麻雀牌は流通量こそ多いけれど、作っている会社はそんなに多くありません。
麻雀牌で言うと、主に量販店で出回っているのは
- 大洋化学
- マルハン産業
の牌で、高級牌として
- 市川屋
- 任天堂
などがある、そんなイメージです。
今日はそんな国内の麻雀牌事情(+全自動卓事情)をまとめました。
目次
国産麻雀牌メーカーまとめ!信頼の会社はここだ!
というわけで、麻雀牌製造メーカーをまとめていきます。
- 国内シェア1位の麻雀企業大洋化学
- 竹などで有名なマルシン産業
- 謎多き高級牌メーカー市川屋
- 任天堂の麻雀牌「役満鳳凰」
国内シェア1位の麻雀企業大洋化学
まずは、国内シェア1位の大洋化学(麻雀部門は大洋技研)です。
大洋化学からはモンスター、ギャバン、マーテル、アモスマックスの4種類の麻雀牌が発売されています。
それぞれのサイズや重さの詳細は以下の記事にまとめているので、興味ある方は参考にしていただければ幸いです。
ちなみにこの大洋化学ですがふるさと納税のお礼の品としても牌を出品しているので寄付を行い牌や卓を手に入れることも可能です。
そのほか全自動卓の製造や麻雀教室なども行っており、国内の麻雀牌メーカーで一番信頼できるのがこの大洋化学かなと思います。(他の企業は会社情報が不明だったり、撤退したりするため)
牌はそつなく高品質です。こだわりがなければここで買うのがオススメ。
個人的には大洋技研の牌だと、全自動麻雀卓に質感の近いアモスマックスがオススメ↓
大洋技研ブランドの麻雀卓はAMOSシリーズです。
竹などで有名なマルシン産業
NorthwaySportsというブランドでスポーツ用品を売り出しているマルシン産業は、麻雀牌の製造ブランドとしても有名です。
ただ、ホームページを見る限り麻雀事業という項目はなく、麻雀牌に関する記述等もなかったです。
なのでもしかしたら、すでに撤退しているのかもしれません。
サポートが受けられないリスクはありえそうです。
牌としては、黒牌の金龍、高級牌の鳳凰、廉価版の竹の3種類がネット上などで売られています。
謎多き高級牌メーカー市川屋
そして3つ目としては高級麻雀牌を製造、販売している市川屋です。
このメーカーは謎が多くて、ホームページ上でのみ牌を販売していますが、所在地や会社情報など一切不明。
独自の特注牌製造技術を持っており、特注牌の製造も請け負っているそうですね。
ただ、特許については出願済ということでしたが、特許一覧を見てもそれっぽいのは見つかりませんでした(期間がまだ経っていないからかも?)。
会社も所在も謎ですが、メンテナンスは1年保証だったり、送料無料だったりとアフターサービスは充実している模様。
牌の値段は1万円以上。3万円とかする牌がざらにありますが、一風変わったものがおおく結構心惹かれる牌が多いです。
高級派の人にオススメ。
任天堂の麻雀牌「役満鳳凰」
ゲーム会社の任天堂からも1種類だけ高級麻雀牌「役満鳳凰」が発売されています。
値段は15000円程度と高いですが、ユリア樹脂でありつつも竹のような模様を作り上げていたり、イーピンが任天堂タートルになっていたり、チップがマリオのコインっぽくなっていたりと色々凝っています。
元々が高級花札屋だったこともあり、品質は高いです。
老舗派の人にオススメです。
全自動麻雀卓製造メーカーまとめ
続いては麻雀卓を製造しているメーカーをまとめていきます。
大洋技研「アモスシリーズ」
まずは先ほども出てきました大洋技研です。
こちらはアモスシリーズというブランドで自動卓が複数出ています。
雀荘とかに置いてあるアルティマ系は大体この大洋技研製といっても過言じゃない!そんな企業です。
2019年に家庭用で10万円代のアモスJP2と点数表示ありで20万円代のアモスJP-EXを発売しており家庭用にも力を入れている全自動卓界マルチプレイヤー。
◆AMOSまとめ
◆家庭用AMOSの最新のやつら
アルバン「SLIM」
続いてはSLIMシリーズを手がけるアルバンです。
アルバン社は元々は麻雀用品の販売に力を入れていた企業ですが、独自ブランドの麻雀卓・SLIMも作り出したという意欲的な企業!
業務用よりも主に老人ホームや一般家庭などに対して強い販売力を持っています。
ちなみにこちらも2020年3月に新作を発売!
◆アルバン社の自動卓の詳細記事!
アジャスト「GAZZ」
続いては3年間という長期保証を実現している第3の麻雀メーカー・アジャストです。
主力は「GAZZシリーズ」で、値段は点数表示ありで30万円程度とアモスJP-EXが出るまではその価格帯で圧倒的に強みがあった企業です!
こちらはあまり新作は出ていない!
まーじゃんSHOPというECサイトがアジャスト直営店です。
枠のナンバーワン!レディオシステム
最後は厳密には麻雀卓製造ではないんですが、麻雀卓に欠かせない枠を製造する「レディオシステム」です。
最近、Eager2というおしゃれな配牌機能付きの自動卓が出たんですが、そのEagerの枠の部分を作っているのがこのレディオシステムなんです。
ちなみにEagerの枠はアモス系以外とも融合可能で、主に後ろの英語文字の表記により内部の卓がわかります。
終わりに!麻雀メーカーを研究して業界に詳しくなろう!
麻雀牌メーカーは謎が多いところばかりでした。
なんかもはやちゃんと看板出している麻雀会社って結局大洋化学くらいな気がします。
麻雀牌は流通量が多いからわざわざ新作を作る必要がないということなんでしょうか。
ちょっと寂しいですね。まあ、全自動卓を製造しているメーカーは他にも数社あるので、そこが手積み牌を販売するのに期待しましょう。
ではまた。良い麻雀ライフを!
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