点数計算ができない人に向けた総合記事です。
- できないと一概に言ってもいろいろあるよね
- できないとどんな困ることがあるの?
- できない人がどうすればできるようになるのか?
みたいな話をしていきます。
各項目ごとで詳細記事へのリンクを貼っているので、それを見つつレベルに合わせて学んでいってください。
目次
点数計算ができないというけれど・・レベルはまちまち
一概に言っても実はステップがいろいろあります。
どのレベルなのかはきっちり把握しておきましょう。
(そうしないと教える側がズレた教え方をしてしまうため)
役がわからない
まずここが第一ステップです。
役もわからない
という人は役はわかるになりましょう。符計算とかはまだ早いです。
>>【5分で覚える基本役!】麻雀初心者が覚えるべき出る順15!【麻雀講座3】
30符だけわかる、満貫以上はわかる
続いてが一部の形だけピンポイントでわかる人です。
「一番安い手は1000点、役牌のみとかがそうなる(のはわかる)」
「満貫以上は言える」
という人です。
30符は1000、2000、3900、8000(7700のケースも)と1000点を基準に大体2倍になってるのでわかりやすいですね。
このステップの人は次に
- 30符の早見表(まだの人は)
- 平和ツモの20符
- 七対子の25符
- 面前ロン(リーチ系)の40符
を覚えましょう。
>>[5分で簡単]麻雀の符、点数計算の数え方を解説します(練習問題・早見表あり、初心者講座9)
よくある形(20~40符)はわかる(テンパネするとわからない)
次が
よくある形(20~40符あたり)はわかる
です。
例えば、リーヅモドラ1で1000-2000みたいなのは言えるけど、テンパネするとわからない!みたいな感じ。
このレベルの人は符計算の基礎を学びましょう。
>>【意外と重要!】麻雀の符計算「テンパネ」の話!貰える点数が少し増えるルールです。
70符、110符とかになるとわからない
それはもう大体できてる人です。
70符とかは実戦でもあんまり出ないので問題集とかで練習するのがおすすめ。
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点数計算が徐々にできるようになるための方法
点数計算が徐々にできるようになるためにはどうすれば良いのでしょうか。
- 実戦で温度感を覚える
- 座学で理論を学ぶ
- 実戦で言えるようになる
どのステップでもこの3ステップの繰り返しとなります。
座学だけで覚えることも無理ではないですが難易度が上がります。
実戦で温度感を学ぶ
それぞれ解説すると、まず実戦でどんな手が高くてどんな手が安いのか、みたいな感覚を覚えましょう。
メンタンピン三色ドラドラ
とか大体高いなみたいなそんなレベルです。
これにより、符計算が不要なポイントなどがわかるようになります。
いきなり座学から入ると眠くなるので注意。
>>ネット麻雀の覚え方!初心者が独学でネトマデビューする方法
座学で学ぶ
次になんとなく実戦で得た経験を座学で体系化しましょう。
パターンマッチングだけでマスターすると、例外的なケースで異なる結果で覚えてしまうことがあります。(筆者の経験談)
なのである程度パターンがわかってきたら、ここらで点数計算本などを使いましょう。
実戦で言えるようにする
続いて実戦で言えるようになりましょう。
座学で30符を覚えたら、30符だけは確実に言えるように!みたいな感じで徐々に言えるパターンを増やします。
ネット麻雀でも頭の中で宣言してみるなどをするのがおすすめ。
練習問題を解くのもありです。
>>鳴きの符計算のコツ。基本は30符、ツモや待ち、暗刻や槓子のハネに注意しよう!
点数計算ができないとどうなるの?
