麻雀役・八連荘(パーレンチャン)について解説します。
8回アガリ続けるという変わった条件のローカル役満です。
お疲れ様です、麻雀グッズ研究所のたkるです。
ローカル役シリーズということで今日は「八連荘(パーレンチャン)」を解説します。
以下で詳しく見ていきましょう。
目次
ローカル麻雀役・「八連荘(パーレンチャン)」とは?条件や確率を解説!
まずは「八連荘(パーレンチャン)」の概要を解説します。
基本情報
基本情報はこんな感じ。
名前 | 「八連荘(パーレンチャン)」 |
---|---|
点数 | 役満 |
鳴き | あり(8本場になった瞬間に成立なので鳴きとかではない) |
確率 | ローカル役のため不明 |
条件 | 親で8回連続であがる |
かなり難しい部類のローカル役満です。認知度は高め。
成立条件
続いては成立条件です。
親で8回連続であがること
というのが条件となっており、途中に流局を挟むとカウントは戻ります。
点数
点数は面前、鳴きともに役満(シングル)となります。
八連荘の点数
- 子:なし
- 親:48000点(16000オール)
まあ大体は8回連続して上がると自分はトップだと思いますが、さらに役満がもらえます。
ただしローカル役なので、採用されていなければ無力です。
あと本場(積み棒)は入らないのが一般的です。(16800オールではなく、16000オールとなる)
確率
確率についてはローカル役のため、詳しいデータはありません。
ただ、アガリ率を20%(1/5)と仮定しても8回連続は途方もない確率になります。
1回上がる率 | 1/5 (20%) |
---|---|
2回連続で上がる率 | 1/25 (4%) |
3回連続で上がる率 | 1/125 (0.8%) |
4回連続で上がる率 | 1/625 (0.16%) |
5回連続で上がる率 | 1/3,125 (0.032%) |
6回連続で上がる率 | 1/15,625 (0.0064%) |
7回連続で上がる率 | 1/78,125 (0.00128%) |
8回連続で上がる率 | 1/390,625 (0.000256) |
別名・英語名
別名としては以下のようなものがあります。
- 連荘八回
- 連荘八和
- 八和連荘
ちなみにローカル役なので英語名とかはないです。
ただし、『ムダヅモ無き改革』という漫画に置いて横文字で「エイトセンシズ」と呼ばれていました。
カッコよく行きたいときはこれを使いましょう!
「八連荘(パーレンチャン)」と相性の良い役、複合役は?
続いては「八連荘(パーレンチャン)」と相性の良い役を解説します。
相性の良い役
まずは相性の良い役です。
これは最もアガリに近いルートを辿れる役たちです。
相性の良い役としては、
などが挙げられます。
まあ配牌次第で一番いけそうなものを取って行きましょう。
複合役
続いては複合役です。
八連荘は8本場が成立した瞬間に上がり扱いになるので複合はありません。
強いて言えば7本場で天和とかを上がったら、役満を2回連続でもらうことになるので、ある意味ダブル役満と言えるかもしれませんね。
◆こんなイメージ
7本場:何かしらの役満(16700オール)
↓
8本場になった瞬間に八連荘成立、さらに16000オールを受け取る
…まあそんなことはほぼないですが(笑)。
下位役
下位役も特にありません。
「八連荘(パーレンチャン)」の上がり方、手作りのコツを解説
続いては「八連荘(パーレンチャン)」を実践で上がるコツを解説します。
安手でもとにかく上がる
コツとしては
とにかく安くてもよいから上がり続けること
この一点に尽きます。
例えば役牌の1枚目はスルーしたくなるかもですが、あと1枚が王牌に埋まっていることもあるので鳴きが有利です。
流局(荒局)は無効なので注意
また、八連荘をアガる上で注意しなくてはならない点があります。
流局を挟むとカウントが0に戻ってしまう
ということです。
例えば、最初(0本場)に流局聴牌をし、その後7連続であがって八本場になったとしても八連荘は成立しません。
実際に自分も雀魂(じゃんたま)において、8本場まで行ったことがありますが、1本場で流局を挟んでいたため、無効となりました。
わい、8本場まで積み、八連荘達成かと思ってわくてかするも、(始めの方で)1つ流局が混ざっていた模様・・・!ノーカウント・・・! pic.twitter.com/A4CCKPiEiF
— たkる@麻雀グッズ研究所 (@majyanyohinlabo) November 29, 2021
ルール的にもMリーグルールだったので元々八連荘はなしだったのですが、自分の中で達成ならずで悲しかったです!笑
なので八連荘を狙う人は流局しないように注意しましょう。
5本場以降の二翻(リャンハン)縛りにも注意
ちなみにこれもローカルなルールなのですが、「二翻(リャンハン)縛り」と呼ばれるものが採用されるケースもあります。
これは、5本場以降になったらアガリに必要な最低役数が2になるというルール。
ドラは含まず、それ以外で2役を作る必要があります。
◆二翻(リャンハン)縛りのルール
- タンヤオ、ドラ3→上がれない
- タンヤオ、平和→上がれる
このルールがある場合は、手作りが難しくなり流局しやすくなるので八連荘確率的には不利となります。
9回目以降は特になし
ちなみに八連荘を達成したあとの九本場以降は特にボーナスはありません。
なので適当に流してしまっても大丈夫です。
Twitterで活動する麻雀グッズクリエイター「八連荘(パーレンチャン)」さんって誰?
ちなみに「八連荘(パーレンチャン)」というワードを固有名詞として耳にした人もいるかと思います。
その場合はおそらく以下の人を指していると思われます。
こちらの八連荘さんは、麻雀系のデザインを手掛けるグッズ系クリエイターで、麻雀牌Tシャツなどを多数販売している人です。
SUZURIとかにショップがあるので麻雀用品系グッズが欲しい人はぜひ探してみましょう。
Twitter:@pa_ren8chan
終わりに。「八連荘(パーレンチャン)」の採用団体など
ここまで紅孔雀を紹介してきました。
ローカル役の中ではメジャーですが、ネット麻雀では基本不採用です。
咲-saki-では主人公・宮永咲の姉・宮永照が得意としています。
そんな感じ。
ではまた。良い麻雀ライフを!
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◆初心者から初級者になる6講座
- 第1回:麻雀とは?ざっくり概要を解説
- 第2回:麻雀の上がり方!ツモとロンを覚えよう
- 第3回:麻雀の主な役!まずはこれだけ3,5,7
- 第4回:牌効率の基礎!確率を上げる考え方
- 第5回:鳴き!ポンとチーで人から牌をもらう方法
- 第6回:役を狙う牌効率!6つのコースで解説
- 番外編:手積み麻雀ができるようになる方法
◆初級者から中級者になる6講座
- 第7回:ベタオリ!リーチを受ける手順とコツまとめ
- 第8回:相関図で麻雀役を全部覚えてみよう!
- 第9回:麻雀の点数計算やり方解説【符の数え方】
- 第10回:フリテンルール解説!ロンできない問題を解決します
- 第11回:麻雀の押し引きについて
- 第12回:手役読みの基礎!相手の狙い役を見抜く方法
- 番外編:【徹底比較!】オンライン・ネット麻雀のおすすめまとめ!
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