最近のフリー麻雀は、赤ドラ、一発、チップなどがあるのが主流で、競技麻雀に比べるとかなりインフレしています。
しかし、バブル期のマンション麻雀などのルールに比べると、大人し目であるとも言われています。
麻雀は頭脳のゲームで、確率通りに打ってきっちり勝つことが重要ではありますが、たまにはパーッとバブリーなゲームを楽しみたいときもあるのではないでしょうか。
そこで、今日はバブル期に流行ったインフレルールを紹介します。
インフレしてない麻雀ルールについてはルールカテゴリーを参照ください。
目次
インフレルール1:アリス麻雀
和了時に点棒の他にアリスと呼ばれるチップをもらえるルールです。
対象はリーチして和了した場合で、アリスありではドラ横を順にめくっていきます。
めくった牌が手牌にあれば次をめくり、手牌にない牌が出るまでめくり続けます。
◆アリスありであがったとき
ドラ横をめくり・・
- 手牌にある牌が出た
⇒ 次をめくる - 手牌にはない牌が出た
⇒ 終わり
このときに、めくった枚数に応じてチップを受け取るルールです。
またこのアリスを採用しがちなサンマルールとして東天紅(とうてんこう)も有名。
インフレルール2:ビンタ麻雀
続いてはビンタです。これは焼き鳥に似たルールです。
どのくらいインフレするのかは以下を参照ください。
ルールとしては、まず簡単に言うと、自分より順位が上位の人に点数を支払い、自分より下の順位の人から点数を貰います。
特徴は、支払う額は終局時に原点を上回っているか、下回っているかにより払う点数が変わるという点。
原点を上回っている場合は、ビンタ分だけを上位に支払い、下回っている場合は上回っている人にビンタの2倍を支払います。
例えば300ビンタで25100点の2着だった場合、1着に300を支払い、3着4着がともに原点以下だとして600ずつもらうので、差し引き+900となります。
一方、24900点の2着だった場合、1着に600払い、3着4着から300ずつもらい差し引き+0となり、原点を上回るか下回るかが非常に重要です。
漫画むこうぶちでよくこのビンタ麻雀が描かれるので気になる方は読んでみてください。
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インフレルール3:割れ目麻雀
ドラ表示牌などが存在するワン牌とツモ山の境目がある位置の人の点数が2倍になるルールです。
この王牌とツモ山の境目を割れ目といい、その割れ目が目の前にある人は、和了時の得点と、振り込んだときの得点がともに2倍になります。
親の場合は、親による加点と割れ目による加点が複合するため、かなりスリリングな状況となります。
つまり、割れ目時にいかに大物手を和了できるかが勝負のカギなんです。
麻雀バラエティ番組「われめdeポン」で一躍有名になりましたが、あまりにもインフレしすぎているため雀荘などでは採用されなかったようです。
インフレルール5:赤ドラ4枚麻雀
現代の主流はマンピンソウの5にそれぞれ赤牌が1枚ずつの赤3枚の麻雀ですが、これをもう一枚増やして5pを赤2枚にした赤4枚麻雀があります。
たった一枚で何が変わるんだと思う人もいるかと思いますが、一度やってみてください。
手牌の良さが段違いです。
また、赤5pが2枚あることで赤5p狙いや、赤5p切りの3-6p待ちなど、駆け引きの幅が広がります。
雀魂にもそんなのあり↓
>>【超インフレ!】雀魂の「ドラさんモード」をプレイしてみたレビュー!
