アルティマという言葉を聞いたことがある人も多いのではないかなと思います。
アルティマというワードは、いわゆる「自動配牌機能がある全自動麻雀卓」を指すときに使われる言葉で、正式にはアモスアルティマという卓の商品名です。
ただ、実は現在ではアモス系の最新機種はアルティマではないです。
アモスレックス3という機種が最新となります。
アモスレックス3(2021年に出た最新のやつ)
アモスレックス2(2021年まではこいつが最新)
にもかかわらず、いまだにアルティマという言葉は自動配牌式の自動卓の代名詞のように使われています。
なぜ、アルティマという言葉はかように人気があるのか。
今日はその理由について考えていきましょう。
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目次
アルティマという言葉は人気がある。ただの全自動麻雀卓とは一味違うブランド力!
アルティマという言葉は人気があります。
例えば雀荘などでも「卓の希望ございますか?」と聞かれれば「アルティマ卓で」と答える人は多いし、あるいは雀荘を選ぶときなどでも「あっちの雀荘のほうが少し高いけどアルティマだからあっちにしよう」というようにできるならアルティマがよいという人は多いです。
自動配牌機能付きの全自動麻雀卓をアルティマと表現する流れはかなり強くて、いわば宅急便と宅配便のような関係と言っても過言ではありません。
全自動卓を家に置いていると言っても「ほう?」くらいのリアクションの人でも、「アルティマ買ったわ」と言われたら「ほうーーーーーー!!」となってしまうこと間違いなしです。
実質アルティマと言っても通じる卓(アモスレックス)↓
アルティマではないオススメ卓↓
なぜ全自動麻雀卓アルティマは人気があるのか!メリットとは
ではメリットデメリットがあるにも関わらずなぜ人気があるのか。
まずメリットですが、以下の感じかなと思っています。
- 名前のゴロのよさ
- 自動配牌による時短効果
- 手が入りやすい
それぞれ見ていきましょう。
アルティマという言葉の語感
まず第一にアルティマという言葉の語感のよさが人気の秘訣ではないかな、と思います。
アルティマというとFFでいうアルテマのような響きでアルティメットな感じはありますし、アルティマという言葉は言葉の流れ的にも言いやすいです。
幼稚園くらいの子でも「あるてぃまあるてぃま」と繰り返すことはさほど難しくはないでしょう。
この言いやすさは人気の一つかなと思います。
実際、麻雀卓以外でも、自動車でも日産・アルティマが売り出されていたり、釣り竿や双眼鏡などでもアルティマという製品が売り出されている人気の商品名です。
自動配牌による時短効果
アルティマの第2の利点としては、これは麻雀の話になりますが機能面のメリットとして時短が図れるという点が挙げられます。
どういうことかというと、アルティマ卓をはじめとする配牌機能つきの卓であればサイコロを振って牌を取り出すというステップが必要ありません。
このステップを省くことで毎局1分くらいは短縮できます。
塵も積もれば山となるというわけで、より高密度で麻雀を打ちたい人にとってアルティマはあこがれの卓となっています。
手が入りやすい
第3の利点としては、これは特に証明されている話ではないんですが、他の卓に比べて手が入りやすいという点が挙げられます。
アルティマは牌がデカく、色も鮮やかなので、同じ配牌でもより良い手に見えるという点もあるかと思いますが、シャンテン的にもややいい感じはしています。
そのため、アルティマで麻雀を打つとより、スピーディな展開になりやすく、時間当たりの局数が増えるため、より満足度の高い結果となることが多いですね。
仲間内では8割くらいの人がアルティマは手がいいといっているのであながち間違いではないのかもです。
実際に手が良くなるかどうかは置いておいて、少なくとも手が良く見えるという点はアルティマのメリットと言えるでしょう。
ちなみにMリーグ(自動配牌)と天鳳の配牌の良し悪しを1000局以上比較した人がいて、そのデータによると配牌機能付きの全自動卓での確率的な偏りはなかったみたいです。
全自動麻雀卓アルティマのデメリット
アルティマ卓のデメリットについて述べていきます。
- 手が偏りやすい
- 卓がデカい
- 卓上が広い
それぞれ見ていきましょう。
手牌に偏りが出やすい
アルティマのデメリットとしては、手が入りやすいことの逆ですが、牌の混ざりがやや悪いことが挙げられます。
理由としては積む順番が
下山→配牌→上山
と決まっていることが主な原因とされています。
つまり先に落とされがちな不要牌(捨て牌ゾーン)は下に積まれ、後に落とされがちな有効牌(手牌)は上山に積まれやすかったんです。
積み方の話↓
