鳴きの符計算を解説します。
面前はまあまあできるけど、鳴きになるとツモ符どうなんだっけ?とかが忘れがちポイントなので復習していきましょう!という回です。
では始めていきます、よろしくお願いします。
鳴きでもツモ符付きます!(2符)
符計算全体の話は以下の記事にまとめているので、鳴きとか関係なく、そもそも符計算わからねえ!という人は以下をどうぞ。
目次
面前と鳴きの符計算の違いについて

では早速鳴きの符計算を解説していきます。
基本は30符になりがち
まず前提としてですが、全ての「鳴き手」は30符がベースラインとなります。
面前だと、平和ツモは20、七対子は25、門前ロンは40とかありますが、鳴きはそういったのがなく全部30符〜です。
なので、特にアンコがたくさんあるとか、カンをしたとかでない限りは大体全部30符となります。
カンか暗刻でテンパネしがち
とはいえ、鳴きの手でも符が上がることはあります。
よくあるパターンとしては、
- 1、9、字牌の暗刻(手の中で3枚ができる)・・8符
- ツモ・・2符
- ペンチャン、カンチャン、単騎・・・2符
あたりの合わせ技で12符となり1つ上がるパターン。
鳴きの手で暗槓をすることはそんなにないので、3つ4つ上がるようなことはあまり多くなく、大体はテンパネ(1つ符が上がること)で対応できます。
鳴きの符計算一覧表
鳴き時の符計算を一覧にしました。
ベース | 20符(鳴き平和ロンは30符) ※基本符20ですが鳴きの場合は必ず最低30符〜となります。 |
---|---|
暗槓 | 1,9,字牌・・32符 2〜8・・・16符 |
明槓 | 1,9,字牌・・16符 2〜8・・・8符 |
暗刻 | 1,9,字牌・・8符 2〜8・・・4符 |
明刻 | 1,9,字牌・・4符 2〜8・・・2符 |
頭 | 役牌・・・2符 それ以外・・0符 |
ツモ、ロン | ツモ・・・2符 ロン・・・0符 |
待ち | カンチャン、ペンチャン、単騎・・2符 両面、シャボ・・0符 |
面前だとロンで40符となりますが、鳴きだとそれがありませんね。
特に何もないと大体は30符となります。
早見表のさらに細かい話は以下の記事をどうぞ。
[PDFあり]わかりやすい麻雀の点数表(符計算早見表)と計算方法の解説!覚えなくても大丈夫。
鳴きの符計算の間違いがち注意点と練習問題3選
という前提の上で実際に幾つかのパターンを見ていきましょう。
1.テンパネ?
まず第一問、こちらですが点数はどうなるでしょうか。
3pだとペンチャンになって2符、ツモでも2符つくのがポイントですね。
大体この形で8割はOKです。
2.トイトイっぽいやつ
続いてはトイトイ系のちょっと難しいやつです。
これも慌てず焦らず符を数えてみましょう。
シャボは符がつかないので0符ですが、アンコになるので9sなら8符となり、50符になります。
3.カンが入ったやつ
続いてはこちら。
めんどいけど、何ランクアップか?で考えるとやりやすいです。
足した部分で見ると5ランクアップなので、30⇨80符となります。
終わりに。鳴きの符計算は面前との違いに注意
そんな感じが鳴きの符計算でした。
面前と微妙に違う点(ロンに10符つかないなど)があるので注意しましょう。
ではまた。良い麻雀ライフを!
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[5分で簡単]麻雀の符計算、点数の数え方のコツを解説します(練習問題・早見表あり、初心者講座9)
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