インフレルール6:出目金(デメキン)
続いては出目金と呼ばれるルールです。
麻雀スクイズにて採用されていたルールで、アガリが出た際、サイコロを2つ降って合計値分だけ祝儀を付け加えるという超インフレ制度となっています。
- 例:出目の合計が「12」・・祝儀12枚追加
- 出目が1のゾロ目(ピンゾロ)・・祝儀20枚+もう一度振り
- 出目がゾロ目・・出目の枚数分+もう1回振れる
- 1発か三倍満以上なら祝儀は2倍
参考動画
インフレルール7:少牌マイティ
続いては少牌マイティです。
このルールでは手牌は待ち番12枚、手番時13枚となります。
足りない1枚は自由に補ってよく、マイティ牌となるため、手組みの自由度が高く高打点、かつ即効性のあるゲーム展開になりがち。
詳しい話は以下の記事をどうぞ。
【特殊麻雀】少牌マイティのルールとおすすめの練習法まとめ。イーシャンテン牌で形を覚えよう
インフレルール8:九州麻雀(ドラ爆白ぽっち)
続いては九州麻雀です。
これは赤ドラが増えるイメージです。
現代麻雀では、赤五筒・赤五索・赤五萬の牌に赤ドラが入ることが多いですが、九州麻雀ではさらに赤三筒・赤三索・赤三萬がドラになっているんです。
つまり赤5ドラ3枚、赤3ドラが3枚だと、計6枚になり、かなりドラ爆な麻雀となります。
あと光り輝く十字架みたいなやつは白ぽっちです。
白ぽっちとはリーチ一発目にツモってくると必ず上がりになるオールマイティ牌のこと。普段はただの白と変わらず。
ちなみにこの3のドラと白ぽっちは自動卓のAMOSJPシリーズのオプションで付けられます。
>>全自動麻雀卓 AMOS JPシリーズ 専用 九州仕様牌(Yahooショッピング)
あともうちょい小さいサイズがいい人はセンチュリー牌もおすすめ!
手積み用で買いたいという人は「天和」の別売りセットとかでも九州麻雀用赤牌セットがいける模様!
インフレルール9:銀河麻雀
特殊ルールの中でも最難関と言われるのがこちらの銀河麻雀です。
ルールは各牌の1枚が色自由となるというもの。
つまり銀河5sは5pにも5mにもなれます。
詳しくは以下の記事をどうぞ。めっちゃ難しいですw
銀河(ギャラクシー)麻雀とは?色を跨ぐ激ムズ宇宙ルールを解説!
インフレルール10:三色サンマ
続いては字牌のない代わりにマンズが入った三色サンマです。
ほぼノーガードの殴り合いで、リーのみは役満みたいなルールも多いのでインフレもします。
インフレルール番外編!常に一色なバンブー麻雀
最後に番外編として、バブル期ではないですが、バンブー麻雀というものもあります。
これはソウズだけを用いた2人麻雀です。
つまり常に清一色!
清一色の待ちを確認するトレーニングとしても用いられるので苦手な人はぜひどうぞ!
インフレルール11:フィーバー麻雀
続いてはフィーバー麻雀です。
7をアンコでリーチをかけると、他家は全員ツモ切りとなり、その間何度でも上がれるというルール。
詳細は以下の記事をどうぞ。
フィーバー麻雀とは?7のアンコでタコ殴りにできるインフレルール
最新のインフレ麻雀!雀魂のドラさんモード
あと2020年8月に雀魂にドラさんモードというのが追加されました。
これは何かと言うと、いきなりドラが3枚めくれているというルール。(しかもカンすると普通に増える)
たぶん今までで一番インフレしているルールです。
まとめ!たまにはインフレルールで麻雀を打つのもまた乙なもの!
麻雀のルールも時代背景を反映しているようで、バブル期にはインフレして、その後はデフレ気味になっているみたいです。
オリンピックなどでアメリカ麻雀とか流行りだしたりしたら面白そうですね。
ぜひプレイしてみてください。
ではまた。良い麻雀ライフを!
麻雀初心者講座、開幕!
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全編無料なのでこの機に麻雀の勉強をしてみよう!という人はぜひ参考にしてください。
◆初心者から初級者になる6講座
- 第1回:麻雀とは?ざっくり概要を解説
- 第2回:麻雀の上がり方!ツモとロンを覚えよう
- 第3回:麻雀の主な役!まずはこれだけ3,5,7
- 第4回:牌効率の基礎!確率を上げる考え方
- 第5回:鳴き!ポンとチーで人から牌をもらう方法
- 第6回:役を狙う牌効率!6つのコースで解説
- 番外編:手積み麻雀ができるようになる方法
◆初級者から中級者になる6講座
- 第7回:ベタオリ!リーチを受ける手順とコツまとめ
- 第8回:相関図で麻雀役を全部覚えてみよう!
- 第9回:麻雀の点数計算やり方解説【符の数え方】
- 第10回:フリテンルール解説!ロンできない問題を解決します
- 第11回:麻雀の押し引きについて
- 第12回:手役読みの基礎!相手の狙い役を見抜く方法
- 番外編:【徹底比較!】オンライン・ネット麻雀のおすすめまとめ!
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