麻雀をプレイしていると、このランダムクソゲーやってられるか!!!
となることもあるかと思います。
今日は、そんな人におすすめな、麻雀でより実力が出やすくなるルールを紹介します。
方針は大きく2通りあって
- 確率の要素を減らすか
- 確率に収束させるか
です。以下で詳しく解説します。
目次
麻雀を運要素を減らし実力ゲーにするための2つの方針
では麻雀の運ゲー要素を減らして、実力ゲーにするためにはどうしたら良いのでしょうか。
方法は大きく分けて2つあります。
- 確率の要素を減らす
- 確率に収束させる
それぞれ解説します。
確率の要素を減らす
まず一つ目の方法としては、確率の要素を減らすという方針です。これは直感的に理解しやすいかなと思います。
具体的なイメージでいうと、マインドスポーツ系でも将棋や囲碁などは完全情報ゲームと呼ばれ、運の要素がありません。
これは(相手の頭の中身以外の)全ての情報が場に見えているためです。
一方で、麻雀やポーカーなどは山札、相手の手牌などが見えないため、この点が不確定要素となり運(確率)の要素が発生します。
なので、この運の要素を減らして、将棋や囲碁などに近づけるというのは一つの手で、具体的には王牌をなくしたり、裏ドラをなくしたり、といった方針が有効です。
確率を収束させる
2つ目の方法としては、確率を収束させるというやり方です。
これはどういうことかというと、試行回数を増やすことで、運の上振れ、下振れの影響を少なくし、統計的に実力通りの確率に収まるようにしてしまおうという方針となります。
具体的にはポーカーがその実例で、1時間あたり400ハンド(麻雀でいう1局に当たる)を行うポーカーは、麻雀に比べ、より実力ゲーであると言われています。
なので、これを具体的な事例に当てはめると、
- 対局数を増やす
- 長期スパンで勝敗をつける
- 東風戦を行う
などがより実力ゲーになりやすいやり方です。
また、より高打点の手が作りやすい場を作るというのも一つの手で、赤ドラあり、サンマ(高打点が出やすい)などはより実力ゲーとなりやすいです。
※実は赤なしよりも赤ありの方が実力差が出やすい(運の要素が均等化しやすい)という説もある
実力ゲー麻雀を楽しみたい人のためのおすすめルール3選
ここからは具体的なおすすめルールを3つほど紹介します。
王牌無し麻雀
まず一つ目は「不確定要素を減らす」という方針として「王牌無し麻雀」です。この麻雀では本来ある14枚の王牌をドラ表示牌の1枚のみにします。
※裏ドラ、カンドラもなし
あとは普通に麻雀を打つだけですが、これにより
リーチした牌が王牌に眠っていた!
という要素がなくなるため、より読みの精度が試されます。
また、王牌がなくなったことで3〜4巡ほどツモが伸びるので、ベタオリして流局に逃げ込めるという確率も減ります。
かなり脳に負荷がかかるルールですが、やってみると割と楽しいです。
ドラ減点麻雀
続いてのルールは同じく確率要素を減らす麻雀ですが、ドラ減点麻雀です。
こちらでは本来なら持っていれば加点となるドラが、持っていると減点となります。
これにより、
ドラが配牌にあれば勝ち!
という運要素がなくなり、ドラをうまく外しつつうち回すことが求められます。
裏ドラありでマイナスになるというルールもパーティ要素としては面白いですが、実力ゲーという観点で言うと、裏ドラ無しの方が無難です。
ちなみに一つ目の王牌なし麻雀との相性も良いので合わせて実施するのもおすすめ。
17歩
最後は漫画カイジで行われている「17歩」です。
こちらでは試行回数を増やすことで実力ゲーに収束させようという方針となります。
17歩の詳しいルールについては以下の記事を参照いただきたいのですが、ざっくり解説すると、
- 手作りの要素がない
- すでにテンパイした状態で殴り合い
- 満貫以上のみ
こんな感じです。手作りにかかる時間を短縮できるため試行回数が増え、確率に収束しやすくなります。
ちなみに、17歩をそのままやると、初手の読み要素がほとんどなくて嫌と言う人は、手牌の半分をオープンにする鷲巣17歩などの特殊ルールもおすすめです。
その辺の話は全部以下の記事にまとめました。
デュプリケート麻雀
またそのほかでもデュプリケート麻雀というものもあります。
これは配牌とツモによる不平等感をなくそうというルールで、マインドスポーツ化を狙って世界の麻雀協会が作り上げたもの。
細かい話は以下の記事にまとめたので興味ある方はどうぞ。
ありありとなしなしはどっちが運ゲーなのか問題
ここからは余談なのですが麻雀業界でよくある議論の1つとして、
- ありあり(喰いタン、後付けあり)
- なしなし(喰いタン、後付けなし)
のどっちが運ゲーなのか問題があります。
これについても簡単に見ていきましょう。
基本的なスタンスとしては、
- 喰いタン、後付け・・・鳴きのスピードに影響
- 赤ドラ・・面前+鳴きの打点に影響
- 一発、裏ドラ・・・面前の打点に影響
といった感じになります。
じゃあどうなるんだ!という話でいうと、配牌による影響が最も少なくなるルールが最も実力ゲーに近いと言えます。
具体的にいうと
- なるべく仕掛けやすく
- 偶然性のある役は省く
が実力げーになるというのが自分の意見で、結論としては
- ありあり(喰いタン、後付け)+赤アリ、
- 一発裏ドラなし
が最も実力ゲーになると考えます。
そんな感じで余談終わり!
実力ゲーをプレイしたあと、運ゲーとしての麻雀の面白さがわかる
麻雀を実力ゲーにする方法としてはこんな感じです。ぜひ一度プレイしてみてください。
ハマる人はハマると思うし、そうじゃない人でも運ゲーじゃない麻雀をすることによって、逆に運ゲーとしての面白さ!みたいなところを再確認できるはずです。
あと、より特殊な卓設定はリアルよりゲームの方が得意な領域です。専用のゲームを買って、みんなでやるのも良いです。
そんな感じ。ではまた。良い麻雀ライフを!
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- 第6回:役を狙う牌効率!6つのコースで解説
- 番外編:手積み麻雀ができるようになる方法
◆初級者から中級者になる6講座
- 第7回:ベタオリ!リーチを受ける手順とコツまとめ
- 第8回:相関図で麻雀役を全部覚えてみよう!
- 第9回:麻雀の点数計算やり方解説【符の数え方】
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