本記事では、徹夜麻雀、略して徹マンについて解説します。夜型の人が有利な戦いでもあり、ちょっとしたコツなどもあります。
あと実は雀荘の深夜営業は法律で禁止されているので注意しましょう。
以下で詳しく見ていきましょう。
目次
徹マンとは?徹夜麻雀の略称
まずは徹マンとはの概要を紹介します。
意味としては、冒頭で述べた通り「徹夜麻雀の略称」です。
往年の麻雀作家・阿佐田哲也さんなどは「朝だ、徹夜だ」の当て字でペンネームを決めたくらい麻雀ではメジャーです。
以下では何故徹夜で麻雀を打ってしまうのか、その魅力について解説します。
徹マンの魅力とあるある!
この項では徹マンの魅力を紹介します。
そもそもなぜ徹麻してしまうのか?
そもそもの話として、なぜ我々は徹夜で麻雀をするのか、という点についてみていきましょう。
これは単純で、一晩中麻雀を打っていたいからです。
メンツの都合上夜しか集まれないから徹麻になるというパターンもなくはないですが、昼も打ってるけど夜も打ちたい!という人が徹麻をする傾向があります。
あるある
ちなみに徹夜麻雀においては、以下のようなあるあるがあり、日中帯の麻雀とはちょっと違うので注意しましょう。
あるある↓
- 午前4時ごろが一番きつい、そのあとは夜明けとともに眠気はなくなる
- だんだんと打牌が手なりで雑になってくる
- だいたい一晩に一回はチョンボが起きる
- 最終半荘になるとレートアップしてくるやつ
- フォームを乱さなかったものが勝つ
- オープンリーチが増える
- ゼンツ気味になる
- 負けているとだんだん作業ゲーのように感じる
- 大明槓など、不利だけど場を乱すプレイが増える
- 負けている人が1000点で上がっても仕方がないみたいなことを言い出す
- 最終ゲームは倍プッシュ
- 「疲れたわ、もう当分やらねえ」と言いつつすぐまたテツマンが始まる
そんな感じを踏まえて徹夜麻雀を戦い抜いていきましょう。
Mリーグやネット麻雀で夜型になる人も
ちなみに最近だと、Mリーグが夜遅くまで行われているため、それを見て夜型になってしまう人もいるようです。
Mリーグは19:00からで2半荘のみですが、なぜか23時過ぎまでやっていることもあります。
さらに熱い勝負を見たことでその後でネット麻雀を打ったりしてしまったら、寝るのは確実に日付を超えてしまいますね。
日中帯に仕事や学校等がある人は注意しましょう。
徹夜麻雀(徹マン)の戦術とコツ
以下では徹夜麻雀の戦術を4つ紹介します。
- 寝溜めしておく
- システム化しておく
- 序盤ではしゃぎすぎない
- 緩くなった人を狩る
寝溜めしておく
まず1つ目は開始前のノウハウです。
1日フルで活動した後であればどうしても夜は眠くなってしまいます。
しかし、日中にしっかり寝ておいて、夕方ごろに起きてきた場合は、深夜でもまだまだ元気です。
つまり寝溜めをしておけば有利な展開になるでしょう。
システム化しておく
そうはいっても、仕事→飲み会→麻雀みたいなコンボで疲れ切った中での麻雀になることもあるかと思います。
そんな時のコツとしては、麻雀をなるべくシステム化しておくことです。
これはある種慣れの問題でもありますが、その場その場で打牌を考えるようなやり方では疲れてきたときに打牌の精度が著しく下がってしまいます。
なので、日頃からあまり頭を使わずに基本動作が行えるように打数をこなしておきましょう。
序盤ではしゃぎすぎない
また、当日にできる対策としては、序盤での体力温存があります。
麻雀を開始した1〜2半荘目はまだ体力に余裕があるため、相手の捨て牌やクセなどを積極的に読みに行きがちですが、体力が残り少ない場合は省エネで行きましょう。
徹夜麻雀の場合には後半でだれてくる人が必ず出るので、癖を読むにしても癖が出やすくなる中盤以降の方が有効です。
緩くなった人を狩る
そして4つ目のコツは午前3時くらいに使えます。
この時間帯になると麻雀が雑になってくる人もいます。
- 中張牌を早く離しすぎて裏目裏やすい
- 無理にホンイツにむかいがちになる
- 遠い手でも仕掛けてきたり押してくるようになる
などです。
このような隙ができたらそのプレイヤーの癖を読んで、有利にことを運びましょう。
徹マンの注意点!法律上の制約に注意。
徹マンをする上での注意点を紹介します。
雀荘は法律上深夜営業がアウト
深夜営業が禁じられている「雀荘」(という業務形態)では、基本的に徹マンはできません。(こっそり開けているところもあるけど)
誰かの自宅などで行うようにしましょう。
昔はOKだったかもですが、今はダメです。捕まることはあまりないですがただ知識としては知っておきましょう。(知らなくてパクられるのはアレなので)
風営法上、24時~朝6時の営業は禁止。(場所にもよる)
自宅の場合、近隣への配慮を
逆に自宅で徹マンを行う場合は、騒ぎすぎて近隣住民に怒られないように注意しましょう。
麻雀においてうるさいのは、以下の3つです。
- 牌をかき混ぜる時のジャラジャラ音
- 牌を強打したときの音
- 笑い声
全自動麻雀卓などのかき混ぜ音は実は1台だとそこまでうるさくなく、むしろ大体は声がうるせえと言われます。
徹マンに関するよくある質問
以下では徹麻に関するよくある質問をいくつか紹介します。
眠くないの?
眠いです。体感として4時ごろが一番眠いですね。
5時ごろになると、始発が動き始め、朝日が登るのもありなんか逆に元気になってきます。
何時まで打つの?
元気な学生などは次の日の日中帯になっても打ち続けていることもありますが、基本的には始発〜午前7時くらいまでが多いです。
大体はご飯を食べて解散みたいなパターンですね。
次の日はどうするの?
仕事などがある場合は、始発で帰って少しだけ寝て仕事に向かいましょう。
徹マンで疲れたからドタキャン(ぶっち)みたいなのは良くないです。
ちなみに昔、東京には睡眠カフェという仮眠スポットがあったのですが、潰れてしまったみたいです。(1〜2時間すると起こしてくれるので寝過ごさない)
徹マンをしたくないんだけど
次の日のダメージなどが心配で徹マンをしたくないという人は、きっちり23時くらいでお店を閉める雀荘で打つのがオススメ。
すると一旦お店を出ることになり、じゃあ解散するかーとなりがちです。
あとはいつでも辞められるネット麻雀で対局するなどもありです。(リアルで打っていると始発までは暇なので打ち続けなければならない)
まとめ。徹マンは疲れるけど楽しい
以上が徹マンでした。
徹夜で打つとかどんだけ麻雀好きなんだ??と思うかもですが、麻雀好きな人は夜型の人も多くなんだかんだでよくあるパターンです。
かなり長い戦いになるので実力差が明確すぎる場合などは避けるのも無難です。
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