【麻雀役解説・河底撈魚(ホウテイラオユイ)】さよなら勝ちを狙う方法について

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麻雀役の一つ河底撈魚(ホウテイラオユイ)。

最後の打牌をロンすることで成立する役として知られています。

たkる
たkる
油断すると喰らいがちな役です。

最終ツモで和了する海底撈月(ハイテイラオユエ)と混同されがちなので、海底ツモ、海底ロンといって区別する人もいるようですね。

今日はこの河底撈魚(ホウテイラオユイ)について、歴史や使い方を紹介していきたいと思います。

よろしくお願いいたします。

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河底撈魚(ホウテイラオユイ)とは?その意味と成立条件、確率の解説

では、まずは河底撈魚(ホウテイラオユイ)の意味から説明していきます。

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河底撈魚という言葉の意味の由来はその名の通り、川底のさかなを捕まえるということ。麻雀における捨て牌のことを河といいますが、その最後の牌ということで河底になぞらえている役名になります。

成立条件としては、最後の捨て牌をロン和了した際に役(1役)が付きます。鳴いていてもOKです。

最後のツモ牌を手にした人はその牌でツモ和了すれば海底撈月(ハイテイラオユエ)という役がつくのでチャンスですが、同時に和了できなかった際は、他家から河底撈魚を狙われるというリスクもあるというわけです。

この最後の牌というのは、カンが入るとズレ動くので注意が必要。

たkる
たkる
ちなみに確率は0.5%程度、三暗刻とか純チャン海底撈月と同じ程度と言われています。

河底撈魚(ホウテイラオユイ)の使い方!川底をコントロールする方法

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ここからは、河底撈魚(ホウテイラオユイ)の効果的な狙い方を考えていきましょう。

お話ししたいポイントとしては以下の3点です。

  • 海底と川底は裏返し
  • 山越しがねらい目
  • 東家の17巡目リーチは2度おいしい

それぞれ見ていきます。

海底と川底は裏返し

まずは河底撈魚(ホウテイラオユイ)の一般的な心得です。

これは当たり前っちゃ当たり前なんですが、海底撈月と河底撈魚はどちらか一方しか上がることができません。

海底撈月・・・最後のツモでツモアガリする

河底撈魚・・・最後の捨て牌でロンアガリする

最後のツモ番の人がまず牌をツモり、それがアガリでない場合に河底のチャンスが発生するからです。

なので河底(ホウテイ)をアガリたい場合、まず最終ツモを自分でない人に回す必要があり、さらにその人が最終ツモで危険牌を切ってくれる人であるほうが好ましいです。

でも、そうすると、当然ゼンツしている人は聴牌している可能性が高く、海底でツモられるリスクもあり・・・

というところがなかなか難しい役でもあります。

なので、理想としては、ベタオリをしているけど安パイがなさそうな人に最終ツモを渡すというのが、リスクは少なくメリットは大きいので効果的です。

たkる
たkる
あいつ、安パイがなさそうだな・・・。次はホウテイで会おう!(鳴きを入れつつ)

山越しがねらい目

じゃあ、ベタオリしている人からはホウテイは取れないのか

というと必ずしもそうではありません。

ちょっとだけコツがあり、ホウテイを和了したいときにねらい目なのが山越しです。

山越しとは、他家が切った牌を一度見逃し、ほかの他家が切ったときに当たるという狙い撃ちを指します。ホウテイのみ(他に役なし)の場合、ホウテイになるまでは形式聴牌なので、必然的に山越しになります。

何故かというと、前巡通った牌であれば油断してホウテイでも切ってくる人は多いから。

例えば役がない形式聴牌であっても、下家のトイツ落としなどをうまく狙い撃つことで、ホウテイのみで和了できる確率は高くなります。

たkる
たkる
ホウテイ、ドラ3、満貫だ・・・・!

東家の17巡目リーチは2度おいしい

もしも鳴きが入らない場合、ハイテイを引くのは南家となります。

これを利用して、親のリーチを掛けられる最終順(17巡目)でリーチをすると、一発目のツモがラストから2番目の牌となり、一発とホウテイでいつ出和了しても2役付きます。

◆親の17巡目立直の場合(残りツモ5枚)

  • 残り5枚・・・リーチをかけた巡目
  • 残り1~4枚・・・一発中
  • 残り0枚・・・ホウテイ
たkる
たkる
終局まで全部2役付くんです

一発とホウテイという2巡連続のプレッシャーで南家がミスをして振り込んでしまう可能性は高まります。

河底撈魚(ホウテイラオユイ)の歴史と雑学

続いて、河底撈魚(ホウテイラオユイ)の歴史について見ていきましょう。

  • ホウテイは古代の麻雀には存在しない役
  • 河底撈魚という名前でもめた
  • 現在ではほぼ全ルールで採用されている

この3つをそれぞれ見ていきましょう。

ホウテイは古代の麻雀には存在しない役

実はこのルールもともと日本に麻雀が入ってきたときには、あまり一般的ではありませんでした。

大正期に日本に輸入された初期の麻雀では、海底でツモできなかった場合、そこで流局となっていたようです。

なので、そもそも最後の牌を捨てなかったため、最後の牌でロン和了するホウテイも概念として存在しませんでした。

で、その後日本流のルールが作られていく中で、最後の牌も捨てたほうがいいんじゃないか、となってせっかくだから役を作ろう!となってホウテイという役が出来上がったんだそうです。

河底撈魚という名前でもめた

ちなみに、この河底撈魚という名前についてもけっこう揉めたそうです。

水に映る月をすくうという非常に雅(みやび)な海底撈月に対し、魚を掬うというのはちょっと生臭すぎるんじゃないか、とか色々言われたそうですね。

いつまでも揉めていても仕方がないということで、最終的には昭和5年に日本麻雀連盟の木村プロ6段の鶴の一声で、「河底撈魚」という名前になりました。

ただ、あとになって中国の故事に「河底撈珠(河のそこの玉を取る)」という逸話があることを知った木村プロは、「しまった!そっちのがよかった!」と悔しがったといわれています。

面白い話ですね!

現在ではほぼ全ルールで採用されている

そんないろいろあった河底撈魚ですが、現在ではほぼすべてのルールで採用されています。

個人的な所感としては、ハイテイだけあってホウテイがないとハイテイの取り合いになってしまうので、メリットとリスクを分散させるという意味でホウテイはかなり絶妙な役だな、と思います。

終わりに!麻雀ではホウテイまで油断しないようにしよう!

ハイテイに比べるとマイナーなホウテイですが、自分がハイテイを掴む可能性は1/4しかないので、実はチャンスはホウテイのほうが3倍多いです。

ぜひ、マスターしてサヨナラ勝ちを狙っていきましょう。

ではまた。良い麻雀ライフを!