点数計算ができないとどう困るのか、みたいな話を解説します。
困るポイントがわかった方がやる気も出るかなと思ったので付けました。
リスクとしては以下のようなものがあります。
点数がわかる人がいないと麻雀が打てない
まず1つ目の困るポイントはリアル麻雀での実用性です。
ネット麻雀ではCPUが勝手に計算してくれるので誰も点数計算ができなくても大丈夫ですが、リアルの麻雀では誰かが計算をしないといけません。
なので、わからない人だけで雀荘に行くと、誰も計算ができずになんかふわっとした感じになってしまいます。
基本的に雀荘店員は点数計算のサポートはしてくれないため、ここは仲間内の誰かがマスターしておく必要があります。
一応アプリなどもあるけど精度は微妙↓
>>【写メるだけ!】点数計算を自動で行う画像認識アプリ「麻雀カメラ」をレビュー!実用不可でした
あとは符計算なしのルールをプレイするなどもあります。
僅差のオーラスで競り負ける
いや、ネット麻雀派だからリアルの話はどうでもいいんやわ。って人にも点数計算は必要です。
なぜかというと、点数計算ができないと僅差のオーラスで勝てないからです。
例えば、他家と1500点差で負けているとき(ともに子として)、
300-500(30符1翻)だと1400点で逆転できないですが、400-700(40符1翻)なら1900点差が詰まり逆転できます。
この辺の細かい計算は成績に直結するため、点数計算は勝つために重要です。
>>麻雀オーラス用「点差・逆転条件早見一覧表」を作りました。【直撃、ツモそれぞれ】
フリーで「ちっ」って言われる
あとはフリー雀荘に行こうと思っている人は点数計算ができないと「嫌な思いをする可能性」があります。
フリーは知らない人と麻雀を打つ場です。
中には悪いおじさんとかもいて、負けてくると機嫌が悪くなる人などもいます。
点数計算ができない人が勝っていると、「点数計算もできねえくせによ!」みたいな捨て台詞を喰らうことになりかねません。
また、そうでなくても点数計算ができない人がいると、その人の点数計算は誰かが代わりにやらなくてはならずやや迷惑でもあります。
できないよりはできたほうが良いです。
(ルールとしては、お店にもよりますが、点数計算ができないけど大丈夫ですか?と聞いていいよ!となればOK)
>>フリー雀荘の麻雀マナーまとめ!覚えておきたい暗黙ルール13選!
手作りの面白さが知れない
あとは麻雀の真髄に近づけません。
点数を突き詰めるとシビアに確率を計算する必要がありますが、点数計算ができないと、カンをすべきかどうか、などの判断ができないですよね。
麻雀を極めようとという人は念の為110符までマスターしておきましょう。
終わりに。点数計算は麻雀に本気になった段階で学ぼう!
そんな感じが点数計算できない問題でした。
まあ点数計算は麻雀の中では後の方に覚えれば良い話でもあります。
最初は手を作る楽しさとかを覚えて、さらに極めたい!と思ったら学んでいくくらいが良いかと思います。
ただできると一人前なので、そのうち覚えていきましょう。
ではまた。良い麻雀ライフを!
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◆初心者から初級者になる6講座
- 第1回:麻雀とは?ざっくり概要を解説
- 第2回:麻雀の上がり方!ツモとロンを覚えよう
- 第3回:麻雀の主な役!まずはこれだけ3,5,7
- 第4回:牌効率の基礎!確率を上げる考え方
- 第5回:鳴き!ポンとチーで人から牌をもらう方法
- 第6回:役を狙う牌効率!6つのコースで解説
- 番外編:手積み麻雀ができるようになる方法
◆初級者から中級者になる6講座
- 第7回:ベタオリ!リーチを受ける手順とコツまとめ
- 第8回:相関図で麻雀役を全部覚えてみよう!
- 第9回:麻雀の点数計算やり方解説【符の数え方】
- 第10回:フリテンルール解説!ロンできない問題を解決します
- 第11回:麻雀の押し引きについて
- 第12回:手役読みの基礎!相手の狙い役を見抜く方法
- 番外編:【徹底比較!】オンライン・ネット麻雀のおすすめまとめ!
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