麻雀のルールは絶妙ですが、必ずしも最適化されているとは言えない面もあります。
具体的には、
- 4人のプレイヤーがいるにも関わらず1人しか上がれない点
(残り3人は脇役となる) - ベタオリできない人がいるとゲーム性が崩れてしまう点
等があるかなと思います。
とはいえ、初心者と上級者が一緒に打つこともそこそこあると思うし、できるならより多くの人が上がれた方が楽しいです。
そこで今日は、もっと多くの人が楽しめる麻雀ルールを考えてみました。
\最新情報/
雀魂において2人以上が同時に上がれる特殊ルール「修羅の戦」が期間限定でリリースされました。
目次
ダブロンでなく2人以上上がれる平和的麻雀ルールの概要
というわけで今回考えたのがこちらです。
※ちなみに自分はクソゲーのたkると呼ばれていて作るゲームの半分くらいはクソゲーなんですが、これは残り半分の良ゲー(検証済)です。
基本情報としては、通常の麻雀ルールに以下を追加します。
- ツモの場合、ツモった人のみをその局から除外し続行
- ロンの場合、アガリの人と振り込んだ人のみを除外して続行
つまり仮に誰かが天和であがっても、16000オールを払いつつ、残りの3人で局を続行するイメージです。
で、細かいルールとしてはこんな感じ。
- 取り除かれた人は牌を裏向きにしてツモ切るマシーンと化す
- 聴牌連荘はなし。アガリ連荘は最初に上がった時のみ
- 誰かが上がった場合はノーテン罰符はなし
- ロンとポン、チー、カンは複合する
ちょっとだけ補足すると、①については、アガリを決めた人を完全にのぞくとツモ順が伸びすぎてしまうのでツモ切りします。ただ、表向きだと下家が無限に鳴けてしまうため、裏向きでアガリも鳴きもできなくしています。
また、②③についてはだいたい誰かが上がるので問題ないですが仮に流れたときの対処を規定しています。
④はどっちでもいいんですが決めの問題で、ロン牌をチーして続行(残りの2人で)をできます。
2人以上上がれる平和的麻雀ルールのメリットと戦術
で、以下の
- ツモの場合、ツモった人のみをその局から除外し続行
- ロンの場合、アガリの人と振り込んだ人のみを除外して続行
というルールですが、どんなメリットがあるのか?という点を解説します。
メリットとして大きいのは2つあり、
- 1局で2人以上が上がれるという点
- ベタオリしてても後で回復できるチャンスがある点
です。それぞれ簡単に解説します。
1局で2人以上が上がれるという点
まず一つ目の2人以上が上がれるという点ですが、これが大きな違いです。このルールだと最大4人まで上がることができます。(全員ツモの場合)
なので、例えば3巡目立直4巡目ツモとかでリーチ一発自摸のみの1000-2000をツモられても、その後、15順目くらいに跳満を積もれば、その局の収支はプラスにすることができるのです。
この辺の刻むか大きくいくかの駆け引きがアツいです。しかも、理不尽なアガリをされても、その人は勝手に除外されていって続行なので若干メンタルにも優しいです。
(あと単純にあがれるひとの数が増えるので主役になれる率が上がる!)
また、オーラスなどでは1000点で刻んできたトップ目に対して、満貫で逆転する!みたいな駆け引きもあって楽しいです。
ベタオリしてても後で回復できるチャンスがある点
2つ目の利点としては、ベタオリに救いがあるという点です。
どういうことかというと、普通の麻雀ではベタオリしていてもツモられたらそこで終わり。救いがありません。
しかし、このルールではツモられたらそのあとは非常事態は解除され、ノーリーチ者たちで局が続行となります。
なので、ツモられたあとの世界線を意識して完全なベタオリを避ける(回し打ちをする)べきか、それでもリスクを避けてベタオリするか・・・という駆け引きが面白味です。
とはいえ、ゼンツしてロンされるとアガリ者とともにゲームから除外となるため、その辺の押し引きも難しいところで上級者ほどわりとハマります。
麻雀の理不尽さ軽減ルール2:1段目のリーチを禁止
前項で紹介したルールは割とおすすめですが、ルールを自由にいじれないネット麻雀などでは実現が難しい面もあるかと思います。(雀魂は実装してきましたが)
なので以下ではネット麻雀でも仲間内の取り決めだけで実戦できる理不尽さ軽減ルールを紹介します。
それが「1段目のリーチ禁止」です。
1段目のリーチ禁止とは
1段目のリーチ禁止とは、6枚切りで考えたときの1段目(1〜6順目)でのリーチを禁止するルールです。
つまり6巡目までは仮に聴牌してもリーチをかけることはできません。
これにより、早いリーチから一発ツモで6000オール!みたいな理不尽を解消することが可能です。
このルールで起こりがちなこと
このルールには副産物があります。
それは
- 微妙な手をスリムに受ける
- 厳しい待ちでリーチをかけない
など麻雀の基本を知ることができる点です。
麻雀を始めて1〜2年くらいの時期は、何でも字牌から切ってしゃにむにリーチをかける(後手はベタオリ)という「量産型デジタル(あんまり強くない)」になりがちなので、このタイミングでこのルールをするとよりレベルアップが期待できるかもです。
ネット麻雀でも実現可能
ちなみにこのルールは、仲間内で「1段目のリーチはやめましょう!」と決めるだけで良いのでネット麻雀などでも実現可能です。
鳴きが入った場合も、1段目という区切りにしておくとわかりやすいのでおすすめ。(鳴きが入るとなかなかリーチが打てない)
初心者の指導にも最適な2人以上上がれる麻雀ルールをぜひ試してみよう!
という感じが今回紹介させていただきました2人以上上がれる麻雀でした。
これはわりと良ゲーなのでぜひ試してみてください。
初心者の指導とかにもいい感じです!(上級者はロンしない、とかにするとハンデ戦にもなる)
そんな感じ!ほかにもクソゲーでよければ色々レパートリーがあるので気になる方はコメントください。ではまた。良い麻雀ライフを!
https://majyan-item.com/3yakurule-majyan/
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- 第2回:麻雀の上がり方!ツモとロンを覚えよう
- 第3回:麻雀の主な役!まずはこれだけ3,5,7
- 第4回:牌効率の基礎!確率を上げる考え方
- 第5回:鳴き!ポンとチーで人から牌をもらう方法
- 第6回:役を狙う牌効率!6つのコースで解説
- 番外編:手積み麻雀ができるようになる方法
◆初級者から中級者になる6講座
- 第7回:ベタオリ!リーチを受ける手順とコツまとめ
- 第8回:相関図で麻雀役を全部覚えてみよう!
- 第9回:麻雀の点数計算やり方解説【符の数え方】
- 第10回:フリテンルール解説!ロンできない問題を解決します
- 第11回:麻雀の押し引きについて
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