることが重要で、麻雀をプレイする中で自然と確率や数字の読み方が学べます。
例えば、成功率30%で成功した場合の獲得得点が8000点、失敗した場合の損失が3900点みたいな場面で、期待値的にどちらが有利か?というような判断は麻雀を打っていれば、一瞬でこたえられるようになります。
こういった数字や確率の話は日常生活でも役立つことが多いので、数字が苦手で・・・という人はその克服のために麻雀を打つのもよいかもしれません。
9.度胸が付く
9つ目のメリットは度胸が付くことです。
麻雀においては確率通りに打つことが重要という話をしましたが、子の確率通り打つというのはけっこう勇気がいります。
というのも、他家からリーチを受けたら前に出れば点を失ってしまうかもしれない、という状況です。
そのようなプレッシャーのある場面においても、ここは押す、ここは引くというような確率に基づいた判断を行い、その通りに実行していく必要があります。
日和って途中でオリてしまったりしていてはなかなか麻雀には勝てませんし、逆説的に言えば、麻雀を学ぶ中でプレッシャーのかかる場面でも淡々と仕事をこなす力が身に付きます。
また、違法なのであまり大きな声では言えませんが、レートありの麻雀というものもあり、お金のやり取りをしながら打牌をするという行為の中でも度胸を身に着けることができるはずです。
10.楽しい
最後に第10のメリットは麻雀を打つのは楽しいということです。
もし今、楽しいことが何もないという人でも麻雀を打つ中で、勝負の駆け引き、最善の打牌の追求、他のプレイヤーとの会話、などの中で生きている実感を得られる可能性は大いにあります。
実際、麻雀は立場も年齢も違う人がそれぞれの土台を抜きにして同じ立場で楽しめるゲームの中で最大の規模のものです。
自分は大学生になって初めて麻雀を打った時「(この楽しさは)合法なのか?」と思いました(笑)
18歳以上が雀荘でノーレートで打っていたので当然合法なのですが、まあそれだけの面白さがあります。
人との出会い、勝負の綾、絶妙な押し引きなど麻雀の楽しさは他ではなかなか味わえないものなので、ぜひ試してみてください。
麻雀を打つ5つのデメリット
ここまでマージャンのメリットについて書いてきましたが、とはいえ、麻雀のデメリットももちろんあります。
以下では麻雀を打つ5つのデメリットを紹介していきたいと思います。
1.副流煙を吸い込んでしまう
まず第一のデメリットとしては、副流煙による健康被害です。
麻雀=タバコというイメージがある人も多いかと思いますが、じっさい雀荘はいまだに煙がもくもくなところも多く、長期間雀荘にいることで副流煙の被害を受ける可能性は否めません。
対策としては、副流煙をガードできるPM2.5用のマスクをするか、禁煙の雀荘に行くこと、あるいは自宅で麻雀を打つなどが有効です。
2.ギャンブル中毒だという風評被害を受ける
2つ目のデメリットとしては、ギャンブル中毒者のレッテルを張られる恐れがあるということ。
麻雀に対しアングラでギャンブル的なイメージを持つ人も多く、レートのあるなしにかかわらずギャンブルとみなす人も少なからずいます。
世間一般のイメージとしても、あまりよい趣味とは見られない傾向があるので、相手が麻雀好きでない場合には趣味は隠しておくというのも一つの手です。
3.時間がなくなる
3つ目のデメリットとしては、時間がなくなるということです。
麻雀中は時間の流れが早いです。
「雀荘は竜宮城」とも呼ばれており、夢中になって麻雀を打つと一日があっという間に過ぎ去ってしまいます。
楽しい時間が増えることをよしとする考えもありますが、何か他にやるべきこと(課題など)があった場合は、時間がなくなって後で苦しむこともあるので注意が必要です。
4.彼女・彼氏ができにくくなる
4つ目のデメリットとしては、3つ目とも関連しますが、恋人ができづらくなることです。
麻雀を打っていると、自然と時間が無くなるので、(特に依存的な関係を求める)恋人にはフラれやすくなります。
また、麻雀における競技人口は男女比が8:2くらいと偏りがあるため、異性との出会いという点で男性にはデメリットがあります。
◆参考記事
女性が来ると口説き始める人とかも中にはいてこれは麻雀を打つにきた女性からするとかなり困るそう。出会いは麻雀コンみたいなのもあるのでそちらで探そう。
5.やり方を間違えるとお金や友人を失う恐れがある
5つ目としては、楽しみ方を間違えるとお金や友人を失うリスクがある点です。
これはどんなゲームでもそうですが、麻雀においても超高レートで対局を行ったり、初心者をだましてカモにしたりすると、人が離れていってしまうリスクはあります。
まあ、ふつうに楽しむ分には大丈夫かなと思います。
結論的!楽しくまじめにほどほどに麻雀を打とう!
ここまで、麻雀におけるメリットとデメリットをまとめてきましたが、いかがだったでしょうか。
メリットもデメリットもいろいろあるということがお分かりいただけたのではないでしょうか。
個人的にはメリットのほうが大きいと思うので、新たな趣味として麻雀を始めてみるのをオススメします。