戦術

オカルト麻雀の定石まとめ

今日は、一見するとわけのわからない打牌選択をしているかのように見えるオカルト麻雀について、その傾向と定石を紹介していきたいと思います。

オカルトとアナログとデジタルの違い

麻雀の打ち方は大きく分けると、オカルト打法とデジタル打法に分かれると言われています。

それぞれの違いとしては、デジタル打法は主に統計的な情報や期待値などの確率をもとに最適な打牌を決めていくという手法で、オカルト打法は確率以外の条件で打牌を決めていくというものです。

第3の打法として、アナログという打ち方もありますが、これはオカルトとデジタルの間くらいの感じで、経験と確率をハイブリッドして打牌を行うというものになります。

まとめるとこんな感じです。

デジタル・・・確率や期待値に厳密に従い打牌選択

オカルト・・・流れや格言、過去の経験から判断

アナログ・・・確率や期待値を考慮しつつも経験を加味して決める

オカルト打法は読み切れない?

そうなってくると、「オカルト打法というのは、それぞれの打ち手がもっている流れや経験などによって決まってくるので、読み切ることが不可能なのでは?」と考える人もいるかと思います。

ただ、実際にはオカルト打法を駆使する人の中にも定石と呼ばれるようなものがあり、それに従って判断している人が多いです。

なので、その定石をしることによりオカルト打法を読み切ることができるのでは、というのが本記事の趣旨となります。

まあ、もちろん人によっては本当に宇宙と交信して独自情報を受信しているような人もいるので一概に当てはまるわけではないですが、ベースの考え方としてある程度は当てはまるのではないかなと思います。

オカルト打法3つの定石

では前置きはこれくらいにして実際にオカルト打法の定石についてお話ししていきたいと思います。

オカルト打法定石としては、以下の3つに大分されます。

1.過去の格言

2.流れ理論

3.好み

それぞれについて説明していきます。

1.過去の格言

まずオカルト打法において、第一のベースとなるのが麻雀の名言・格言です。

これはどちらかというと年輩の方に多い印象ですが、例えば「早いリーチはイースーソー」、「南カンに和了目なし」などの格言を信じて、打牌選択をしているというケースはままあります。

この名言・格言系には全自動麻雀卓でも一理あるものと、手積み卓でのみ有効なものなどがありますが、オカルト打法の打ち手を相手にするときは、例えば早い巡目の1-4ソウ待ちのリーチは避けるなどの対応が必要となる場面もあります。

2.流れ理論

続いては流れ理論についてです。

いたるところでよく聞く話かと思いますが、「流れ」というのは運の偏りを指す用語です。

これはいわゆる確変のような感じで、流れがある人は和了しやすくなり、流れが悪い人は一発で他家の当り牌を掴んでしまったり、山に何枚もいるリーチがなぜか上がれなかったりするというものになります。

この「流れ」を信じて打牌を決めている人も意外と多く、「今はいい流れだから無理押ししても大丈夫!」というように使われます。

なので、流れ派の人に流れを掴まれると傘になって攻めかかられる恐れがあるので注意しましょう。

3.好み

第3のベースとしては好みの問題があります。

そんなん知らんわ!と思うかもですが、この待ちは好きじゃない、とかこんな安い手はダサくて和了できない、みたいな好き嫌いが打牌に反映されているオカルト打法使い手も多いです。

好みはぽろっと口に出していることもあるので、しっかりメモして読みに生かしていきましょう。

オカルト派がよく使う考え方まとめ

オカルト派の考え方の3つのベースを知ったところで、ここからは実際にオカルト派がよく使う考え方を学んでいきましょう。

個人的によくあるかなと思った考え方を8個にまとめたのでオカルト派と戦うときの参考になれば幸いです。

1.カンをすれば和了できる

まずは漫画『咲』好きな打ち手に多い傾向としてカンをすれば和了できるという考え方があります。

これは『咲』の主人公が嶺上開花を簡単に和了していることから、それにあやかろうというところからきているみたいです。

このタイプの打ち手の場合、カンをしてきても必ずしも手が良いわけではないのでビビりすぎないようにしましょう。

また、先制リーチを掛けておけば思わぬ援護が得られることもあるので、鳴き手よりも棒攻めが有効です。

2.流れがあるときは押しても当たらない

続いては流れ派の考え方でよくあるものとしてですが、流れがあるときはゼンツというものがあります。

もちろん完全に後手を踏んだ時はその限りではないですが、普段はリーチが入ったらベタオリをしていた相手が、流れを掴んだとたんにグイグイ来るようなこともあるので、「点棒があるんだしオリるだろ」という安易な読みは危険です。

3.一度軽く和了して流れを掴む

これも流れ派に多い考え方ですが、「和了癖をつける」という考え方があります。

これは大きい手を和了するためには、なんでもいいから一度和了して、それによって和了できる流れに自分を乗せるというもの。

焼き鳥回避に近い考え方となります。

南3局とかでラス目に思わぬ親流しなどを食らわぬように注意しましょう。

4.いい手を手を曲げると流れを逃す

これは好みなのか流れなのかは微妙ですが、いい手を曲げると流れを逃すという考えがあります。

確かに良い手をオリてばかりいたら勝てないですが、この考え方をする人は、自身が勝負手の場合、2軒立直がかかっても、ダントツでもグイグイ来ます。

近藤プロとかはそんなタイプですね。

押し返された場合のダメージがデカいので、先制愚形リーチは慎重にするなどの対応が必要です。

5.ただ和了するのは面白くない

これは好みというかポリシーの問題になるのですが、安手や平和手などを嫌う人もいます。

安い手=ダサいというイメージがある人が多く、オーラス和了トップなど完全に理由が付く場合は安手を許可するタイプと、それでもなお安手を避けるタイプなど、自身のポリシーの強さによってけっこう幅があります。

ただ、「一度和了して和了癖をつける」という考えと併用しているひとが多い感じもするので、いまはどの場面なのか、というのを理解することが重要です。

ちなみにこのタイプの人を倒すもっとも簡単な方法は他家3人で早上がりを繰り返すことですが、あんまり露骨にスピードを上げると怒られる恐れもあるので注意。

6.ツモられる流れを避けるための鳴き

これは流れ派に多い考えですが、前局和了したなど、流れのあるとみられるプレイヤーのリーチに対しては一発消しをしようという考え方です。

確かに体感として何となく、和了続きの人は一発率が上がるような気はします。

7.東竜(撥)つきもの

つづいては格言系のよくある考えとして、字牌の絞りがあります。

昔は喰いタンや赤ドラなどがないルールが一般的で、役牌の価値が高かったため字牌の絞りが重要だったためその名残で字牌をしぼっていこうという考え方です。

中でも東と撥は「東竜(撥)つきもの」といって、セットで持っている確率が高いといわれており、東を鳴くと撥が出ないなどのリスクがあります。

8.早いリーチはイースーソー

もう一つ格言系の考えとして早いリーチはイースーソーというものがあります。

これは手積み卓の場合、早いリーチは積み込みのしやすい(牌の模様が簡単な)ソウズの2と3を用いている可能性が高いという説から来ています。

この説を信じている人を相手にするときは早いリーチは1-4ソウ一点読みをされるリスクを考えておくようにしましょう。

終わりに

ここまでオカルト派の打ち筋の定石についてまとめてきましたがいかがだったでしょうか。

オカルト派と一概に言ってもいろいろなベースを持った人がいると思うのでこの限りではないと思いますが、まあ、判断の参考になれば幸いです。