天鳳十段を達成した謎のAI「SuperPhenix」がMicrosoftの作であることが発表され、麻雀界に電流が走っていますね。
色々話題を見てみると、AIに否定的な意見も多い模様。
そこで今日はAIの良い面、AIが発達したらこんなこともできるよ!というのをまとめていきたいと思います。
よろしくお願いいたします。
目次
麻雀AIどこまで来てるの?天鳳位寸前の十段にきてます。
まずは簡単に麻雀のAIが今どこまで来ているのか、という話をしていきます。
麻雀界に初めて本格的なAIが登場したのは2016年ごろ。東大の大学院生が作った麻雀AI「爆打」が天鳳九段を達成したというニュースが流れました。
これは本にもなっているので知っている方も多いかと。2019年9月にはWindows版で爆打本体が売り出されもするみたいです。
で、その後にNAGA,Suphxなどのそのほかの麻雀AIも次々と登場し、Microsoft作のSuphxに至っては天鳳十段を達成しています。
なので、すでに麻雀AIはほとんどの打ち手を超えているところまで来ています。
・・・いつのまに!
と思うかもですがそうなんです。実は。

2020年にSuphx本も出ました↓
麻雀AIが一般化したら実現できること

では、麻雀AIが一般化したら実現できることを見ていきましょう。
自分が5分考えたところだと以下の3つが出てきました。
・AIカンニングというイカサマが発生
・何切るはその場で答えが出せるようになる
・ワンカケでも麻雀が打てる
それぞれ解説していきます。
・AIカンニングというイカサマが発生
これまでイカサマというと山を積んだり手牌を入れ替えたり、というそういう本来触ってはいけない場所に触るようなものが多かったです。

しかし、AIが発達し、もはや巷の打ち手よりも圧倒的にAIのほうが強いとなると、新しいイカサマが発生する恐れがあります。
それがAIカンニングです。
携帯とかで手牌をスキャンし、AIに最適打を計算させる。
それだけで高い勝率を生み出せる!みたいな打ち筋も可能に!
このイカサマの強いところは、一見すると自分のスマホを見ているだけだからわかりにくいのと、あとそもそもAIを使っちゃいけないというルールがないので、咎めることができないということ。
ルールができるまでは荒稼ぎ!みたいになるかもです。(オンラインポーカーとかではAIが禁止されていることが多い)

麻雀に限らず、大学入試とかでもAIカンニングって使われそうですね・・・!
・何切るはその場で答えが出せるようになる
もう一つできるようになることとしては、「何切る問題の議論にAIの答えという権威が出せるようになる」ことです。
これまで何切る問題は、レベルの差があると水かけ論、好き嫌いの問題になりがちでしたが、AIによる期待値判定を導入することができれば、「ほら、AIで判断してみてもこんなに差がある」と言えるようになります。
これにより何切る上での不毛な議論が削減可能。
あとAIを使ったら気になる場面をAIで解析してみた!みたいなテーマで、何切る問題の本をすごい量産できそうですね。


・ワンカケでも麻雀が打てる
3つ目にできることとしては、ワンカケでも麻雀が打てるようになることです。
どういうことかというと、一般の打ち手とそん色のないAI雀士が実用化されれば、あとはそれをリアルなロボットと組み合わせさえすれば雀荘のメンバー代わりとして導入することも可能。
そうなればワンカケであっても卓にAI一体を入れて4人(サンマなら3人)にして対局をスタートすることができます。
将来はワンカケで麻雀を断念するという機会損失がなくなるかもしれません。

終わりに
そんな感じで、AIによって麻雀界が便利になる可能性も十分あります。
悪い面ばかりではないのでぜひAIを受け入れてさらに進化をしていきましょう。
ではまた。よい麻雀ライフを!
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