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麻雀の追っかけとは?リーチすべきかと雀荘へゲストに会いに行くの2つの意味がある

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麻雀の追っかけという言葉の意味を解説します。大きく2つの意味があり以下の通りです。通常は前者で使うことが多いですが、業界内でのみ通用する後者の意味もあります。

◆追っかけの意味

  1. その局で2軒目以降のリーチのこと、または2軒目のリーチをかけること
  2. 推しのゲスト先に遊びに行くこと、またはゲスト目当てで雀荘やバーへ行く人のこと
追っかけ

以下で詳しくみていきましょう。

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たkる

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麻雀の追っかけとは?2人目のリーチを指します。

まずは一般的な麻雀用語としての「追っかけ(リーチ)」を解説します。

麻雀のルールとして、「リーチ」という技があります。

あと1枚で上がれる状態になった時に、1000点棒を支払うことでリーチを宣言でき、これによって人工的に役を作れるというものです。

現代麻雀はリーチ麻雀とも呼ばれており、非常にリーチが強いのでリーチはよく出ます。

で、このリーチが2人同時にかかった状態のことを2軒リーチといい、2軒目のリーチを「追っかけ」または「追っかけリーチ」と呼びます。(1軒目は先制リーチと言います)

ただし、リーチをかけるときはわざわざ追っかけとは言わずに、単にリーチをいうのが一般的です。

2人があと1枚で上がれる状態であり、しかし上がれるのは(通常)1名のみなので熱い状態です。

卓によっては、リーチ棒をおくと勝手に「追っかけリーチ!」と言ってくれるタイプもあります。(1人目の時は単に「リーチ!」という)

 

麻雀の追っかけのもう1つの意味。推しのゲスト先へ遊びに行くこと

もう1つの意味は、推し(応援している)のプロのゲスト先へ遊びに行くという意味です。

例えば、「●●プロが雀荘●●にゲストに入るそうなので、追っかけをしてきた」のように使います。

元々はアイドルの熱心なファンを指す用語として「追っかけ」というワードが使われており、それが麻雀業界にも派生している感じです。

麻雀の場合は、ゲスト先がたいてい雀荘であるため、麻雀を打てる必要があります。

(たまに、雀荘にきてほとんど麻雀を打たずにゲストと話してばかりだったりする悪い追っかけが問題になっている)

打てない人は麻雀バーのゲストなどの際に追っかけをしましょう。

(麻雀バーでは麻雀は打てず、放送対局などが流されているだけのため)

追っかけリーチはすべき?確率や期待値を解説

ここからはもう1回麻雀中のリーチの話に戻ります。

追っかけリーチをすべきかどうか(あるいは追っかけリーチを恐れて先制リーチをすべきかどうか)は麻雀初中級者では非常に悩ましい問題かと思います。

基本は追っかけリーチして良い

これについて、状況による面ももちろんあるのですが、ざっくりでいうと以下の通りで覚えると良いです。

  • 自分の手が両面待ちの場合は大体GO(追っかけすべき)
  • 自分の手が5200以上なら愚形でも大体GO
  • 自分がラス目で親の場合も大体GO

根拠としては、追っかけリーチをしても振り込みで終了する確率はそこまで高くないこと、リーチによる期待値の上昇値が大きいことが挙げられます。

(2軒リーチの場合、期待値はリーチ者2人がプラスになり、被リーチ者2人がマイナスになることがほとんど)

追っかけリーチをしないケース

追っかけリーチをしないケースとしては、以下のような場合が挙げられます。

  • 待ちが悪く、打点も低い
  • リーチ者の現物で役あり
  • 残り順目が少なすぎる

待ちも打点も低いときはリーチをしない(というか降りる)ことが多いです。メリットに対してデメリットが大きいためですね。

また、リーチ者の現物(リーチ者が切っている牌)で待っている+ロンできる(役がある)場合にもダマテン(リーチしない)を選択することがあります。

これはリーチをしないことで、他家がリーチ者の現物を切りやすくなるためそれを拾いたい意図があります。

3つ目の残り順目については、リーチ時に必要な1000点を回収できずに終わる可能性の高さを考慮した理由になります。ルールにもよりますが、残り順目が2巡以下の場合にはリーチをせず聴牌のみをとる場合が多いです。

雀荘ゲストの追っかけに関する問題まとめ

雀荘ゲストの方の追っかけの話に関して、色々と問題が起きることもあります。

具体的には以下のような論点があります。(ありました)

  • 追っかけに来たけど同卓できなかった問題
  • 写真撮影長いor写真だけ撮って帰る問題
  • 同卓中の常連と追っかけの温度差問題
  • 追っかけに来た人が別の卓に入らない問題

それぞれ簡単に見ていきます。

追っかけに来たけど同卓できなかった問題

卓回しの関係上、ゲストと同じ卓に入れなかった(と後でぼやかれて物議を醸す)という問題がしばしば発生します。

フリー雀荘に行ったことのある方であれば、ある程度イメージがつくと思うのですが、麻雀の進行は卓ごとに進度が異なっており、必ずしもうまく卓組ができるわけではありません。

また、フリー雀荘では慣習的に卓移動をしない文化があり、移動を渋る人などもいるため、その辺も困難です。

その結果として、あとから来た人が先にゲスト卓に入ったり、何半荘打ってもゲストと同卓できなかったりということが起こりえます。

これに対する対策として、

  • 毎時00分開始の50分打ち切りとし、毎回卓組の抽選を行う
  • 規定半荘以上打った人にのみ、同卓権を渡す
  • ゲスト同卓抽選と同卓時間をずらす(19:00からの回が17:00に抽選など9

などの施策を行っている店舗もあります。

遠征して同卓できないと悲しいと思うので、事前に雀荘のやり方を確認するのが無難です。

写真撮影長い問題

こちらは追っかけ側のマナーの問題です。

ゲストと写真を撮ることを目的に来店しているタイプの追っかけの方もおり、その度が過ぎた場合にトラブルが発生しています。

具体的には、写真撮影の際にレフ板を使って本格的な準備を行い、長い時間ゲストを拘束する、見送りに来たプロとの会話が長すぎるなどがあります。

程度の問題なので難しいところですが、これに関してプロ団体から御触れが出たりもしました。

同卓中の常連と追っかけの温度差問題

各雀荘には、常連と呼ばれる来店頻度の多いお客さんがいます。

そのお客さんは基本的にはゲストにそこまで興味がなく、単に近いから、あるいはその雀荘が好きで通っています。

ゲストを呼んだ日には常連のお客さんと、常連ではない追っかけが同卓することもありえます。

この際に、追っかけの人の打牌速度、卓中の会話等が常連の人とうまく噛み合わずトラブルになることもままあります。

これに関しては、追っかけがわがある程度郷に入る必要があるのかなと思います。

追っかけに来た人が別の卓に入らない問題

1つ目の同卓できない問題に関連してですが、同卓できない卓に入りたがらない人が多いと、卓組がうまく回せず、待ち席が溢れるなどの問題が発生します。

同卓したい旨だけ伝えたらあとはスタッフの指示に従う方が無難かなと思います。

終わりに

以上が追っかけについてのざっくりした解説でした。

追っかけに2つの意味があるという点をまずは押さえておきましょう。

また、対局中の追っかけリーチについては、先制でもリーチをかけないタイプの人(誰かがリーチをするとツモ切りで追っかけてくる)などもいるので、相手の癖を見ながら対処していくことも重要です。

ただ基本的には聴牌即リーが強いので、最初はリーチをするようにしましょう。

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