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【麻雀役解説・三色同順】ウナギのようにすり抜ける不確定役のアガリ方

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麻雀役に三色(サンショク)と呼ばれる役があります。

厳密には三色同順と三色同刻の2種類がありますが、大抵は三色同順なので、単に三色といった場合は三色同順のほうを指します

今日は、この三色同順という役についてお話ししていきたいと思います。

麻雀役・三色同順とは何か!2つの三色の違いについて

三色という役について解説していきます。

冒頭でも述べましたが、三色という役は三色同順と三色同刻に分かれます

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成立条件として、萬子、筒子、ソウズでそれぞれ同じ数字の組み合わせを作るという点ではどちらも同じですが、222m、222s、222pというように同じ牌で3つメンツを作ったものを三色同刻、123m、123s、123pというように横並びの階段でメンツを作ったものを三色同順といいます。

点数は面前ではともに2翻役ですが、三色同順の場合は鳴くと1翻役となります。(三色同刻は鳴いても2翻役のまま)

三色同刻はメンツの並びが垂直方向であるため「縦の三色」と呼ばれ、三色同順はメンツの並びが水平方向であるため「横の三色」とも呼ばれます。

まあ、ただ実際に出てくる確率でいうと、まあ90%くらいは横の三色となるため三色と言われたら大抵は三色同順を指すと思っておいて間違いはないです。

縦の三色については以下を参照ください。

三色って何色なのか?色の三原色(マンピンソウ)です。

ちなみに、三色って何が三色なのかというと、萬子、筒子、ソウズがそれぞれ赤、青、緑であるため、この3つの色という意味で三色と呼ばれています。

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この赤、青、緑というのは掛け合わせると白になる「光の三原色」ですね。

ちなみに全然関係ないですが、大三元の構成色である白、赤、緑を合わせると黄色になるそうです。

色に関連する役としては、他にも役満役である緑一色などもあります。

面前の三色同順の作り方!するっと逃げるウナギのようなもの

では、実戦でどうやって三色を使っていくかという話をしていきます。

内容は以下の通り。

・三色を面前で習って作るのは難しい

・鳴きの三色は役を確定させろ

・一通と三色同順の二者択一の鳴きも有効

ではそれぞれ見ていきます。

面前三色は狙って作るのが難しい

まず前提ですが、鳴きを使わずに三色を狙って作るのはけっこう難しいです。

というのも、麻雀では基本的に両面待ちを目指して聴牌系を整えることが多いため、三色が付かない方の受け入れが絶えず存在するからです。

例えば、以下のような手では、

123m23p23789s白白西

三色になるのは、23pの受け入れで1pが入り、かつ23sの受け入れでも1sが入った場合です。

なので1と4の受け入れ確率が同じとして単純に計算すると、1/2×1/2で25%しか三色が成立しないということになります。

三色はウナギのような感じで、一見三色っぽい手でもうまく掴んでおかないとするっと抜け落ちてしまう上級者向けの役です。

ただ、面前で和了できれば2役と大きく、しかも平和や、タンヤオリーチなどのほかの役とも絡みやすく、高打点につながりやすい役でもあるのでしっかり意識しておきましょう。

じゃあどうすればいいんだ!という話ですが、ぶっちゃけ面前では三色を意識しておくくらいしか対策はないです。

抜けるときは抜ける、できるときはできる、といった感じで、無理に三色を決め打ちするよりは、流れに身を任せて広く取るほうがオススメです。

鳴きの三色同順は待ちを固定せよ

逆に鳴きの場合は、三色はしっかりとらえていくことが重要になります。

例えば、以下のような鳴きをした場合では、

1388m23789s 123pチー

例え、4sをツモって来てもツモ切る覚悟が必要です。

というのも、4sが手にある以下の状態では1sが出ても鳴けないからです。

1388m234789s 123pチー

※1sを鳴いて4sを切ることができない

なぜダメなのかというと「食い変え」という違反に引っかかるから。

食い変えというのは23の形で4を鳴いて1または4を切るような鳴きのことを指します。

これは、元々できていたメンツをツモを回避する目的のためだけに切ったとみなされ、違反行為となるのです。

ちなみに、123456みたいな形で7を鳴いて1を切るのはOKです。

話を三色に戻すと、この喰い変えにならぬよう鳴きの三色においては、要らない牌は先に切っておく必要があるのです。

一通と三色同順の二者択一の鳴きも有効

鳴きの三色同順の使い方として、敢えて複合しない一通とともに使うというやり方もあります。

どういうことかというと、以下のような手で「1」を鳴くと、手の伸び方次第で一通にも三色同順にもなりえる形です。

2346899①②一三三白

ここで「1」を鳴くと

46899①②一三三 123チー

となり、「5」「7」が入れば一通、「二」が入れば三色とどちらにも進める!

そしてその両者は有効牌の種類が異なるので、かなり広く受け入れを取ることができます。

また、相手から見ても一通なのか、三色同順なのかが絞りづらく、いやらしい鳴きとなるのです。

悪配牌だけど、何とかアガリたいオーラスなどに有効な戦術!

相手の三色を見抜く方法!1鳴きして可能性が残っていたら警戒

続いては、相手が三色を使ってきた場合に、それを見抜く方法についてです。

これは鳴きの場合に読むことが可能で、どうやって読むかというと、相手が鳴いている部分を含む三色の可能性を考えます。

例えば、7をチーして789で鳴いてきたら、「789の三色があるのかな?」くらいに考えておけばOK。

簡単ですね。

ただ大体は役牌とかタンヤオとかの方が確率が高いのでそっちを優先して考えて、全部可能性がないという時に三色を疑うと良いです。

三色同順と相性のよい役

最後に三色同順という役と相性のよい役をいくつか紹介していきます。

三色同順は基本的には染め手系、対々和系、一通以外なら何にでも併せられる使い勝手のよい役なので高打点を狙うときなどに重宝されます。

中でも個人的に相性が良いと思うものが以下の3つです。※リンクは役の詳細解説に飛びます。

1.タンヤオ

2.純チャン

3.平和

それぞれ簡単に説明すると、タンヤオと純チャンは三色同順でそれぞれ345、123などの面子を3種類作るので、あと一つの面子と頭をタンヤオかチャンタ系かで合わせればすぐに複合出来て便利です。

また、平和も意外と絡みやすいです。

ただ平和の場合、以下のような待ちの片方でのみ三色になるみたいな形だと、安めが出てしまうこともあり、あとは運に任せるしかないという場面もあります。

2399二三四六七八②③④

こういった高め三色の場合、一般に外側が高めのときは出やすいとされています。

(↑図でいうと、1と4が待ちですがより外側(端牌)である1が高め三色なので出やすい)

まあ、一般論なので場の状況などにもよりますが、覚えておくと役立つ知識です。

終わりに

三色同順は高打点には欠かせない主力艦隊みたいな役なので、ぜひしっかりとらえて、跳満・倍満を仕上げていきましょう!

ではまた。良い麻雀ライフを!


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