そのため、競技プロなどはアルティマ卓であっても、敢えて自動配牌機能を利用せず、ヤマから手牌を取り出したりをしています。
卓がデカい
2つめのデメリットとしては、卓のサイズがデカいことです。
これは雀荘であれば特に気になりはしないかもですが、卓同士の合間が狭くなったりしているのは卓がデカいからかもしれません。
また、自宅に導入する場合を考えると、値段が高いのもネックですが、卓サイズが大きく置く場所に困るという点も悩みの種です。(折りたたみ不可)
同じ大洋技研製の自動卓でも家庭用のアモスJPシリーズなどは折り畳みができます。
卓が広い
第3のデメリットは卓がデカいこととも関連しますが、卓上のエリアが広すぎることが挙げられます。
麻雀においては卓は広ければ広いほどいいというものではなく、むしろ広すぎると対面の山まで手が届かないというデメリットが生まれます。
そのため、アルティマでは卓を少し前に出すのがマナーとされており、マナーの悪い打ち手が対面にいたりするとかなり不便になってしまいます。
ちなみにサンマの場合は必然的に一人分山が余るのでは??と思いがちですが、最近の卓ではサンマなら山を3つにするとかもできます。
よってこのゴッドハンド2は廃業です泣
アルティマの超える2つの全自動麻雀卓
アルティマは最強の卓ではなく、実はさらに最新の卓が登場しています。
それがアモスレックスとEager2です。
それぞれについて簡単に紹介しておきましょう。
アルティマ後継機「アモスレックス2」とは
まずはアモス系列の後続機アモスレックス2ですが、これは基本機能の面ではアルティマと同様です。
しかし、USB接続が付いたり、ヤマがサイコロで取った時のように残ったり、ドラをめくる位置がいい感じになっていたりと、より便利で時短ができるようになっています。
あとは
- 山を積む順番がランダムとなったり
- 2019年12月以降の機種にはシーパイレスという撹拌補助機能も付いていたり
します。
さらなる時短と撹拌性を求める人にオススメです。
アルティマとアモスレックス2の見分け方をまとめました。
さらに2020年10月19日に最新のAMOSREXX3も発表されました。(Mリーグで使われる上下整列卓)
スタイリッシュ全自動卓「Eager2」とは
もう一つはEager2です。
こちらも全自動配牌機能はもとより、USB完備、ドラめくり機能ありなどハイスペックですが、このEager2の特徴は何といってもそのスタイリッシュさ。
これまでのアモス系列はどちらかといえば丸っこい感じでかわいい系の卓が多かったのですが、このEager2は流線形でシュッとしたフォルムのカッコいい系の卓となります。
部屋をモノトーンとかで固めている人でも雰囲気を壊すことなく、卓を導入できるのでオススメです。
ちなみにEager2は狭義の意味だと点数表示の枠の部分だけを指し、アモス系だけでなくGAZZとかセンチュリーとの合体も可能です!
全自動麻雀卓アモスアルティマの値段は?7桁するので自宅導入なら中古がおすすめ
ちなみにこのアモスアルティマ系の配牌機能付きの自動卓を、なんとか自宅に導入したい!という人もいるのかなと思います。
そんな人に向けてどのくらいするのか、というお話をしていきます。
まずは新品定価のお値段ですが、これは100万円です。(アモスレックスの場合)
元々は業務用卓なので一般販売はなされていなかったんですが、最近ではAmazonとか楽天でも個人で購入可能です。
その場合の市場価格は大体70~90万円くらい!
ちょっとだけ安いですがまだまだ高いですね。
そして更に安く買おうとすると中古卓がたまーにオークションとかAmazonとかで売り出されることがあって、その場合の相場が50万円くらいとなっています。
なので100万円を用意できた人は定価で、50万円を用意できた人はタイミングを待って購入すればいいのかなと思います。
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✔︎0円でのやり取りも豊富
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✔︎麻雀卓や牌の取引も盛ん
終わりに!雀荘でアルティマ卓の威力を体感しよう!
ここまでアルティマについてまとめてきましたがいかがだったでしょうか。
配牌機能付き全自動卓=アルティマという流れは当分続くのかなとは思っていますが、今後もしかしたら、健康マージャンのブームなどの煽りを受けて敢えて配牌をとらない卓が流行ったり、Eager2の流行によってアルティマのシェアが下がったり、というようなことはあるかもです。
まあ、そうなったら呼び方を変えていけるように配牌機能付き全自動卓=アルティマとは限らないという点だけ覚えておきましょう!
ではまた。良い麻雀ライフを!